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令和5年度の勤務校が決まるまで

こんにちは。ぐうぽんです。

3月は時間講師にとって1年を決める重要な月。
かくいう講師3年目の私は、まだまだ勤務校は流動的。
紆余曲折しながら決まった、そんな2週間あまりの日々をまとめます。

時間講師決定の流れ

東京都の時間講師の流れは、前年秋から始まります。

まず、秋頃に勤務校宛に名簿の登録可否の用紙が届きます。
住所氏名等変更事項があれば書き、何もなければそのまま管理職の先生にお返しし、市区町村教委を通して都教委に提出されます。

そして2月下旬に選考結果が届きます。
よほどの事件でも起こさない限り合格します。
そこで名簿登録番号が付与されます。

この結果を踏まえ、都教委は時間講師の名簿を作成し各学校に公開します。
これを見て学校側は、時間配分に見合う講師へ電話し、採用交渉となります。

最終的には各学校へ伺い、管理職の先生と面接を兼ねた調整を行います。
双方で合意すれば無事勤務校が決まり、後日人事発令書が届いて勤務開始になります。

勤務に際し、講師側は

・健康診断結果
・教員免許状の写し
・名簿登録番号

を提出します。

解禁日は3月5日

さて、そんな争奪戦が始まるのは毎年3月5日。
長く勤務されている、もしくは既に勤務している講師は、管理職の先生と面談し継続か否かを確認します。
こればかりは時数配分によって変わるので、「また来年も」と言っていただけることもあれば、「来年は取れない」と言われることもあります。

私は諸々思うことがあって、継続依頼されたのですがお断りしました。

そうなると、次の勤務校を探さなくてはなりません。

自ら探す方法もありますが、夕方から夜になると、逆にいろいろな学校から電話がかかってきます。
電話に出ると、副校長先生の開口一番は大体この言葉でした。

「もう決まっていますでしょうか?」

電話をかける頃には既に他校に取られている可能性があるので、1分1秒で勝負が決するくらいシビアな戦い。
本当に講師は奪い合いのようです。

できる教科と、やってほしい教科のせめぎ合い

小学校の場合、全部の教科ができると判断されて免許状が出されているので選り好みはタブーのようです。

でも私のように教科指導数が少ない教員としては、どうしても新しい教科が2つ以上になると準備や教材研究に追われる不安が付きまといます。
PowerPointの資料作成、場合によってはWordでのワークシート作成・・
今年度もこうした準備と評価で忙殺されました。

今回、既に2月の時点でとある先生からお誘いがあり、1校は確定していました。
しかしそれだけでは時数も少ないのでもう1~2校調整したいと思っていました。

お話を聞いて学校側の思惑、講師側の思惑が合致しないと決裂しますので、本当に交渉力が問われます。

今は教員不足と言われていますが、あまり断ってばかりいるとどんどん門戸が狭くなり、しまいには勤務先がなくなることもありますので、あまり要求ばかり言うのではなく、どう落とし込むかがカギになります。

初めて訪れる自治体での交渉は

争奪戦から1週間。勤務校からは「なんとか1日でも残ってくれないか」と言われ、他にも2校ほど電話をいただき、どうするか非常に迷っていました。

その中で、何度か電話をいただき、勤務先が自宅からそれほど遠くない、車通勤可能という条件を提示された学校へお話を聞くことにしました。

電話で自分が指導してきた教科を伝えていましたが、実際お話を伺うと私の要望に合わせてくださっていました。

時間数は・・
教科は・・

(あ、これならできるかも)

そしてどうしても不安だった「指導のフォロー」についても、バックアップします!と快諾いただけたので、

「わかりました。ではよろしくお願い致します!」

こうして無事、交渉が成立しました。

管理職の先生が私に配慮くださったのが嬉しかったですし、何より先生方の対応に温かみを感じました。

なお、現在の勤務校も調整していて、勤務時間はもう少し増えるかもしれません。

ここにお世話になろう

来年度のメイン校は、支援員時代でも訪問していない、本当に新規の学校となりました。
2校にはパソコンの活用や、かつてICT支援員をしていたこともお伝えしており、教科のみならず、情報教育でも一翼を担えたら嬉しいですね。

教科と情報教育で、学校のICT活用を推進したい!

教員を目指すきっかけとなったポリシーを胸に、また来月から新たなスタートを切ります。


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