自分のマグマを上手に使う。セルフコントロ～ル。「ほどよいエネルギーの出し方、いわば噴煙のたなびかせ方」を。　本「武器としての教養」★３

「「京大人気No.1教授」紙上講義！ 「常識」を捨て、心の「マグマ」を活用せよ！これからを生き抜くために真に必要な教養とは何か。」

2022年　鎌田浩毅

武器としての教養 (MdN新書)

「京大人気No.1教授」の話だし、さぞや面白かろーと思ったけど、いまいちだったー。最初の方は、良いかなーて感じだったけど、それから大部分は退屈というか、興味を惹かれない内容で残念。

文章に魅力を感じないよーな。ハマる人にはハマるのか。京大生とか、頭のいい人は楽しめるのか。人気の理由不明。自分的には、これといってピンとこない。ときめきポイントが少ない。

本書は、「この超想定外の時代をどう生きればよいか」をテーマに、火山学を軸に、いろいろな歴史や偉人を交えながら、賢い人間の生き方が示される。だいたい、始めと終わり読んだら済みそうな感じ。

ポイント
・偶然、想定外を楽しむ。計画された偶然性（プランド・ハップンスタンス）
・よそからくるものにオープンマインド。
・ブリコラージュ、あるもので済ませる、寄せ集めて何かをつくる。
・頭より身体の学びが重要。
・スランプをプラス思考で受容。ポジティブ・タイムアウト、逃げる・休む。
・完璧主義と過剰な欲求から離れる。
・教養は人生を豊かにする。趣味を幅広く開発。
・人間のマグマ（喜怒哀楽）、制御・コントロール。
・「何事でも人からしてもらいたいことは、人にしなさい。（聖書）、この黄金律で誰でも幸福になれる。
・ガス抜きの大切さ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　etc.

日頃から自分のマグマと上手く付き合うコツを学ぶ。すなわち、ほどよいエネルギーの出し方、いわば噴煙のたなびかせ方。それが超想定外の時代を一番賢く生き延びる知恵に繋がっていくのだと信じてる。

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