稲ほ舎

石川県白山市のお米農家(北辰農産)のお店。カエルやトンボと一緒に育った稲穂から、一杯の…

稲ほ舎

石川県白山市のお米農家(北辰農産)のお店。カエルやトンボと一緒に育った稲穂から、一杯のしあわせとひとつぶの大切さを届ける農家の作ったお米のお店です。 instagram inahosha_2015 https://inahosha.com

マガジン

  • 不耕起栽培プロジェクト

    原田マハさんの小説「生きるぼくら」に感化されて始めた、稲ほ舎社長夫人アサミさんの自然に任せた米作りプロジェクト。人の手とわずかな道具で育てるお米たちの成長をスタッフちひろがレポートします。

  • お米の育て方

    お米が育つ過程をまとめています。いつも食べているご飯や、スーパーで並ぶお米の袋を見たときに、田んぼの風景とリンクするように、ふとした瞬間に作っている人がいることを思い出してくれるような、そんな記事を書いていきます。

  • おもちとあられのこと

    おもちとあられのアレコレについて書いたマガジンです。

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    【一歳のお誕生日に】一升餅

    こちらの商品は、商品到着希望日の10日前までにご注文ください。 日本には古くから1歳になった赤ちゃんに「一升(約1.8kg)」の餅米で作ったお餅を担がせるという風習があります。 日本人にとってお米やお餅は、おめでたい食べ物です。 一升餅や一升米には、「一升」と「一生」をかけ、 ・「子どもが一生食べ物に困りませんように」 ・「子どもが一生健やかに過ごせますように」 という願いが込められているそうです。 原材料: もち米(石川県白山市産カグラモチ)・食塩(能登産)・着色料(ベニバナ赤色素) 賞味期限: 11月から4月→製造から3か月 5月から10月→製造から30日 保存方法: 直射日光・高温多湿を避け15℃以下で保存
    5,700円
    稲ほ舎
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    【一歳のお誕生日に】一升米(農薬・化学肥料不使用のお米)

    ●赤ちゃんに一升の「お米」を担がせる伝統行事のこと 日本には古くから1歳になった赤ちゃんに「一升(約1.8kg)」の餅米で作ったお餅を担がせるという風習がありましたが、近年ではお餅の代わりにお米を背負わせる家庭が増えたことから「一升米」という新しい風習が誕生したようです。 日本人にとってお米やお餅は、おめでたい食べ物です。 一升餅や一升米には、「一升」と「一生」をかけ、 ・「子どもが一生食べ物に困りませんように」 ・「子どもが一生健やかに過ごせますように」 という願いが込められているそうです。 金のかえる【コシヒカリ】農薬・化学肥料不使用 金のてんとうむし【ひゃくまん穀】農薬・化学肥料不使用 ※この商品は、白米です。 原材料名:米(令和5年産石川県産) 産地:石川県白山市(旧鶴来町) 賞味期限:精米日より50日以内(目安)。梅雨・夏場の高温多湿の時期(25℃以上)は20日以内にお召し上がり下さい。 保存方法(注意点):直射日光、高温多湿を避け涼しい場所 で保存して下さい。高温になると味の劣化や虫等の発生の原因になります。冷蔵庫の野菜室などでの保存をおススメしております。また、お米は臭いがつきやすいので臭いが強いものと 一緒に保管しないようにしましょう。
    2,700円
    稲ほ舎

記事一覧

稲ほ舎「不耕起栽培」プロジェクト⑧~出穂(しゅっすい)しました!!~

更新がかなり滞ってしまっていましたが、もしかしたら、これを読んでくれている方の中には「あの自然栽培の田んぼ、どうなってるのかなぁ…?」と思ってくれていた人もいた…

稲ほ舎
11か月前
6

稲ほ舎「不耕起栽培」プロジェクト⑦~やばい!水入れ忘れた!!~

不耕起栽培を始めて、約2か月。 今回の不耕起栽培プロジェクトでは、「ネットは見ずに本で調べたことを実践していこう!」と決めていたアサミさん。 田植えが終わり、ホ…

稲ほ舎
1年前
7

稲ほ舎「不耕起栽培」プロジェクト⑥~○○○10年記念日に田植え〜

6/13に実施した田植え。なんとこの日は、アサミさんの愛するBTSの結成10周年記念日なんだとか!(BTSネタ…割と人気です笑) 気合もやる気も満々です。 田植えにあたって大…

稲ほ舎
1年前
8

稲ほ舎「不耕起栽培」プロジェクト⑤~いよいよ!田植え!の準備です!~

4/25に種まきをした苗たち。 6/12には、おなじみ(笑)BTSものさしでは計れないほど成長しました! フツーのものさしで測ってみたら、20cm越え! 「分けつ」もし始めて…

