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#岩波新書
知っておきたい地球科学 : ビッグバンから大地変動まで (鎌田 浩毅)
(注:本稿は、2023年に初投稿したものの再録です。)
いつもの図書館の新着本リストの中で見つけた本です。
著者の鎌田浩毅さんの本は今までに「世界がわかる理系の名著」「一生モノの勉強法」等を読んでいます。
京都大学名誉教授というタイトルのわりにはちょっと規格外的な鎌田さんの雰囲気に惹かれて、この本にもトライしてみました。
私は、高校時代 “文系” だったので授業で習ったのは「化学Ⅰ」
検証 政治改革 なぜ劣化を招いたのか (川上 高志)
(注:本稿は、2022年に初投稿したものの再録です。)
いつもの図書館の新着本リストの中で見つけた本です。
興味を惹いたタイトルではありましたが、何より、著者の川上高志くんが大学時代の友人だったというのが手に取った最大の要因です。
大いに期待して読んでみたのですが、予想どおり重要な論点を押さえつつ、しっかりした立論が展開されていました。
まず、著者は、本書で検証を試みた対象である「平
ジョブ型雇用社会とは何か : 正社員体制の矛盾と転機 (濱口 桂一郎)
(注:本稿は、2021年に初投稿したものの再録です。)
いつも利用している図書館の新着書の棚で目に付いた本です。
「ジョブ型雇用」は、新型コロナ禍対策のひとつであるリモートワークの進展に伴い、日本企業においても導入が加速されつつありますが、私としてもその概要程度は頭に入れておこうと手に取ってみました。
著者の濱口桂一郎さんは労働法・社会政策の専門家です。
その立場からの、昨今の関係論
日本問答 (田中 優子・松岡 正剛)
(注:本稿は、2021年に初投稿したものの再録です。)
変わったタイトルだったので目に付きました。
松岡正剛さんも著者のひとりということで挑戦することにしました。対談の相方は社会学者(法政大学総長(注:当時))田中優子さんです。
まさにお二人ならではのとても面白そうなテーマの対談だったのですが、私にとってはちょっと荷が重すぎました。著者と読者の持っている基本的な知的素養の量と質があまり
戦争と検閲 ― 石川達三を読み直す (河原 理子)
(注:本稿は、2015年に初投稿したものの再録です)
夏になると「戦争」に関する本を1冊は読もうと思っています。
そんな中、いつも行っている図書館の新着本の棚で目についたので手に取ってみました。
著者の河原理子さんは朝日新聞の記者とのこと、ある取材で石川達三氏の子息である石川旺さんと出会ったのが本書を記すきっかけになったそうです。
発禁処分を受けた「生きている兵隊」という石川達三氏の作
被災弱者 (岡田 広行)
(注:本稿は、2015年に初投稿したものの再録です)
「決して忘れてはいけない記憶」というのも正しくないでしょう。
それは、まだ「過去のもの」になっていないからです。まだまだ、多くの被災者の方々にとっては “現在進行形” なのです。
本書では、未曾有の被害をもたらした東日本大震災の復興から取り残されている人々の今の姿(注:2015年時点)や、被災者支援のために、今なお様々な分野で尽力して
ものの言いかた西東 (小林 隆/澤村 美幸)
(注:本稿は、2014年に初投稿したものの再録です)
何かの書評を読んで気になったので手に取ってみました。
従来からよく語られる「方言」の地域差とかではなく、もっとベーシックなレベルである「ものの言い方」を切り口に、多くの事例を紹介しながら地域文化論を展開しています。
そして、その地域差には、関西圏・関東圏・東北圏・九州圏等の区分において一定の傾向があったとのことです。この指摘はとても
欧州のエネルギーシフト (脇阪 紀行)
(注:本稿は、2014年に初投稿したものの再録です)
ちょっと読む本が切れたので下の娘に相談したところ「これはどう?」と出してきてくれた本です。
高校の先生から勧められたとのことですが、新品同様の外観からみると、どうも読んだわけではないようですね・・・。
内容は、原子力発電への姿勢をはじめとして再生エネルギーへの取り組み等について、主要ヨーロッパ各国の対応を実際の現地取材により明らかにし