ぐうぽん|教育×ICT

公立小の時間講師。ICT支援員10年を経て現職。教育方法学(ICT)を研究テーマに考察…

ぐうぽん|教育×ICT

公立小の時間講師。ICT支援員10年を経て現職。教育方法学(ICT)を研究テーマに考察や教科の実践事例を書いています。 ICTを使った授業事例についてはブログをご覧ください。

マガジン

  • ICT・情報教育を考える

    ICT(情報通信技術)、ICT活用のヒント、ICT支援員、情報教育、プログラミング教育に関する記事や考察をまとめています。

  • 講師と支援員の話

    時間講師と学習支援員の二足のわらじで見えたこと、感じたことを徒然と…

  • 家庭科でICT

    「ICTなら家庭科!」をコンセプトに、5年生、6年生(開隆堂・東京書籍)の家庭科の授業記録や考察をまとめています。

  • ぐうぽんの独り言

    ここでは、私「ぐうぽん」の趣味とか思ったこととかを書いています。

  • 国語(言語活動)小学校中学年編

    光村図書を使用した国語(3・4年生)の単発単元・書写の記録をまとめています。

最近の記事

  • 固定された記事

2023年度 多くのスキをいただいた記事をまとめてみました

こんにちは。ぐうぽんです。 2023年度も色々記事を書かせていただきました。 読んでいただいた皆様、そしてスキをくださった皆様、本当にありがとうございました。 そこで、2023年度に執筆した記事の中で、多くのスキをいただいた記事をご紹介してみようと思います。 1.学び・教育全般昨年度はGoogleフォームを使った授業アンケートを各学期で実施しました。 そこで見えた考察をまとめました。 今年度は担任の先生のクラスルーム借りていたので、下手にアンケート取れないな・・と自粛

    • 私が実践している「国語のICT活用」とは

      こんにちは。ぐうぽんです。 気づくと国語の言語活動単元を指導して、3年ほどになります。 これまでもICTを活用する授業を色々構築し、実践し、事例をご紹介してきました。 そこで今回は、こうした実践を通して得たICTが使える、ICTに置き換えるためのポイントをお伝えしようと思います。 国語でのICT活用のヒントにしていただけると嬉しいです。 国語は「話すこと・書くこと」「聞くこと」「読むこと」の3領域と「伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項」で成り立っています。

      • 講師と支援員の話 その10(完結編)

        こんにちは。ぐうぽんです。 1つの学校で、時間講師と学習支援員の二足のわらじ生活で気づいたことを徒然と描いています。 今回は、突然の終了について 自分には少し荷が重い仕事自体は様々な授業に関われたので楽しかったのですが、やっぱり自分にとって子どもとの距離が近すぎるのと、予想外の行動をされたらどうしよう・・という不安ばかりがつきまとい、荷が重く感じていました。 学期末には咳に悩まされるなど、自分の体も相当ストレスと戦っていました。 ちょうど夏休みになり、1ヶ月ほど自分の

        • Canvaを調べていたら、Canva公式に取り上げられていました!

          こんにちは。ぐうぽんです。 2学期に入り、いつものようにICTで授業を進め、隙間時間には担任の先生にICT活用に関する情報交換をするなど、ちょっと意欲的に活動しつつあります。 そんな中、ICTをバリバリ活用している先生から「Canvaについて教えてほしい」と依頼を受けました。 Canvaは使ったことあるし、軽くなら・・と思っていたらさすがそこは活用バリバリの先生。 「動画作りたいんですよ」 え?動画?? Canvaのこと、実はあんまりよく分かっていなかったりするの

        • 固定された記事

        2023年度 多くのスキをいただいた記事をまとめてみました

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        • ICT・情報教育を考える
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          3本
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          11本
        • 学びのこと
          26本

        記事

          6年家庭科。ふくろ製作の前に紙を使って試し作りに初挑戦。画用紙1枚で様々な目的を持った作品を作り上げていて凄かった!

          6年家庭科。ふくろ製作の前に紙を使って試し作りに初挑戦。画用紙1枚で様々な目的を持った作品を作り上げていて凄かった!

          プログラミング教育の肝は「達成感」

          こんにちは。ぐうぽんです。 プログラミング教育が現行の学習指導要領で義務化されて丸4年が経過しました。 過去記事で、プログラミング教育の危機的状況をまとめましたが、プログラミング教育はまだまだ試行錯誤や確立した授業形態には遠い感じです。 これまでの様子と知見を元に、プログラミング教育を実りある活動にするための考察をしてみます。 「自由に、かつ理論とともに」「プログラミング教育」への見解は多種多様で、様々な方策が提案されています。 その多くは、Scratchを基本とした

          プログラミング教育の肝は「達成感」

          ICTでまとめや報告を作らせるときに陥りやすいこと

          こんにちは。ぐうぽんです。 ICTの活用で多いのが、まとめや報告をタブレット等で作成する活動です。 これはパソコンが学校に入ってから現在も続く、いわば普遍的な表現活動と言えます。 ですが、このまとめの仕方がまだまだ正しく行われていないのが現状です。 ICT支援員時代から伝え続けている、まとめの仕方と情報活用能力育成に向けた話をしようと思います。 地域の良さを伝える文書を作って発表したけれど・・自分も担当している中学年で、総合のまとめ発表をするので見てほしいと管理職の先生

