- 運営しているクリエイター
記事一覧
取るに足らない言葉は命を守るよ
大丈夫、という言葉を口にするとき。本当に大丈夫であることもあるだろうし、もしくは大丈夫じゃなくとも、そう言っておいたほうが物事が円滑に進むからその言葉を選ぶこともあるだろう。さらには、嘘でも大丈夫と言い続けているうちに自分自身が騙されて、ある程度大丈夫になってしまうこともある。
つまり「大丈夫」の輪郭というのは力技である程度動かせてしまうのだけれど、それを言い続けていると、なにが許せて、なにが許
ドアを閉めて書く。そして、ドアを開けて書き直す
先日、「最近、note書けないんですよね」と相談される機会があり、「書くこと」についての2冊を紹介した。
「文章の創作の難しさ」については、この2冊を、自分なりに解釈した「書けないひとのためへのアドバイス」を3つ紹介したい。
書く動機は、感情的であっていい発信が、リスクになるようなシーンも増えてきている。感情的につぶやいたツイートが炎上につながったりしている。読み手が増えてくると、批判的なコメ
2つの軸で考える「求められている記事」の探し方
noteのつづけ方に関する分析を記事にしたところ、たくさんの方に読んでいただきました。
こうした記事が伸びることは、分析好きの私には嬉しいことです。
今回はその続きとして、
「求められている記事とは何か」
について、記事の分析方法を紹介しつつ書きます。
結論をいえば、
「ビュー数は気にしなくていい。スキ率が重要」
という話をします。
4000字弱を理系全開のグラフと共に駆け抜けます
興味
書き手にとってのおしゃべりとは。
おしゃべりのありがたさを考える。
ぼくはライターであり、書くことを職業とする人間だ。実際にいまもこうして、お金にもならない文章をつらつらと書いている。書くことを苦にしないし、むしろ好きだったりする。
そしてどうして書くことが好きなのかと問われた際には、「話すのが苦手だから」と答えたりする。対面するとうまく話せない。緊張のあまり思ったことがことばにできない。家に帰ってから「ああ言えばよかった」「
ぜんぶバレている、という前提で。
こういうの、おれも書きたいなあ。
おもしろい本を手にすると、半分も読み終わらない前にそう思ってしまう。「そうそう、こういうのが書いてみたかったんだよ」と思ったり、「こういう書きかたもあるんだよな。これは一度もやったことないな」と思ったり。とくにノンフィクション系の翻訳書を読んでいると、そのスタイルの違いからそう感じることが多い。
このとき大切なのは、感覚的な「こういうの」の正体を、きちんと言語
最近新たにフォローしていただいた方へ、あらためて所信表明を。
ここ最近、急激にフォロワーさんが増えました。
驚くやら嬉しいやら、困惑するやらの日々を送っております。
今回は、フォローしてくださった皆さまへ向けての感謝の気持ちとともに、
「私が発信で、いちばん大切にしていること」を書きたいと思います。
よろしくお願いします。
「名刺」となった記事たちまずは何よりも、読んでくださってありがとうございます。
何においても感謝。それ以外ありません。
おそら
文章力の高い人は「○○ぬく人」
先日、
「文章力の鉄人級noterさんご紹介」として
5名の素晴らしい文章力をお持ちの方を
ご紹介させていただきました。
たくさんの方から「スキ」をいただき
心から感謝申し上げます✨
また、
勝手ながらご紹介させていただいた
5名のnoter様からも嬉しいお言葉を
かけていただき感無量です。
「しんちゃん」さん
「書きのたね」さん
「ヤス」さん
「ひいろ」さん
「上達の探求」さん
本当に
「有料コンテンツ」が嫌いなアナタへ。
私は「有料コンテンツ」を持っていません。
皆さんは、それについてどう思いますか?
「誠実だ」
「信頼できる」
でしょうか?
それとも…
「なにをわざわざ」
「それが当然だ」
でしょうか。
今日はそんな意識を全て、打ち壊しに来ました。
「noteが好きで、有料コンテンツが嫌い」な貴方だけに、この記事を読んでほしいです。
noteが赤字だなんて私はnoteが好きです。
日記を書く人、
いま、noteの「難しさ」に直面しているという告白
先日、コチラの記事をnote運営さんに見付けていただき、「今日の注目記事」にて紹介していただきました。
最近は新たにフォローしていただけることも増え、拙文を読んでいただけることに感謝する毎日を送っています。
ただ同時に、
これまで「楽しい」だけの感情で更新してきたnoteに対して、初めて「難しさ」を感じてもいます。
今日はそんな自分の心情をここに残しつつ、皆さんに一つだけ「謝罪」をしておこう
noteを書くきっかけとして、使っていただくことの多いnoteたちを紹介します
誰かのnoteを書くきっかけを作れることが、異常に嬉しい。
おそらくそれは、noteディレクターだった時の名残であるし、子どもの頃から持っている感覚でもあると思う。
そもそも、誰かの「書きたい」が好きで、「書きたいけど書けない」も好きだ。我慢ができなくて、面と向かってそんなことを言われたときには、すかさず「書いちゃえ書いちゃえ〜」と口に出してしまう。「少なくとも自分は受け止めるから、書いてみて
砂糖やバターはおいしいけれど。
砂糖はおいしい。
誰もが知っていることだ。砂糖が入った菓子、砂糖が入ったジュース、砂糖が入った煮物。これらはだいたいおいしい。そしてまた、バターをおいしく食べる人も多い。砂糖に較べれば好き嫌いもありそうだけど、バターの入った菓子やバターを使った料理には、「そんなのずるいよ」と言いたくなるくらいストレートな、問答無用のうまさがある。
しかし不思議なことに、砂糖をそのままじゃりじゃりと手づかみで食
「おもしろいから書くのではない、書いているからどんどんおもしろいことが増える」——くどうれいんさんによる「日記の練習」がはじまります
小説、エッセイ、短歌、俳句とさまざまな文芸ジャンルで活躍する作家、くどうれいんさん。自身が創作する上でとても大切な要素になっているのが「日記」です。そんなくどうさんにとって日記とは何なのでしょうか。
「日記の練習」をはじめます 十代後半、すべての歌がわたしのことを歌っているように感じた時期があった。風が吹いても魚が跳ねても自転車からへんな音がしても同級生が捻挫しても、それがわたしの人生のとびきり