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両親と妹へ

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両親・妹を一度に亡くした遺族としての思い、そして生前の家族との思い出たち。 一つでも目に留めていただけると幸いです。
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#父

元彼の運転する車で、小雨の中のお墓参り

元彼の運転する車で、小雨の中のお墓参り

関東・甲信で梅雨入り。
梅雨になると思い出すエピソードがある。

あの時、季節は梅雨を迎えていた。

その年の春に、両親と妹を一度に亡くした私は、
その頃、母方の祖父母と伯父伯母家族の暮らす家に身を寄せていた。
一人、相続やら死後の様々な手続きに追われていたからだ。

日本にいるのに、異邦人の気分だった。
というのも、当時、夫の仕事の関係で私たちは数年間南米で暮らしていたからである。

葬儀後しば

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父の涙を見た、大晦日の思い出。:一年間 読んでくださった皆さんへ感謝を込めて

父の涙を見た、大晦日の思い出。:一年間 読んでくださった皆さんへ感謝を込めて

2021年も残りあと半日弱となりました。
今日、今年最後の投稿は、エッセイ。
お世話になった皆さん、いつも読んでくださった皆さん お一人お一人を思いうかべつつ、綴りました。
ぜひ、お読みいただけたら嬉しいです。

☆☆☆

中学1年の大晦日のことだ。
家族で朝食をとっていると、ふと父が箸を止めてつぶやいた。

「今日、墓参りに行ってきてもいいかな、年始に買い足すものは帰りに買ってくる」

そして、

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今でも思い出す じいちゃん、ばあちゃんの背中

今でも思い出す じいちゃん、ばあちゃんの背中

今日は敬老の日だ。

もう直接は伝えられないけれど
私なりに気持ちや思いを込めて、
私の じいちゃん、ばあちゃん(母の両親)との思い出話を書こうと思う。



私は出身そのものは東京だが、生まれたのは
千葉県の母の実家近くの産院だった。

だから、出生地そのものは千葉県。
なので 積極的に「生まれも育ちも東京」とは名乗っていない。

千葉県といっても、東京に程近い市なのだが
それでも 小さな頃

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父に念願の息子ができた。

はじめに同じ日に連続投稿失礼します。
これから書く話は、私の父、そして私の夫の
短くも思い出深い過去の物語です。

私は夫の海外転勤に伴い、結婚と同時に海外で生活した。
一年後、日本に一時帰国した際には 挙式、そして簡単なお茶菓子を用意して参列者の方々のための歓談の場を設けました。
(招待状やあらゆる準備は国際電話とfaxを通じて母に全てお願いしました。)
再びまた赴任先へ戻ってしばらく後、私は夫

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ルーツを失くしていく私

ルーツを失くしていく私

※この投稿には家族との死別(喪失)体験のことについても書いてあるものです。ですので、私同様、過去にご家族やご友人、大切な方との死別を経験された方にとっては悲しい思い出を想起させてしまったり、心の状態によっては辛い思いをなさるかもしれません。なのでその恐れのある方はどうかスルーしてくださいませ。

☆☆☆

こんばんは。ほしまるです。

たまたま先ほどぼーっとしながら観ていたテレビ番組のロケ地が、私

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