          ICTでまとめや報告を作らせるときに陥りやすいこと

          プログラミング講座から見えた「自分なりの歩む道」

          こんにちは。ぐうぽんです。 先日、3日間におけるプログラミング講座を行いました。 講座で使用したのはScratchで、10数名の小中学生が参加しました。 今日はこの講座を通じて感じたこと、そして目指したいことについて話していこうと思います。 1日目今年もScratchか… 少々気が重い中、開始を待っていると一人の子が私のところにやってきました。 聞くと8年ほど前、私がICT支援員のときパソコンを教わったとのこと。 当時の小学生が今では高校生になっていました。 (自分

          プログラミング講座から見えた「自分なりの歩む道」

          今年のプログラミング講座のネタは・・

          こんにちは。ぐうぽんです。 毎年、夏休みになるとプログラミング講座の講師を依頼されています。 今年でもう5回目になるかと思います。 きっかけは仕事がなかったとき、懇意にしていた先生に企画を持ちかけたこと。 使用したソフトはViscuitでした。 これが結構好評らしく、現在に至っています。 ただ、ここ数年は初級と中級に分けるようになり、初級は依頼くださった先生がViscuitを、中級は私とクラス分けになり、正直・・ Visucuitのほうがいいのに・・・・・ と、モ

          今年のプログラミング講座のネタは・・

          小学校家庭科と中学校家庭科の壁

          こんにちは。ぐうぽんです。 私は小学校で家庭科講師をしていますが、勤務校には学区内の中学校で家庭科講師をしている先生がいます。 (詳しくは講師と支援員その を参照) 先日、中学校では期末テストが始まる話になり、教科書を見せて貰う機会がありました。 途端に理論づくめになる中学校家庭科小学校家庭科は基本中の基本を学ぶので、手ぬい、ミシン、掃除など普段から家庭で行なっていることを中心に学習します。 そのため指導もしやすく、即生活に活かせる点も小学校家庭科の良いところだと感じ

          小学校家庭科と中学校家庭科の壁

          毎年夏になると考える、自分の身の振り方

          こんにちは。ぐうぽんです。 残暑お見舞い申し上げます。 時間講師で働くこと5年。 毎年この時期になると時間があるせいか、自分の身の振り方を考えます。 今年はいつになく、本当に来年度どうするか、本当にこのまま仕事を続けてていいのか、そう自問自答する日々です。 そもそも自分が今の立場になるまでのこと、そしてこれからのことを、少しお話しします。 ICT支援員を辞めてから10年近く勤務したICT支援員は、通信制大学で教員免許が取れたタイミングで退職しました。 それは仕事が嫌

          毎年夏になると考える、自分の身の振り方

          学期末とせきぜんそく

          こんにちは。ぐうぽんです。 連日暑いですね。残暑お見舞い申し上げます。 学校が夏休みに入り、早3週間。 怒涛のまっしぐら、フル回転からの急ブレーキで1週間は精神的に疲弊していましたが、ようやく休みモードに慣れてきました。 ここ数日は朝ヨガやストレッチで体を動かしてから教材準備したり、遊びに興じたり(笑)とメンタル面のケアに努めています。 2学期はもっとキツイ日々が待っていると思うと気も重くなりますが、今を楽しもう!と決意して過ごしています。 さて、学期末のとある日か

          学期末とせきぜんそく

          夏休みの過ごし方に困っていたところで、素晴らしい記事と出会いました。心が楽になりました。 https://note.com/nontasensei/n/n02d6eefc217f

          夏休みの過ごし方に困っていたところで、素晴らしい記事と出会いました。心が楽になりました。 https://note.com/nontasensei/n/n02d6eefc217f

          夏休みに入りました🌻2学期の概況を作りつつ、しばし心と体を休めてます。

          夏休みに入りました🌻2学期の概況を作りつつ、しばし心と体を休めてます。

          Kahoot!で盛り上がる!つなぎ言葉クイズ(後編)

          こんにちは。ぐうぽんです。 前編では、Kahoot!を使う経緯と、問題づくりまでの苦闘を書きましたが、後編では実践事例の紹介になります。 前編はこちら。 Kahoot!に委ねた「授業」は想像以上支援員業務との兼ね合いを図りながら、私は授業実施前日まで環境の構築とテストを繰り返し、万全を期して当日を待ちました。 クラスルームには授業開始後公開するよう設定。 支援に誰か一人入ってほしい、と管理職の先生に申し出たら、いつも家庭科でフォローいただいている音楽の先生がサポート

          Kahoot!で盛り上がる!つなぎ言葉クイズ(後編)

          Kahoot!で盛り上がる!つなぎ言葉クイズ(前編)

          こんにちは。ぐうぽんです。 2024年度、1学期最後の授業は、ちょっとしたチャレンジをしてみました。 題材は4年国語「つなぎ言葉」です。 一筋縄でいかない児童たち始まりは担任の先生からでした。 「ぐうぽん先生、次の授業なんだけど国語でいいですか?」 「はい。何をやりますか?」 「実はつなぎ言葉だけが終わってなくて・・」 「・・・(あれか)。 了承しました」 そう言われ、色々考えていた数日後 「ぐうぽん先生、すまないけど授業を移動してもらえます?」 「はい、いいです

          Kahoot!で盛り上がる!つなぎ言葉クイズ(前編)