稲ほ舎「不耕起栽培」プロジェクト⑤~き、き、きのこ!!!???~
前回は8cmだった二葉(によう)の苗たち。
暑さが続いた後は、ぐいーーーんと伸びています。
葉っぱも3枚になりました。
いつものBTSものさしで計ったら、12cmくらいだったそうです。
(5/22時点)
4月25日に種まきをした自然栽培の田んぼ。まだまだ独り立ちには時間がかかりそうです。
ちなみに、稲ほ舎の田んぼは4月24日に種まきをして、5月15日にはもう田植え!(育苗日数21日)
暖かいハウスで苗を育てると、スピード感を持って育ってくれるのですね。ありがたいことです。
育苗ってどうやるのかな??と思った方は、こちらの記事を読んでみてくださいね。
自然の田んぼの成長はゆっくり。今日の様子はどんな感じかな~と、毎朝出勤時に眺めてから事務所に入ります。
ある日、ちょっと遅れそうだったので、田んぼの様子をじっくりと見ずに、事務所に入ったら、アサミさんが開口一番。
慌てて田んぼに戻ると、確かに小さなきのこの頭がポコポコ見える…!
え??
なんでなんで??
「きのこが気になりすぎて、いろいろ調べまくってたから、全然仕事が始められてないよー!」
と、疑問と不安と好奇心でいっぱいのアサミさん。
田んぼなのに、きのこが生えてくるのはどうして?
大丈夫なの??
社長に聞いたり、他のスタッフに聞いたり、さらに調べてたりして、アサミさんと出した結論は「このままで大丈夫だね!」でした。
きのこが生える条件は「湿気」と「胞子」。
おそらくですが
①朝方まで雨が降っていて、ジメジメした状態
②かぶせた枯れ草にきのこの胞子がくっついていた
という2つの理由により生えてきたのかな、という予想です。
午後近くになって、日が出てくると、きのこはしんなりとして、カサの部分がひっくり返っていました。
そして、その日の日記。
翌日。
それでもやっぱり、きのこの存在が気になるアサミさん。
いろいろ調べてみたけれど…
菌の世界は奥が深すぎて、沼にハマりそうだったので、深入りはやめました(笑)
ただ、いろんな菌が存在するのは、土壌にとってはよいことです。
いい菌もわるい菌もいていい。
大事なのはそのバランスだよねという結論になりました。
土壌に菌が存在している。その証として「きのこ=菌類」がひょっこり出てきてくれたのかもねーという、なんとも、ゆるい答えにたどり着きました。
人の腸内環境のように、善玉菌がいて、悪玉菌もいて、日和見菌もいる。そんな土壌に、すくすく育つ苗がいる。
それでいいよね~!という、私たちのざっくりとした見解です(笑)
投稿のたびに、いろいろなハプニングが起きるので、目が離せません♪
また、次回の投稿もお楽しみに!
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