稲ほ舎
1年前
16

稲ほ舎「不耕起栽培」プロジェクト⑤~き、き、きのこ!!!???~

前回は8cmだった二葉(によう)の苗たち。 暑さが続いた後は、ぐいーーーんと伸びています。 葉っぱも3枚になりました。 いつものBTSものさしで計ったら、12cmくらいだっ…

稲ほ舎
1年前
8

稲ほ舎「不耕起栽培」プロジェクト④~立札作ったのに…~

日々成長していく「ひゃくまん穀」の苗たち。 ひゃくまん穀とは、石川県が開発した比較的新しい品種のお米で 「大粒で食べ応えがある」 「冷めてもおいしいからお弁当に…

稲ほ舎
1年前
15

稲ほ舎「不耕起栽培」プロジェクト③~芽が!!!~

4月25日に種もみを植えて、9日後。GW真っただ中の5月4日に という、社長からのLINEにすっとんでいったアサミさん。 「4、5本の小さい芽を発見しました!!」という、喜び…

稲ほ舎
1年前
19

稲ほ舎「不耕起栽培」プロジェクト②~苗代づくり~

苗代づくりは、お米の一生の始まりになる大切な作業! 今回は、稲の苗代を作る作業についてお届けします。 種の苗代を作りまずは、草むしりからスタート。 草むしりをする…

稲ほ舎
1年前
16

稲ほ舎「不耕起栽培」プロジェクトを始めます。

長い間、noteの更新が滞っていました。 みなさま、いかがお過ごしでしょうか。 稲ほ舎では、4/20の穀雨の日に、田植えが始まりました。 久しぶりの更新となったnoteです…

稲ほ舎
1年前
12

【無駄にしないで!】お米農家が教える古米を新米並みにおいしく食べ切る裏ワザ!

みなさんはもう、新米は食べましたか? 稲ほ舎では、減農薬シリーズ3種の新米が発売中です。 新米の宣伝もしちゃっていますが(笑) 「新米を食べたい」と思いつつも ま…

稲ほ舎
2年前
11

新米へのカウントダウン!稲刈りが始まりましたー!!!

まだまだ暑さが続きますが、朝晩はぐっと過ごしやすくなりましたね。 ひんやりとした空気を感じます。 日々の田んぼでの様子や、田んぼで見つけた生きものたちの写真を農…

稲ほ舎
2年前
4

農家がつくる!お米を使ったおやつ缶の販売をします!

毎日暑い日が続きますねー! 冷たいもの、食べたくなりますよね。 喉越しがいいそうめん、ひんやりアイス、キンキンに冷やしたビール…! でもでも!冷たいものばかり食…

稲ほ舎
2年前
15

白山市のお米農家がごはんのために作った梅干しの作り方

今年の梅雨明けはあっという間でしたね。 まだまだ蒸し暑さが続きますが、夏バテはしていませんか? 梅雨の時期の梅仕事といえば! ごはんのお供といえば! 梅干しですよ…

稲ほ舎
2年前
12

稲ほ舎が「有機」を選択するワケ

田植えがスタートして約1か月たちました。 田んぼチームのへーさんに聞いたところ、そろそろ農薬を使わないお米の田植えをするよーとのこと。 それが終わると、銀のすず…

稲ほ舎
2年前
3

13キロ×1500箱=お疲れ様です!!

春ららら~の石川県からこんにちは^^ 桜が満開で、ぽかぽか陽気が続いています。 播種(はしゅ)の作業も始まりました。 播種とは、苗箱に種まきをする作業のこと。 空の…

稲ほ舎
2年前
5

2022年の米づくりがスタートしました!

「種もみ持ってきたけど、どこにおきますかー??」 3月中旬に業者さんが、種もみを持ってきてくれました。 なんとなく、慌ただしい雰囲気の田んぼメンバーです。 朝、出…

稲ほ舎
2年前
4
稲ほ舎「不耕起栽培」プロジェクト⑧~出穂(しゅっすい)しました!!~

稲ほ舎「不耕起栽培」プロジェクト⑧~出穂(しゅっすい)しました!!~

更新がかなり滞ってしまっていましたが、もしかしたら、これを読んでくれている方の中には「あの自然栽培の田んぼ、どうなってるのかなぁ…?」と思ってくれていた人もいたかもしれません。(ありがとうございます泣!!)

