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検証:インスタに来た怪しい広告のお店に行ってみた。

SNSがインフラになった今、いろんな広告がツイッターやインスタに入ってくる。正直邪魔だし、うさんくさい。こんな広告につられる人いるのか?いましたココに(私)。その先には一体どんな光景が...!?

こんにちは。すべてのnoteはiPhoneだけで書いている いなつち☆稲田智 です。

私はモノをほとんど落としません。とてもモノの扱いが丁寧です(自分で言うか、笑)。小学校のときのランドセルも、6年生ともなると周囲がみんな汚くなっていく中、私のランドセルだけはピカピカでした。

iPhoneも基本落とさない(落としたとしてもかなり軽傷で済む)ので、スティーブ・ジョブズの遺言どおり、ケースもフィルムも貼らず、素のままの美しさでiPhoneを使っています。

1. iPhone SEが・・・!?

ところが、平成最後に海老名サービスエリアでドライブ休憩中に落としてしまいます↓

バリンバリンです。タッチすると反応はしますが、ガラスが突き刺さって痛いです。液晶の液が漏れてる?のか変なニオイまでします。iPhoneをバリバリにしたのが初めてで、感情の持って行き方がわかりません。

キミはどう生きるか?」を問われている気がしました。

2. iPhone SEをSNSにアップしてつぶやく。

心の動揺が隠せず、写真をSNSにアップしてしまいました↓

タッチすると指にガラスが突き刺さるので、妻がサランラップで保護してくれました。とりあえず指は痛くなくなり、ガラスが飛散する恐れもなくなりました。やさしい。ありがとう。

その後もサランラップ巻いて使ってました。使っているうちにガラスとサランラップが一体化してなじんできました。割れたガラスの段差が気にならなくなってきました。自然治癒力か?

いい感じです。生き方、試されてます↓


3. iPhoneの怪しい修理屋さんからダイレクトに連絡が!?

そんなこんなで、バリバリのiPhoneがむしろ愛おしくなり、我が子のようにSNSにアップしていたところ、そのツイートがiPhone修理業者と思われるアカウントから「いいね!」されるようになりました。

インスタ側にも来ました↓

iPhone修理お任せください。安心の成功報酬。

iPhone SEはのってないけど、安いイメージ↓


4. 勇気を出してiPhoneの修理屋さんに行ってみると...

こんな感じでiPhoneの割れた人をSNSで探してダイレクトにアプローチしてるんだなー、でも怪しすぎるでしょ、と思ってしばらく放置してたんですが、どうも気になる。安いし。正規代理店ではなさそうだけど、サランラップ巻いてるよりはマシかなと思うようになってきてしまいました。

まんまとSNSダイレクトマーケティングにはまってます(笑)。


で、勇気を出して行ってみました。


住所を頼りに行ってみたら、とある怪しい雑居ビル。怪しすぎて心がざわつきます。

3階にあるようなので、ビルの入り口から入ります。エレベーターはありません。ただでさえ怪しいビルなのに3階に行くのはスゴく怖いです。ダンジョンのようです。

3階につきました。

いや、心折れる!

ドア閉まってるし!開ける勇気出ない!

ドア開けたらやばい事務所だったらどうしよう。今までの自分だったらこの時点でドアを開けずに帰っていました。だって、怖いから。

でも、ホリエモンもオンデーズ田中社長もキンコン西野さんも、とにかく新しいことをやってみろ。これからの時代、リスクを恐れずやってみるべきだ。リスクを恐れ、変わらないことの方がリスクだと言っていたのを思い出しました。

よし、ここは開けよう!開けてやばそうだったらすぐ逃げよう・・・

高鳴る鼓動と呼吸を整え、まるでバンジージャンプに飛び出すかのごとく、思い切ってドアを開けてみました・・・

ガチャっ


いや、キレイ!!

すごくきれいなお店!!

シャンデリアもある!!

怖い人いない!!

てか外と中の落差スゴい!!


入り口までの不気味さとドアを開けてからのキレイさの落差に脳が追いつかず、呆然と立ち尽くしていると、「いらっしゃいませ〜」と、優しい店員さんの声。

店員さんにバリンバリンのiPhone SEの事情を説明しました。店員さん、詳しくサービス内容や料金体系を説明してくれます。とても優しく、親切に対応してくれました。もし直せなかったら料金はいただきませんとのこと。

で、もし直らなくても文句言わないですみたいな紙にサインをして待つこと30分。

直った!キレイ!!いいね!

料金もぼったくられることもなく、5,000円ぐらいでした。とても良心的!もはや最近のAppleの方がぼったくりバーに見えてきます。

店員さんに、インスタを検索してダイレクトに広告を打っているのか聞いてみたところ、AIで自動的にSNSの投稿から修理を必要としている人を検索・判断して、広告を送っているとのこと。先進性がスゴすぎます。

インスタと店外が怪しすぎて損してる感じでしたが、サービスも料金も完璧で、AIを使ったSNSマーケティングをしているという何とも先進的なお店でした。

5. SNSによるダイレクトマーケティング、既成概念のアップデート。

従来の営業は、チラシを配る、新聞・雑誌広告を出す、テレビCMを打つ、テレコールする、営業マンが訪問するなどでした。そこにニーズがあるかどうかはわからないけれど、とりあえず営業・宣伝してみて引っかかったら商売になるという手法でした。

インターネットが普及してからはWEBマーケティングに重心が移り、2018年、ついにテレビとネットの広告費が並びました↓

近年はさらにそれが進展し、SNSにダイレクトに広告が来ます。しかも、AIを使って自動的に、かつ本当にその商品を必要としている顧客にピンポイントでアプローチするということができます。

AIに人間の仕事はうばわれ、働き口がなくなるという議論がときにされていますが、本当にそうなのでしょうか?

このお店は、営業活動をSNSやAIで効率化する一方、接客やサービス、料金を大変良心的なものにしていました。

これからの仕事は、汗水たらして非効率なことをするのではなく、効率化されて浮いた時間で人間にしかできない手厚い接客やサービスを充実させるようになるでしょう。

機械化、自動化で人間味を失ったり、人間の仕事がうばわれるのではありません。機械にできるような単純作業をやる必要がなくなり、より人間的で楽しく明るい未来がそこにはあるのだと思います。


以上、新品のiPhone XSからお送りしました。

平成最後にiPhone SE割れる。令和元年はiPhone XSで始まる。我が人生に一片の悔いなし!


おわり。

※写真は、撮影およびnoteへの掲載許可をお店に取った上で掲載しております。

※結局、iPhone XSを買いました。iPhone SEは息子にあげました。

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