鎌田浩毅

『富士山噴火と南海トラフ』(鎌田浩毅、講談社)

『富士山噴火と南海トラフ』(鎌田浩毅、講談社)

あらすじ富士山の噴火発生を未来小説の形で再現することから本書は始まる。それから具体的な話へと移っていく。 1つは噴火の被害について。火山灰はどこまで飛散するのか、それによる人的・物的な被害や影響にはどのようなものがあるのか。そして、シャベルですくって袋に詰め、他の場所へ持っていくしかないという処理上の問題について述べる述べられていた。 噴火が起こると火山灰以外にも、噴石や火山弾など、様々な噴出物が噴き出る。これらの中には、とにかく安全なところまで逃げることくらいしか有効な

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生の身と心を躍らせ、観る。

生の身と心を躍らせ、観る。

芝居は生身が、 「ある場所でその時だけ」 の現象。 ダンシング・ナレッジ(演知)は、 生の身と心を躍らせ、 生の身を通じて、 感じ、発見し、 触発させていく知。 舞台中を疾走し、 3mジャンプし、 よき朗々と台詞言い回す。 ふと、 「わあ、今日幸せだな」 至福体験も生み出す。 ライアル・ワトソン、 読みたくなってきた。 「劇空間を生きる」 #野田秀樹 #鎌田浩毅 #ダンシングナレッジ #ライアルワトソン #離見の見

これからの人生で「ある」と想定した方が良い:読書録「首都直下地震と南海トラフ」

これからの人生で「ある」と想定した方が良い:読書録「首都直下地震と南海トラフ」

・首都直下地震と南海トラフ 著者:鎌田浩毅 出版:MdN新書 業務でBCPの見直しみたいなことに着手してるので、その背景となる知識のアップデートとして一読。 作者は京大の教授で、その退官記念のつもりで本書を執筆(正確には東日本大震災後に海砂作品を大幅加筆修正)されたようです。 Clubhouseで成毛眞さんと対談してるのを聞いて購入してみました。 <知識>的なところで言うと、こんなまとめでしょうか。(正確なところは覚え違いもあるかもしれませんが、ザックリとは) ①東日本

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火山の国で生きている

火山の国で生きている

火山はすごい、という京大の先生が書いた本を読んだ。 たしかに火山はすごくて、面白い。火山のことなんて全然知らなかったけど、火山学を研究する世界中の先生にとっても火山というものはまだまだ謎に包まれているようだ。 火山学者は命を削って命を守る 火山学は生活に密着したものだ。 もし火山に動きがあり、住民を避難させねばならないとなったとき、火山研究者は火山活動が始まる前の予知、いつまで続くのかの予測、終息したと判断できる時の3つを議論し、自治体と連携して発信しなければならない。け

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2月の余震は1つの警鐘に過ぎない——「4つの大震災」が日本に迫っている|鎌田浩毅

2月の余震は1つの警鐘に過ぎない——「4つの大震災」が日本に迫っている|鎌田浩毅

地震、大火災、噴火、津波……。「密」をやめて被害を減らせ。/文・鎌田浩毅(京都大学大学院教授) <summary> ▶︎地球科学では「長尺の目」が必要とされる。その長尺の目で見ると、東日本大震災はまだ続いている ▶︎首都直下地震の問題は、強震動による直接被害だけではなく、複数の要因で巨大災害になること ▶︎富士山は若い活火山で、人間に置き換えてみれば小学生くらい。「育ち盛り」なので今後、必ず噴火する 鎌田氏 地球科学は「長尺の目」 マグニチュード(M)9.0という地球

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演劇は問いであって答えではない

演劇は問いであって答えではない

野田秀樹・鎌田浩毅『劇空間を生きる』を読んでいます。 他の人は違うかもしれないけど、俺は、"演劇というのは「問い」であって、「答え」ではない"というのを最近、確信している。だからよく質問されるけど、「これは何を言おうとしていたんですかね」という問いには、俺はやっぱり答えは言えないんだよね。 だからむしろ、こっちが聞いているというか。 (P.156) 最近、演劇でも映画でも本でもそうなんですけど、「で、結局何が言いたいの?」みたいな感じで、すぐに結論、答えを求めてしまいます

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鎌田浩毅さんのオヤジの話。

鎌田浩毅さんのオヤジの話。

著名人が父親との思い出を回顧します。今回の語り手は、鎌田浩毅さん(京都大学教授)です。 好きなことより、できること 道路会社の技術屋をしていた父は、あまり家に帰らなかった。機械部という部署に属し、会社の機械が故障しかけるとすぐに飛んでいった。家族の体調より機械の機嫌をずっと気に掛けていた。 帰宅すると自動制御という機械工学の本を読み、何やら紙に図面を描きながら細かく数字を書き込んでいた。パソコンはおろか電卓もない時代で、計算尺というプラスチック製の簡易器具を駆使して長大

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本

造詣と言えるほどの知識はないが、科学という分野が好きでたまにこういう本を読んだりもする。 物事は面白いもので、全く違うナニカが繋がりを見せる。それに気付く一瞬の刺激は何ものにも代えがたい。最後に読んだのもブルーバックスの何かだったと思う。たぶん素数の不思議とかそういうのだ。 ここ数年はラノベに手を出してしまい、直近で俺ガイルを読んでいたのだが、どうしてもアニメで完結したいという思いもあり途中で読むのをやめ、次の作品に対し二の足を踏んでいたところだった。 そこで訪れたコロナ禍

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LINENEWS朝日こども新聞連載「ドラゴン桜2×朝日小学生新聞&朝日中高生新聞『2020年教育改革・キソ学力のひみつ』」  京都大学大学院人間・環境学研究科教授鎌田浩毅「打ち込める目標が見つからない時はどうすればいい?」

【掲載中】 LINENEWS朝日こども新聞連載「ドラゴン桜2×朝日小学生新聞&朝日中高生新聞『2020年教育改革・キソ学力のひみつ』」 京都大学大学院人間・環境学研究科教授鎌田浩毅「打ち込める目標が見つからない時はどうすればいい?」

火山学・地球科学の鎌田浩毅に、 子どもも大人も使える、面白くてタメになる学びのノウハウと思考法、 開陳いただいてますよ。 #鎌田浩毅 LINENEWS朝日こども新聞連載「ドラゴン桜2×朝日小学生新聞&朝日中高生新聞『2020年教育改革・キソ学力のひみつ』」 9月は2、4、7、9、11日配信 京都大学大学院人間・環境学研究科教授鎌田浩毅「打ち込める目標が見つからない時はどうすればいい?」