青々とした葉っぱはぐんぐん伸びていたのですが、葉の数がなかなか増えてくれず、分けつしないまま、田植えから1か月経ってしまいました。

そのままひょろひょろ~と伸びていった苗たちですが、8月8

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稲ほ舎「不耕起栽培」プロジェクト⑦~やばい!水入れ忘れた!!~

稲ほ舎「不耕起栽培」プロジェクト⑦~やばい!水入れ忘れた!!~

不耕起栽培を始めて、約2か月。

今回の不耕起栽培プロジェクトでは、「ネットは見ずに本で調べたことを実践していこう!」と決めていたアサミさん。

田植えが終わり、ホッとひと息ついていたところで

「水張らなくていいの?」

と、田んぼチームのメンバーに言われて、「あれ?そういえば…」と思い、本ではうまく確認できず、思わずYou Tubeさんを検索してみたところ…

「水を張り忘れてたーーーーーーー

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稲ほ舎「不耕起栽培」プロジェクト⑥~○○○10年記念日に田植え〜

稲ほ舎「不耕起栽培」プロジェクト⑥~○○○10年記念日に田植え〜

6/13に実施した田植え。なんとこの日は、アサミさんの愛するBTSの結成10周年記念日なんだとか!(BTSネタ…割と人気です笑)

気合もやる気も満々です。

田植えにあたって大事なのが「条間(じょうかん)」と「株間(かぶま)」です。

条とは、苗を植え付けた列のこと。
つまり、条と条の間隔を「条間」といいます。

株間は、一列の条の中にある苗と苗の間の距離のことです。

この間隔が狭すぎると、風

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稲ほ舎「不耕起栽培」プロジェクト⑤~いよいよ!田植え!の準備です!~

稲ほ舎「不耕起栽培」プロジェクト⑤~いよいよ!田植え!の準備です!~

4/25に種まきをした苗たち。

6/12には、おなじみ(笑)BTSものさしでは計れないほど成長しました!

フツーのものさしで測ってみたら、20cm越え!

「分けつ」もし始めています。

ちなみに「分けつ」とは、根元から新しい茎が出てくること。苗の生育に従って、茎が太くなり、枝分かれして、独立していきます。

元気に成長している苗たちですが、田んぼチームのみんなから「葉っぱの色が薄いなぁ」と言

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稲ほ舎「不耕起栽培」プロジェクト⑤~き、き、きのこ!!!???~

稲ほ舎「不耕起栽培」プロジェクト⑤~き、き、きのこ!!!???~

前回は8cmだった二葉(によう)の苗たち。
暑さが続いた後は、ぐいーーーんと伸びています。

葉っぱも3枚になりました。

いつものBTSものさしで計ったら、12cmくらいだったそうです。
(5/22時点)

4月25日に種まきをした自然栽培の田んぼ。まだまだ独り立ちには時間がかかりそうです。

ちなみに、稲ほ舎の田んぼは4月24日に種まきをして、5月15日にはもう田植え!(育苗日数21日)

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稲ほ舎「不耕起栽培」プロジェクト④~立札作ったのに…~

稲ほ舎「不耕起栽培」プロジェクト④~立札作ったのに…~

日々成長していく「ひゃくまん穀」の苗たち。

ひゃくまん穀とは、石川県が開発した比較的新しい品種のお米で

「大粒で食べ応えがある」
「冷めてもおいしいからお弁当にぴったり」

と、石川県のお母さんたちに人気のお米です。

そんな苗たちをかいがいしく世話するアサミさん。

社長がいい感じの板を用意してくれたので、「自然栽培の田んぼ」という立札を作ろう!とせっせと書き始めたものの…

間違えました(

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稲ほ舎「不耕起栽培」プロジェクト③~芽が!!!~

稲ほ舎「不耕起栽培」プロジェクト③~芽が!!!~

4月25日に種もみを植えて、9日後。GW真っただ中の5月4日に

という、社長からのLINEにすっとんでいったアサミさん。

「4、5本の小さい芽を発見しました!!」という、喜びの連絡がスタッフにも届きました。

5月8日の時点で、2㎝くらい伸びていることを確認! 

(アサミさんはBTSの大ファンです)

翌日、種もみ以外にも生えてきている草があるというので、草取りをすることに。みんな興味津々で

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稲ほ舎「不耕起栽培」プロジェクト②~苗代づくり~

稲ほ舎「不耕起栽培」プロジェクト②~苗代づくり~

苗代づくりは、お米の一生の始まりになる大切な作業!
今回は、稲の苗代を作る作業についてお届けします。

種の苗代を作りまずは、草むしりからスタート。
草むしりをする前日は晴れていた方がいいそうで、絶好のスタート日和となりました。

朝8時半から1人で始めた草むしり。
まず、体勢がキツかったとのこと(笑)

1人でもくもくとやっていて、しんどい~と思っていたところ、手の空いたスタッフが手伝ってくれて

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稲ほ舎「不耕起栽培」プロジェクトを始めます。

稲ほ舎「不耕起栽培」プロジェクトを始めます。

長い間、noteの更新が滞っていました。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

稲ほ舎では、4/20の穀雨の日に、田植えが始まりました。

久しぶりの更新となったnoteですが、今後は稲ほ舎社長夫人アサミさんの「不耕起栽培(ふこうき)プロジェクト」を日記のような形で、お届けしていきたいと思います。

書き手はスタッフのちひろです。

第1回目は
・なんでやろうと思ったの?
・そもそも不耕起栽培っ

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【無駄にしないで!】お米農家が教える古米を新米並みにおいしく食べ切る裏ワザ!

