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エッセイ集

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あなたの心の火を焼べる燃料に。
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【エッセイ】最初の村

【エッセイ】最初の村

いつもありがとうございます。星時雨です。
体調不良やアメフトのつぶやきばかりのアカウントになってしまいましたが、今何やってんねんっていう近況報告をしたいと思います。

空いた自分の時間で少しずつ美術の世界を旅しております。
とりあえず詩集から読み始め、美術全般を語る雑多な動画を並行して見ています。
そこで感じたのは

私は家を出た先でスライムばかり倒していて、
最初の村にさえ向かっていなかったん

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【エッセイ】現代詩の先  『詩 2.0』

【エッセイ】現代詩の先 『詩 2.0』

いつもありがとうございます。
星時雨です。

ほぼ毎日していた詩の投稿が止まりがちです。
詩を書いていないわけではありません。
むしろ饒舌で、何個か書き上げたものもあれば、形にしたいアイディアは出てきています。
詩誌への投稿を優先したがために、結果がわかるまで書き上げたものがすぐに見せられないのがもどかしいです。
如何せん、アウトプットの数に余剰がなくて……。

加えて、書き上げるのに時間を要しそ

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【エッセイ】詩と筋肉と表現とnote【note振り返り】

【エッセイ】詩と筋肉と表現とnote【note振り返り】

いつもありがとうございます。
星時雨です。

noteの振り返り投稿が散見される中、私なりにnoteへの投稿を続けて感じたことをまとめていきたいと思います。
私の2023年のnote振り返りは人様に見せられるような数字は出ていないので割愛させていただきます!

①小さな世界を大切にする。
承認欲求というのはトンデモナイ怪物です。私も時々誘惑に駆られます。
才能という得体の知れない妖怪もいます。

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【エッセイ】癖、軸

【エッセイ】癖、軸

お世話になっております。星時雨です。
詩の書き方や表現したいものは人それぞれ違うかと思います。
私の場合、私の主観に皆さんを招き入れる気持ちで書いています。同じ立ち位置や目線に来てくれないかなと淡い期待をしながら、そこから見える景色に共感する部分、ギャップを感じる部分、その体験をして生まれる気持ちを味わってもらいたいなと考えています。
傲慢ですよね。

ありがたいことに、過去に私の書く詩を読むと優

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【エッセイ】一時停止

【エッセイ】一時停止

創作の意欲を高めるのに音楽というのはとても親和性が高いと思います。
おそらく多くの人が感じていることだと思います。

ここからはもしかしたら少数派の感覚なのかもしれませんが、詩を仕上げようというとき私は音楽を一時停止します。
細かな言葉選びや言葉の端々に他の方の言葉が混ざってしまう感覚がするからです。
それは良いこととも言えますが、私は私の言葉で書ききりたいという思いが強いです。
今まで見聞きして

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【エッセイ】1時間12分

【エッセイ】1時間12分

1日の内
仕事と移動 60%
家事と雑務 10%
睡眠 20%
残り 10%

その内の5%が筋トレ
さあいよいよ最後の5%
今はここが私の詩を仕上げる時間です。

詩作を再開する前はダラダラとしていたにも関わらず時間が足りないと思っていました。
今はもっと足りないです。

移動中や仕事中、頭に浮かんだ言葉や文章は昔からメモを取るようにしています。
でも、仕上げは“ながら”ではでき

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【エッセイ】始まりの炎【創作について】

【エッセイ】始まりの炎【創作について】

他の人の創り出したものを見て思い出す情景や感情があります。
たぶん、忘れてしまっていたのでしょう。

こんな大事なものをどうして容易く忘れてしまうのだろうと嫌になりますが、人間の記憶力はその程度なのだということも一緒に思い出します。
その瞬間に、直接の繋がりはなくとも人と人が触れ合う大切さをしみじみと感じます。

誰かの想いに触れると心が熱くなります。
触れれば触れるほど、色んな想像や感情が他人(

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【エッセイ】目で追う五感

【エッセイ】目で追う五感

他人の詩を見て、自分の詩には色が少ないと気づきます。
他人の言葉を見て、自分の言葉には刺激が足りないなと感じます。

目で触れる言葉の先には五感が存在しています。
文章が上手いなと思う人は、その五感を上手くつついてくるなと思います。
目で見ているはずなのに体中がむず痒い。
熱くなり、音が聞こえ、目まぐるしい世界が現れます。

私もそんな詩を書きたいものです。

【エッセイ】散髪

【エッセイ】散髪

昨日、髪を切りに行きました。
真っ直ぐで柔らかい髪質が昔から好きではなく、最近はずっとパーマをかけています。

仕事もありますし清潔感を出したいので、基本的にはショートになるようなサイクルで切りに行きます。
でも、長く重くなった髪を指でクシャッとする感触が好きです。
それと同時に、思考が編まれて一個の大きなアイディアの織物が出来上がっていくような錯覚を起こします。

だけどやっぱり、目にかかった前

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