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【無駄にしないで!】お米農家が教える古米を新米並みにおいしく食べ切る裏ワザ!

みなさんはもう、新米は食べましたか?

稲ほ舎では、減農薬シリーズ3種の新米が発売中です。


新米の宣伝もしちゃっていますが(笑)

「新米を食べたい」と思いつつも

まだ食べきれていない昨年度産のお米を

持て余している方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は

「古米を新米並みにおいしく食べ切る方法」をお伝えします。

どれも簡単にできるので、古米ももりもり食べられちゃいますよー♪

浸水時間と水分量を増やす


古米とは前年に収穫されたお米のこと。

収穫してから1年以上経過しているので、

お米の水分量が少なくなっています。

そのためお米を水につける時間を

夏場なら30分〜1時間、寒くなってきたら2時間程度にするのがおすすめです。

また、炊く際の水分量を増やすことも大事なポイント。

お手軽な方法としては、

通常の水分量にプラスして氷を1〜2個入れることです。

お米は沸騰するまでの時間が、長ければ長いほど甘くなる性質があるそう。

研いだお米を冷蔵庫に入れてから、炊くのも簡単でおススメです。

ちょい足しで段違いの味わいに


炊く際に入れると、おいしくなるモノがあります。

それは日本酒

お米1合あたり大さじ1程度加えると

古米特有の糠のにおい消しやツヤ出しの効果が期待できます。

もち米を混ぜて炊くのもオススメです。

白米9:もち米1の比率で炊いてみると

もちもち食感のご飯を楽しめます。

雑穀米にすると、いつもと違った食感を味わえます。

個人的に好きなのは「もちきび(いなきび)」です。

その名の通り、もちもちとした食感とほのかな甘みが特徴。

粒も小さいので、雑穀初心者さんも食べやすいと思います。

お米1合に対して、大さじ1が目安ですが

お好みで増やしてもOK!

ちなみに、稲ほ舎で取り扱っている雑穀はこちらのものです。

黒米のみ、鳥越のエコファーム奧野さんのものを置いています。

古米の方がおいしい料理もある!


古いお米はおいしくないと思うかもしれませんが

古米の方がおいしい料理もあります。

それはお寿司

古米は水分量が少ないため

寿司飯には欠かせないお酢の吸収が良いそうです。

新米は水分量が多いので、逆にベタベタしてしまうのだとか。

一流の寿司店などでは、古米を好んで使うのだそうです。

新米はその年によって水分量も変わってくるので、

炊き加減などを改めて調整する必要もあります。

手巻き寿司にすると、ついつい手が伸びるので

古米を早く食べきりたい方には特におススメの使い方かも。

(わが家は、夫・8歳男子・4歳女子の4人家族ですが手巻き寿司にすると3合がすっからかんになります)

他にも

*パラリとした食感を味わいたいチャーハン

*とろみのあるカレー

なども、古米の魅力が楽しめる料理といえますね。

旬の味覚を使った、きのこやさんまの炊き込みご飯などもおいしいかもしれません。

そもそも新米って?


新米は秋の収穫から12月31日までに精米されて、包装されたものを指します。

だから焦らなくても、しばらく新米は逃げません(笑)

昔は機械もなく、全て手作業で行っていました。

そのため現在のように、9月に新米を味わうことはできなかったそうです。

こうしてご飯が食べられるのもありがたいことだなーと思いつつ

今日もおいしくご飯をいただこうと思います!


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