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稲ほ舎「不耕起栽培」プロジェクト③~芽が!!!~

4月25日に種もみを植えて、9日後。GW真っただ中の5月4日に

「芽出てるかも???」

という、社長からのLINEにすっとんでいったアサミさん。

サンダルで飛びだしてきた。

「4、5本の小さい芽を発見しました!!」という、喜びの連絡がスタッフにも届きました。

ちっちゃい芽を発見して大喜び!
これです!!

5月8日の時点で、2㎝くらい伸びていることを確認! 

にょきにょき芽がでてる~!
BTSの方が目立ってますが、主役は2cmのお米の芽です!

(アサミさんはBTSの大ファンです)

翌日、種もみ以外にも生えてきている草があるというので、草取りをすることに。みんな興味津々でワラワラと集まってきました。

みんなわくわく♪
こんなに生えてるーー!!

ちっちゃい芽がたーーーくさん。
思わず、「すごいすごい!」と連呼してしまいました。

お米って種なんだ。
土に植えたら生えてくるんだ。

命のかたまりなんだなぁと、改めて感じました。

お米から芽が出てる~!初めて見ました!



草取り後、草対策のために米ぬかをまきます。こうすると、他の草が生えにくくなるそうです。毎日精米しているので、米ぬかならどんだけでもあるのが、米農家の強みですね♪

苗の生育を妨げないように、おそるおそる、米ぬかを振りかけるアサミさん。



苗についた米ぬかを棒ではたいて、今日の作業は終了。
しばらくは、苗の成長を待ちます♪

アサミさんはとってもマメで、こんな絵日記を書いてくれています。
スタッフの情報共有にもなるし、私がこのnoteを書くときの助けにもなっています。

絵日記みたいでかわいいんです。そしてわかりやすい!


「苗床小学校」というのは、原田マハさんの小説「生きるぼくら」に書いてあった言葉。「田植えは苗のひとり立ち」って、なんだかすごくいい言葉だなと、キュンとしてしまいました。

田んぼの一部を苗床にして育てていた幼苗は、十センチほどの大きさの成苗
となっていた。みずみずしい緑の株が、分けつして、葉っぱは五、六枚に増えている。この苗をひとつひとつ、ていねいに苗床から掘り出し、田んぼに移し替える。
ばあちゃんが米作りの話をしてくれたときに、「田植えは苗のひとり立ち」と言っていた。仲間たちと一緒にすくすく育った「苗床小学校」を卒業して、それぞれに青空に向かって育っていくときを迎えたと思うと、なんとなく感慨深い。

生きるぼくら P297


稲ほ舎小学校の苗たちは、ひとり立ちまでどのくらいかかるのでしょうか?
また成長の様子をレポートしますね~♪

次回をお楽しみに!


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