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きっと、いつまでも特別な街。

ふと「行きたいなぁ」と思う場所って、それぞれにあると思う。
私の場合、それは京都市内。
やはり好きだから行きたいと思うのだけど、”ここが好き!という特定の何かがあるわけではない。
”好き”は至るところに点在している。

新旧問わずのれんがかかっているお店が多く、そののれんが実はお洒落なこと。
どこからかふわっと香ってくる、色まで見えそうなお香の匂い。
毎日綺麗に整えられている、帽子とよだれかけを着けたお地蔵様に手を合わす人々。
信じられないような蒸し蒸しした夏も、足から全身を凍らせるような冬も、嫌になっちゃうくらい京都っぽくて嫌いになれない。
そしてそういう細やかな事柄には大体、付属した思い出がある。

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住んでいたのは10年以上前で、そうなるとやはり街は変わっていく。
もちろん私も、当時からは随分変化している。
あの時同じ市内に住んでいたのに知り合っていなかった二人が、その場所にある互いの思い出を語りながら、共に歩いている。それが感慨深い。


京都市内が私にとって特別な場所なのは、幸せな思い出が圧倒的に多いからなんだろうな。
そしてそれは、古いものを残しながら新しく更新されてゆく。
だからきっと、いつまでも特別な街。
そういう場所があること、そういう場所にしてくれる人たちに出会ってこれたこと。それらに心から感謝を覚える。


昔も今も、私は幸せだ。
そしてそれはきっと、これからも。

お読みいただきありがとうございました!
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