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#コラム

Official髭男dismが無理だった話

Official髭男dismが無理だった話

Official髭男dismが無理だった話をします。

Official髭男dismめちゃめちゃ流行ってるじゃないですか。もはや国民的と言っても過言ではないレベルですよね。俺はアラフォーのおじさんで流行りのJ-POPとか無理して追いかけると逆に痛々しくなるような年齢だけど、個人的に巷で流行ってるコンテンツはとりあえず味わっておきたい。それに「ケチをつけるならちゃんと一通り味わってからつける」という

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「価値観がちがう」の失敗は、大事なものを見つけるチャンスだという話

「価値観がちがう」の失敗は、大事なものを見つけるチャンスだという話

仕事を辞めるときも、恋人と別れるときにもよく「価値観がちがう」という理由があげられるけど「なんの価値?」と聞くと、答えられないことが多い。

「選ぶものがちがうから不快」という不満のなかには、自分が譲れない大事なものがあるから、解像度を上げてちゃんと知ったほうが後々のためにいいのにな、と思う。

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たとえば仕事で、「成長を求められるのがいやだ」と不満を感じて、自分は毎日毎

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「はじめまして」でも笑顔を引き出す、カップル撮影の魔法のことば

「はじめまして」でも笑顔を引き出す、カップル撮影の魔法のことば

ここ数か月ほど、週末カメラマンとしてカップルや家族を撮影しています。

ありがたいことに、私の撮った写真を見て「いい笑顔を撮ってる」という感想をいただくことが増えてきました。

笑顔を引き出す・・・というと、どんなことを想像しますか?

私はずっと、陽気で人好きでおしゃべり上手な人のことを想像していました。

noteにはちょくちょく書いてますが、私は話すのが得意なタイプではありません。気の利いた

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誰に向かって書いているの?

誰に向かって書いているの?

noteを書く時に、誰に向かって書いていますか?という投げかけが目にとまった。

これの答えは人によってホントまちまちで、フォロワーさんを具体的に想像している人もいれば、完全に日記や日報のような人もいれば、不特定多数への文字通りの長いつぶやきの人もいる。

僕自身はどうかというと、何種類かを使い分けている。

①単純なつぶやき対象:誰でもない
アイデアメモ的なもの。思いついた事や仮説を殴り書きする

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晩婚家庭に生まれて

晩婚家庭に生まれて

働き方や生き方が多様になって、ある程度歳を重ねてから結婚する人も増えてきた。

実際、私はもういい年齢で、大学の同級生たちには「きみに結婚願望なんてあるの? 絶対ないでしょ」と笑われる。こういう選択肢を臆せず選べる時代になった恩恵に甘えて、徒らに日々を過ごしている。

人生訓を述べる資格はない。でも、「今後、子どもを持ちたいな」という人に向けて、ある記録を残しておこうと思う。

晩婚家

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憧れの物語は、いつだって省略されている

憧れの物語は、いつだって省略されている

小学生の頃、偉人の伝記を読むのが好きだった。

エジソン、ナイチンゲール、ベートーベン。図書館にある伝記を片っ端から読んだ。

地元の町名の由来にもなった江戸時代の偉人や、地元の名士の逸話を聞くのも好きだった。

昔から『すごいひとのはなし』を聞くのが好きで、その興味は今も変わらない。すごいひとたちの考え方や哲学を理解したい、という欲求は私の大きなモチベーションだ。

ただ、すごいひとの話を知り過

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書きたい気持ちの源は、「怒り」かもしれない

書きたい気持ちの源は、「怒り」かもしれない

「なんで毎日書いてるの?」と聞かれたとき、いつもうまく答えられなくて考え込んでしまう。

先日のnoteに書いた「営業が下手だから書き続ける」というのも本当だし、「noteという場所が好きだから」も真実だ。「一度書くのを辞めたら二度と書かなくなりそう」という不安もあるし、単純に「続けることだけが取り柄だから」も否定できない。

