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日本が世界10位の感染国となってしまったのはなぜなのか。

米ジョンズ・ホプキンズ大による新型コロナウイルス感染者の集計で20日、流行「第7波」で感染者が増えた日本が累計1670万人を超え、世界10位となった。

共同通信より抜粋

PCR検査数の多さが感染者数の数増しの原因

結論から言いますと、日本ではPCR検査をやりすぎていて、しかも無症状でも陽性と判別されてしまったら病院やクリニックに行くことは基本です。
なぜなら学校や仕事場でコロナ陽性なのに一度も受診せずというのは外聞的にもまずいし受診しないという選択肢はあまりないからでしょう。

コロナに関する情報は日に日に出ていて忙しい日々を送っている方にとっては全てを把握することは難しいでしょう。
またあまりコロナのことばかり考えてもネガティブな気分になるし旅行も楽しみずらいしで積極的に情報を得ていない人もいるのではないでしょうか。

かくいう自分もあまりに多い情報に若干の嫌気が差し少しの間コロナの情報を避けていたのですが、大きなことくらいは把握しようと思ってこのnoteを書きつつ大きなことに絞っていくつか調べてみました。

まずPCR検査に関しては自治体が補助金をもらえるみたいですね。
なので貰える補助金の一部を利用してクーポンや商品券化して「無料でPCR検査できますよ!」と呼びかけ人が殺到。
その結果、無症状であろうと軽症であろうとじゃんじゃか感染者が発見されていくことになりました。

病院のコロナ病床についても補助金が出ているようです。
日本は病床の数に対してコロナ収容者数が少ないと言われていました。
病院側の利権に関わっていたり隔離機能が少ないからと現実的な問題なども多くコロナ用のベッドが少ないとされていたんですね。
なので補助金を出すことでベッド数を増やそうとしたのでしょう。

そしたら政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身会長(コロナの情報を取りまとめて記者会見とかで発表とかするお偉いさん)の運営する病院で不正受給しているんじゃないかとの疑惑が取りざたされ始めました。

岸田首相もコロナに

更に岸田首相も8/21にコロナ感染したと発表。
総理大臣は例年この時期に夏休みを取っており、その夏休み明けに熱や咳が出てPCR検査したところコロナと発覚したそうです。

まぁもはや日本人の1割近くがコロナにかかっているので誰が感染してもおかしくないのでこれに関してはリモートワークも進んでいる現在そこまで驚きのニュースというほどではないでしょう。
米国バイデン大統領も2回かかっていますし全大統領であるトランプ氏もかかっていましたからね。

中国北京と同じ徹を踏んではいけない


じゃあ経済も縮小して自粛して場合によっては都市封鎖でもして一気にコロナ根絶を目指せばいいのではないかという人がいたらあまりにも情報取得に無頓着すぎると言わざるを得ません。

なぜならそれをやった中国の大都市北京では大変なことになり更に今でもその名残りで大ダメージを負い続けているからです。

3-5月に2ヶ月間家から一歩も出るなという命令が下り経済活動を完全に止めた結果、中国では極大のダメージを負うことになりました。

・まず経済活動が止められすぎて人の行き来も止められすぎて物資の供給が不十分だった地域で餓死者が出てしまったこと。
・中国でのゼロコロナ政策のリスクにより外国企業が中国でビジネスをやるリスクが高いと判断され外資や投資家がどんどん離れていっていること。
・政府はゼロコロナを廃止したり大した対策も打ち出せていないので中国にいること自体をリスクと考え出ていける有能な人民がどんどん中国から離れていっていることで労働力が減衰していること。

これらのことが起きています。
砂糖を見せつけて外国企業を誘致しようとしていますが、細々としたレベルでほとんど効果なし、労働力が減り続けてまともに現場が動かない会社も多いそうです。
不動産事業の破滅により建物の建造が進まずそのまま廃墟レベルで放置されている田舎とか加速度的に増えています。

なので経済活動を止めるリスクが異常なことをすぐ横にある中国を見て知っている日本はコロナ感染が増えても大したことが出来ていないんですね。

岸田首相は総理になって初めてどう転んでも批判の的になる状態になっています。
先日 内閣支持率が36%と低くなりましたが、自分もこのnoteで半年以上岸田さんの「人の話を聞く」姿勢に疑問を持っていましたが、化けの皮が剥がれてきました。
じゃあはっきり自分の意見を物申す高市早苗や河野太郎が総理になったら……とそういう単純な話ではありません。
世代交代をしすぎる日本は外国にとって安定していない国と見なされるし親交も半端となってしまうので、とりあえず現状で出来る限りの対策を打ってほしいものです。

ワクチンを打っているのになんでコロナにかかるの?


こう思っている人も多いのではないでしょうか。
そもそもワクチンはコロナにかからなくなる薬ではありません。

インフルエンザ予防接種もそうですが、
コロナワクチンとはコロナにかかった時にダメージを極端に減らす薬なのです。

なので軽症の人は無症状に、中等症の人は軽症に…みたいな効果を期待して打つワクチンなんですね。

そのワクチンは身体の中で抗体という形で存在して時間経過で薄くなってきます。
なので「2回ワクチン打ったからもうこれからは打たなくても十分でしょ。副反応きつかったし。」とはならないんですね。

デルタ株以降のオミクロン株は威力が減って感染範囲が広いコロナなので、PCR検査をいくら増やしても感染拡大の歯止めが効かない状態になってしまたんですね。

副作用がある人もいるし、亡くなる人もいます。
でも病院ひっ迫により助かる命も助からない状態になってしまっている今の状態は明らかにPCRを極端にやりすぎた結果だと言えます。

政府の方向性

そして経済活動を止める止めないの方向性や、旅行を止めるのか止めないの対策も何もかも半端です。
どう転んでも批判の的になってしまう政府の姿勢への不満は安倍元総理時代のコロナが拡大し始める時に似ています。
あの時PCR検査を韓国のようにもっと大々的に国民全員に受けさせないのはなぜなのか!?と批判を続けていた立憲民主党は今 何を考えているのでしょうか。

そしてインフルエンザ同等の扱いにコロナを設定するのかどうかも半端でどっちつかずで時間が解決してくれるのを待っているような現状に対して岸田総理はしっかり「決断と実行」をしてくれるのか。
それとも周りの人の声を聞いて保守的になり世界情勢の方向性が定まるまでこのまま耐え忍ぶだけなのか。

今、岸田総理の手腕が問われています。

批判を恐れず岸田総理自身の意見を元にした方向性をもっと分かりやすくビシッと示してほしいものです。

今回はこんなところでノシ

メルカ


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