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何度も読み直したい記事

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私が「スキ」だった皆様の記事から、何度も読み直したいと思ったお気に入りの記事のまとめ。 もう一度読み直したくても、なかなか探せないことが多い自分用に。
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記事一覧

ご自愛と甘やかしのゆくえ

ご自愛と甘やかしのゆくえ

「自分を甘やかすってよく聞くけれど、何をしたらいいかわからない。そもそも、それってどういうことなのかな」。

同じ小学1年生の息子を持つ友人ら(つまりママ友)3人でピザを食べ、隣のコーヒーショップでお茶を飲んでいたときのことだ。冒頭の言葉は、彼女の職場で起こったあれこれをひととおり聞き、コーヒーのマグカップが空っぽになったころに飛び出したものだった。

彼女はしっかりもので皆にやさしく、年齢こそ1

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いい文章を書くコツは「遅く読み返す」こと

いい文章を書くコツは「遅く読み返す」こと

日々noteに文章を書いているが、自分で言うのもなんだけれど、誤字脱字はかなり少ないほうだと思う。もし発見した場合にはぜひ教えてほしいのだけれど、たぶんほとんどないのでは。

慎重に書いているとか、誤字脱字なんてしない性格だ、というのではなく、記事を書くときはかなり推敲して書いているのだ。推敲というか、むしろ読み返しながら書き直しているレベルである。初稿の段階では誤字脱字はもちろんあるのだが、文章

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日記を趣味にする。

日記を趣味にする。

日記というのは、とてもおもしろい容れものだ。

たとえば日記に、日々の「気持ち」を書く。仕事が忙しくてまいったとか、最近あまり本を読んでいないとか、きのうの飲み会はおもしろかったとか、そういう日々の「気持ち」を書く。

書いているあいだは、おもしろい。書いた翌日あたりも、まだおもしろい。ところが、たとえば一年後に読み返してみたときにそれがどこまでおもしろいのか。ここはかなり微妙なものがある。それよ

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取るに足らない言葉は命を守るよ

取るに足らない言葉は命を守るよ

大丈夫、という言葉を口にするとき。本当に大丈夫であることもあるだろうし、もしくは大丈夫じゃなくとも、そう言っておいたほうが物事が円滑に進むからその言葉を選ぶこともあるだろう。さらには、嘘でも大丈夫と言い続けているうちに自分自身が騙されて、ある程度大丈夫になってしまうこともある。

つまり「大丈夫」の輪郭というのは力技である程度動かせてしまうのだけれど、それを言い続けていると、なにが許せて、なにが許

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ドアを閉めて書く。そして、ドアを開けて書き直す

ドアを閉めて書く。そして、ドアを開けて書き直す

先日、「最近、note書けないんですよね」と相談される機会があり、「書くこと」についての2冊を紹介した。

「文章の創作の難しさ」については、この2冊を、自分なりに解釈した「書けないひとのためへのアドバイス」を3つ紹介したい。

書く動機は、感情的であっていい発信が、リスクになるようなシーンも増えてきている。感情的につぶやいたツイートが炎上につながったりしている。読み手が増えてくると、批判的なコメ

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2つの軸で考える「求められている記事」の探し方

2つの軸で考える「求められている記事」の探し方

noteのつづけ方に関する分析を記事にしたところ、たくさんの方に読んでいただきました。

こうした記事が伸びることは、分析好きの私には嬉しいことです。

今回はその続きとして、
「求められている記事とは何か」
について、記事の分析方法を紹介しつつ書きます。

結論をいえば、
「ビュー数は気にしなくていい。スキ率が重要」
という話をします。

4000字弱を理系全開のグラフと共に駆け抜けます

興味

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書き手にとってのおしゃべりとは。

書き手にとってのおしゃべりとは。

おしゃべりのありがたさを考える。

ぼくはライターであり、書くことを職業とする人間だ。実際にいまもこうして、お金にもならない文章をつらつらと書いている。書くことを苦にしないし、むしろ好きだったりする。