でも、なんだかそれだけだと少し足りない。

最近ぼんやり考えていて、一

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別に本当に死にたいわけじゃないよ

別に本当に死にたいわけじゃないよ

生きていくのが少し面倒だ。

特別今はやりたいことがあるわけでもない。

めちゃくちゃ生きていたいと思っている人ってすごいな。仕事で生き生きしている人は、仕事以外でも生き生きしているからすごいな。

きっとそんな人だって辛いこととかやりたくないことをこなしているんだろうな。そんなことも全部当たり前じゃない。けどわたしからしたら当たり前に乗り越えているように見える。みんないろんなことを乗り越えて道を

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買い物はパッケージ化していく

買い物はパッケージ化していく

『Instagramが消費行動を変えた』という話はすでに至るところで語り尽くされている。

Instagramで見つけたものを買うだけではなく、Instagramに載せたいがために私たちは映えるカフェに足を運び、盛り付けにこだわろうとする。

しかし最近自分自身が買い物をしていて思うのは、Instagaramの一番大きな影響は『世界観を統一しなければならない』という感覚を植えつけたことなのではない

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ぜんぶ、気の持ちようなのだ。_2019/03/28

ぜんぶ、気の持ちようなのだ。_2019/03/28

今日はカンボジアに来る少し前の話から始めたい気分。

会社では常に焦っていた私は、ほんの2か月前まで新卒で入った会社に勤めていた。

「とりあえず3年」は、何処でも聞く言葉だったけど。
とりあえずで過ごすには、新卒の3年間は長すぎると思った。

なぜなら、私が入った会社のその部署と、
私の働きたいスタンスとが全然違ったから。

私は働くことや仕事をすることは、面白いと思うタイプ。

仕事を

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「あ、この人を好きになるな」と予知できること

「あ、この人を好きになるな」と予知できること

気持ち悪いことを言うと、私は全然好きじゃない人に対して

「この人、全然好きじゃないな」「でも、そのうち好きになってしまうんだろうな」

とピンとくることがある。予知能力みたいなものだ。



先日、るみ氏さんが私の記事について書いてくれた。

るみ氏さんの文章は、内省の奥深さもさることながら、言葉のチョイスがかっこいい。

恋を風邪に喩えているのだけど、

「ウイルスを詰め込んだ弾丸で不意に脳

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noteのネタに困ったら読むnote

最近、いろんな人から「note続けたい気持ちはあるけどネタがないんだ!」という話を聞くようになりました。

たしかに・・・!

私自身も、書き始めてから1、2ヶ月のあいだが一番苦しかった記憶があります(私の場合、過去の日記を引っ張ってくるというチートもやらかしてました。せこいな、おい)。

偉そうに何か言えるような立場ではありませんが、「毎日note仲間になろうよ~~」とけしかけている身でもあるの

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街で人に話しかけられまくる人の話。3人目

街で人に話しかけられまくる人の話。3人目

ちょっとしたお出かけでもオシャレをしたい★
この冬、最高に楽しみたいんだもん♪モチ、最高のコーデでお出かけっしょ↑↑

生きていたら、そんな情緒の日も出てきますね。
まあ確かに真冬だけど、真冬だけどもね、平成最後はやっぱアンクルパンツっすよ。
剥き出しのくるぶし、いと寒しンクルパンツ。
正直洗濯終わってたのがこれしかなかったンクルパンツ。

そんな気持ちでね?ご自慢のアンクルパンツで
昼飯を買うべ

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家という、いちばん小さな社会のなかで

私はいま、同居人とふたり暮らしをしている。いっしょに暮らし始めて、そろそろ9か月くらいだろうか。

「同棲」という言葉を使うと、なんだかこう、情熱的?パッション?なイメージをもたれがちなのだけど、私たちの場合はわりと現実的な理由(=生活費を節約したい)があって一緒に住み始めた。

それもあってか、さいしょの頃からどこかしら、同棲というよりは「共同生活」に近い空気感のなかで暮らしている。

たとえば

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