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『正欲』を読んだら、「正しい」ことなんてこの世にはないことを思い知った ※ネタバレありかも
はじめに
映画化もされてさらに話題になっているな、くらいの感覚で読み始めたこの本ですが。
朝井リョウさんによる『正欲』(新潮社)を読みました。
いちばんに思ったことは、
いろいろなことを知った顔をして生きているけど、私は世界のことを何もわかっていなかったんだ
ということです。
他人に口出しをしたがる世の中だけど
人は自分の経験をもとにいろいろなことを勝手に語ります。
かく言う私もそうです。
『世界でいちばん透きとおった物語』を読んでみたら、未体験の読書体験に脱帽したという感想 ※ネタバレあります
はじめに
こんな体験を未だかつてしたことがあったでしょうか。
これまでにも同様の本があったのだとしたら、これまで知らずにもったいないことをしていた、、そんなふうに感じる小説に出会えました。
杉井光さんによる
『世界でいちばん透きとおった物語』(新潮文庫)です。
以下、ややネタバレを含みながら、つらつらと振り返ります。
そもそも何がそんなにすごいのか
読んでいてストーリーもそれなりに面白い
noteを新しく、楽しく始めます
初めまして。みきのと申します。
2024年から新しくnoteを始めます。
よろしくお願いいたします。
今回の記事では以下を書きます。
始める動機
これから扱っていきたいなと思っていること
1. 始める動機
2023年はとにかくたくさんのインプットをした年でした。
特に書籍をとにかく読んで読んで。。
改めて自分が活字を愛していると実感しました。
そうすると不思議なことに、ずーっと読んでい