- 運営しているクリエイター
#遺族
大切な人への思いも、記憶も音楽と共に忘れない。
「ほしまるさん、いつも元気だから
そんな辛い過去があるなんて思わなかった」
特に、結婚してから知り合う人たちは皆必ずそう話す。
とはいえ、私自身も 家族(両親と妹)の喪失体験に関しては、誰にでも話しているわけではない。
なぜなら、noteを書き始めの初期に記したことではあるが
私の家族の死因は 【変死】というカテゴリーにあたるものだからだ。
それこそ、今の時代、季節毎に どこの局でも
今でも思い出す じいちゃん、ばあちゃんの背中
今日は敬老の日だ。
もう直接は伝えられないけれど
私なりに気持ちや思いを込めて、
私の じいちゃん、ばあちゃん(母の両親)との思い出話を書こうと思う。
☆
私は出身そのものは東京だが、生まれたのは
千葉県の母の実家近くの産院だった。
だから、出生地そのものは千葉県。
なので 積極的に「生まれも育ちも東京」とは名乗っていない。
千葉県といっても、東京に程近い市なのだが
それでも 小さな頃
父に念願の息子ができた。
はじめに同じ日に連続投稿失礼します。
これから書く話は、私の父、そして私の夫の
短くも思い出深い過去の物語です。
私は夫の海外転勤に伴い、結婚と同時に海外で生活した。
一年後、日本に一時帰国した際には 挙式、そして簡単なお茶菓子を用意して参列者の方々のための歓談の場を設けました。
(招待状やあらゆる準備は国際電話とfaxを通じて母に全てお願いしました。)
再びまた赴任先へ戻ってしばらく後、私は夫