【無駄にしないで!】お米農家が教える古米を新米並みにおいしく食べ切る裏ワザ!

みなさんはもう、新米は食べましたか?

稲ほ舎では、減農薬シリーズ3種の新米が発売中です。

新米の宣伝もしちゃっていますが(笑)

「新米を食べたい」と思いつつも

まだ食べきれていない昨年度産のお米を

持て余している方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は

「古米を新米並みにおいしく食べ切る方法」をお伝えします。

どれも簡単にできるので、古米ももりもり食べられちゃいますよー♪

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新米へのカウントダウン!稲刈りが始まりましたー!!!

新米へのカウントダウン!稲刈りが始まりましたー!!!

まだまだ暑さが続きますが、朝晩はぐっと過ごしやすくなりましたね。
ひんやりとした空気を感じます。

日々の田んぼでの様子や、田んぼで見つけた生きものたちの写真を農業チームのへーさんがLINEで送ってくれています。

(虫たちの写真が続きますので、苦手な方は早めにスクロールしてくださいね。私も得意ではありませんが笑。)

蝶は、農薬を使わない田んぼに多いそうです。イモムシたちも、湿地を好むタデのよう

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農家がつくる!お米を使ったおやつ缶の販売をします!

農家がつくる!お米を使ったおやつ缶の販売をします!

毎日暑い日が続きますねー!

冷たいもの、食べたくなりますよね。
喉越しがいいそうめん、ひんやりアイス、キンキンに冷やしたビール…!

でもでも!冷たいものばかり食べていると、胃腸が弱って、栄養を吸収しづらくなってしまうそうです。夏バテは阻止したいですよね。

胃腸が弱いとはどんな状態か?をわかりやすく書いてあります↓↓

さらに、湿気の多い時期に胃腸が重くなる理由もここに書いてあります↓↓

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白山市のお米農家がごはんのために作った梅干しの作り方

白山市のお米農家がごはんのために作った梅干しの作り方

今年の梅雨明けはあっという間でしたね。
まだまだ蒸し暑さが続きますが、夏バテはしていませんか?

梅雨の時期の梅仕事といえば!
ごはんのお供といえば!
梅干しですよね♪

白山市のお米農家稲ほ舎では、毎年自家製の梅干しを作っています。

お店やご家庭ごとに作り方は違うと思いますが、ここでは稲ほ舎の作り方をご紹介します。
ちなみに塩分濃度は15%。
しょっぱいというよりも、すっぱめの梅干しです。

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稲ほ舎が「有機」を選択するワケ

稲ほ舎が「有機」を選択するワケ

田植えがスタートして約1か月たちました。

田んぼチームのへーさんに聞いたところ、そろそろ農薬を使わないお米の田植えをするよーとのこと。

それが終わると、銀のすずめ(減農薬カグラモチ)の田植えをして、今年の田植えは終了になるそうです。

大きなトラブルもなく(小さいのはあったみたいですが笑)順調に進んでいるようで、何よりです。

さて今日は、稲ほ舎の主力商品である、減農薬栽培の銀シリーズについて

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13キロ×1500箱=お疲れ様です!!

13キロ×1500箱=お疲れ様です!!

春ららら~の石川県からこんにちは^^
桜が満開で、ぽかぽか陽気が続いています。

播種(はしゅ)の作業も始まりました。
播種とは、苗箱に種まきをする作業のこと。

空の苗箱を流して→土をのせて→その上に催芽した種もみをのせて→さらに上から土をかぶせる。

それをひたすら、フォークリフトの台にのせていきます。

今日は10時から15時くらいまで、ひたすらこの作業をするとのこと。
育苗器に入るMAXの

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2022年の米づくりがスタートしました!

2022年の米づくりがスタートしました!

「種もみ持ってきたけど、どこにおきますかー??」

3月中旬に業者さんが、種もみを持ってきてくれました。
なんとなく、慌ただしい雰囲気の田んぼメンバーです。

朝、出社すると社長が種もみの浸水作業をしていました。

良い苗を作りには、良い種作りから。
病気の元となる菌やカビを殺菌し、その後水に浸して水分を吸わせます。

水分が100%になり、気温などの条件が揃うと、発芽してくれます。

こちらは去

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