そしてどうして書くことが好きなのかと問われた際には、「話すのが苦手だから」と答えたりする。対面するとうまく話せない。緊張のあまり思ったことがことばにできない。家に帰ってから「ああ言えばよかった」「

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冷め切ったピザが、子育てに熱い「軸」をくれた話。

冷め切ったピザが、子育てに熱い「軸」をくれた話。

私はいま、5歳と2歳の子どもを育てています。
そんな中で、大切にしている子育ての「軸」がいくつかあります。

そのうちの一つが、

子どもの人生に、親である自分が "線" を引かない

です。

このことを考えるとき、いつも思い出します。
「冷め切ったプルコギピザ」を。

今日は、後輩社員とのピザパーティーの経験から、
私の子育てに対する「軸」について書きます。

それでは最後までよろしくお願いし

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ぜんぶバレている、という前提で。

ぜんぶバレている、という前提で。

こういうの、おれも書きたいなあ。

おもしろい本を手にすると、半分も読み終わらない前にそう思ってしまう。「そうそう、こういうのが書いてみたかったんだよ」と思ったり、「こういう書きかたもあるんだよな。これは一度もやったことないな」と思ったり。とくにノンフィクション系の翻訳書を読んでいると、そのスタイルの違いからそう感じることが多い。

このとき大切なのは、感覚的な「こういうの」の正体を、きちんと言語

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最近新たにフォローしていただいた方へ、あらためて所信表明を。

最近新たにフォローしていただいた方へ、あらためて所信表明を。

ここ最近、急激にフォロワーさんが増えました。
驚くやら嬉しいやら、困惑するやらの日々を送っております。

今回は、フォローしてくださった皆さまへ向けての感謝の気持ちとともに、
「私が発信で、いちばん大切にしていること」を書きたいと思います。

よろしくお願いします。

「名刺」となった記事たちまずは何よりも、読んでくださってありがとうございます。

何においても感謝。それ以外ありません。

おそら

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文章力の高い人は「○○ぬく人」

文章力の高い人は「○○ぬく人」

先日、
「文章力の鉄人級noterさんご紹介」として
5名の素晴らしい文章力をお持ちの方を
ご紹介させていただきました。

たくさんの方から「スキ」をいただき
心から感謝申し上げます✨

また、
勝手ながらご紹介させていただいた
5名のnoter様からも嬉しいお言葉を
かけていただき感無量です。

「しんちゃん」さん
「書きのたね」さん
「ヤス」さん
「ひいろ」さん
「上達の探求」さん

本当に

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「有料コンテンツ」が嫌いなアナタへ。

「有料コンテンツ」が嫌いなアナタへ。

私は「有料コンテンツ」を持っていません。
皆さんは、それについてどう思いますか?

「誠実だ」
「信頼できる」

でしょうか?

それとも…

「なにをわざわざ」
「それが当然だ」

でしょうか。

今日はそんな意識を全て、打ち壊しに来ました。

「noteが好きで、有料コンテンツが嫌い」な貴方だけに、この記事を読んでほしいです。

noteが赤字だなんて私はnoteが好きです。

日記を書く人、

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いま、noteの「難しさ」に直面しているという告白

いま、noteの「難しさ」に直面しているという告白

先日、コチラの記事をnote運営さんに見付けていただき、「今日の注目記事」にて紹介していただきました。

最近は新たにフォローしていただけることも増え、拙文を読んでいただけることに感謝する毎日を送っています。

ただ同時に、
これまで「楽しい」だけの感情で更新してきたnoteに対して、初めて「難しさ」を感じてもいます。

今日はそんな自分の心情をここに残しつつ、皆さんに一つだけ「謝罪」をしておこう

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コンフォートゾーン

コンフォートゾーン

コンフォートゾーンってご存じでしょうか。

日本語にすると『快適な空間』。
私たちにとって欠かせない空間のこと。

安全で、安心で、自分の「敵」がいない場所。
自分の家とか、自分の部屋が分かりやすい例。
のびのびとリラックスできる最高の場所です。

もちろん、私にもあります。
コンフォートゾーン。とってもいい場所です。

で、このコンフォートゾーンなんですけど
基本的に誰だって持っているものです。

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