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気付いたらコロナ1日20万人感染で過去最多に!

さすがに感染者数が増えすぎてコロナはインフルエンザみたいなもの…とか後遺症のある風邪…と揶揄する余裕がなくなってきました。

全国の新型コロナウイルスについて、JNNのまとめでは23日、20万975人の新規感染者が確認されています。1日あたりの新規感染者数が20万人を超えるのは初めてで、4日連続での過去最多更新となりました。

病床圧迫も深刻です。

なぜこうなったのか。
理由は色々あって複合的なんだとは思いますが、素人ながらも考えられるだけ考えてみましょう。

病院も大変

そもそも夏や年末は病床が圧迫しやすいです。
なぜなら夏はただ単に暑いので熱射やこもり熱による熱中症や水分不足による体調不良で人々が病院に行きやすいからです。
冬はインフルエンザなどの感染症の流行や寒さで熱を出して風邪を引きやすかったり凍傷系の疾患にかかったりやたらと病気との親和性が高いです。

でも冬の乾燥で流行るインフルエンザと違いコロナは季節関係ありません。
夏でも冬でも流行します。それも空気感染で。

どういう時に感染する?

空気感染はやっかいです。
一時期パーテーションという外食での机で人と人との間に物理的な壁を設けることで対策しようとしましたが、これは空気の循環を妨げ返って逆効果になるとされどんどん撤去されていきました。
空気を循環させないと逆に狭い空間にコロナを蔓延させてしまうからです。

コロナウイルスは何日も簡単に死なないのでむしろ空気循環を良くする方が効果的だというのは常識になりつつあります。

これはつまり防げないことを意味します。
だからwithコロナなんですね。

薬も出来たし、ワクチンもある。
でもワクチンとはインフルエンザワクチンと同じくコロナに掛からなくなるというよりも重症⇒軽症化 軽症⇒無症状 のように和らげるだけでコロナ自体に掛からないというものではありません。
たまにワクチンはコロナに掛からなくなるものと勘違いされている方がいますがそれが勘違いです。

次にマスクの話。
つばが飛ぶのを防ぐマスクは意味があります。
飛沫感染というものを防ぐのに有効ですね。

コロナは空気からもつばからも感染します。
ですが夏は暑いです。
マスクを着ける人も減ってきました。

さすがに建物内や人が密集する場所では付けている人は多いですが、マスクで体内の熱が上がり倒れてしまう人もいるので体温調節をする意味でも適度にマスクを外すことは自分を守る為にも重要なことです。

        ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

今回の第七波の感染はいつから拡がった?

とここまでは夏に入る前から予測できたことです。

ではコロナ感染はいつから増えたのかを見てみましょう。

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画像は読売新聞から。

数字だとピンとこないのでグラフでイメージすると6月までは順調に下がっていますね。
7月に入ってから急増しています。

6月後半から7月頭に掛けて台風が来るまでの辺りの猛暑期間に感染が徐々に浸透していたということでしょうか。
あのめちゃくちゃ暑かった時です。

マスクどころではなくマスクをアゴに引いたり外したりしている人が多かった印象です。
自分は都心などには行っていないのですが高層ビルやアスファルトの熱反射で地獄のような熱を持っていたことが容易に想像できます。

それは全国各地で同じような状態だったでしょう。
そして台風で洪水やら土砂災害なんやらで団結しなくてはならず密に。

仕方がないとはいえ冷静に振り返ってみると拡がるべくして拡がった可能性もありますね。

ちょっと油断するとすぐ拡がるやっかいなウィルス感染症です。
自分はよくスーパーやコンビニに行くのですが、ここ数か月はお店の入り口で消毒をする人が極端に減っている印象があります。
百貨店などの体温もですね。立ち止まってマスク越しのまま数秒で測れるのに図っていない人が増えている気がします。

とりあえず無料のPCR検査受けられるしと会社や学校の方針で外出など移動前に受けることが増えたことも感染爆発に影響しているでしょう。

看護師などによる出張検査もできるので数値的に増えているのも頷けますね。
今まで抑制されてきた夏の旅行に行く前にPCR検査を…というごく当たり前の流れもあるのでしょう。

こちら7/6のニュースでは4万人を越えたと言っています。
ですが7/23の感染者数は20万人。
3週間経たずに5倍に…。

予防できるの?

この時のニュースで予防方法も示唆してくれています。

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この表の4つが守られていなかったとすると、

1. 夜間に活動しまくっていて接触増加して
2. BA5…つまり感染しやすいオミクロン株が暴れて
3. 冷房で換気がされずコロナウィルスが滞留してしまい
4. 3回目ワクチン感染予防効果、つまり抗体が減った

この予防方法を信じるならばこれらが主な感染拡大原因と言えそうです。

1つ目は接触増加

夜間に限らず人の流れが増えているのは確かですし、対策もおざなりになってきたというよりも暑くてそれどころではないといった感じでしょう。
昼も夜も関係なく経済を回す流れになっていることも関係しています。
経済が回らなければ日本のインフレ率もどんどん上がってしまうのである程度しょうがないです。
政府が悪いというよりも一人一人の意識を再度見直す必要があります。
せっかくコロナ疲れが解消されかかっていたのにね~。

2つ目はオミクロン株

言わずもがな2021年11月から世界的に爆発したオミクロン株は空気感染しやすく生きている時間も長いのでとにかく換気の重要性が求められてきました。
これは人としての生活を過ごすならば防ぐのは困難でしょう。

3つ目は冷房

これもしょうがないでしょう。
節電だなんだ言っても猛暑での冷房は避暑地でもなければ必須です。

4つ目は抗体低下

これもしょうがないっちゃしょうがない。
ワクチンの効果があるのは確かです。
でも体内にできた抗体は徐々に減っていくし、ワクチンを打つ度に熱出るし体調悪くなるしで2回目までと違い3回目以降の国民のワクチン接種率は確実に落ちてきています。
それに今は良くとも年単位での後遺症の懸念も捨てきれません。

       ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

まとめ

日本の環境や猛暑や台風のタイミング、それとコロナに対する意識の低下やコロナ疲れの逃避やPCR検査を受けやすくなったことなど色々な要素が重なり爆発したのでしょう。

人に押し付けるのではなく自分がどう動いて仕事は仕方ないにしても休日にどこに行くのかなどをリスク込みで考えて行動すべきでしょう。

楽しい夏旅行をするのはOKです!
でも拒否する人がいたらそれはそれで尊重すべきでしょう。
ワクチン否定派の人に対しても同じです。
冷房しないとそれだけで死んでしまう人が毎年 高齢者を中心に必ず出ています。
冷房・エアコン嫌いっていますからね。
そして「コロナになるから冷房いらん!扇風機で良い!」と免罪符を得て部屋の中で熱中症で亡くなる人も出そうです。
これら命に関わることは黙って言う事を聞かずにちゃんと本人以外の方面からも考えた方が良さそうです。

ただ縛り付けるだけだとどうなるのかは北京の3~5月の2ヶ月封鎖を見る限りでも悲惨なことになるのは分かり切っているので状況の把握と心身のバランスが大事です。

情報を得つつ、自分にとってのベストまで行かずとも何とかベター以上の行動選択をしていきたいものですね。

今回はこんなところでノシ

メルカ

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