星川レモン

【人生サバイバル備忘録】36歳上場企業中間管理職 | 二児のパパ | 渡る世間を生き抜…

星川レモン

【人生サバイバル備忘録】36歳上場企業中間管理職 | 二児のパパ | 渡る世間を生き抜く考え方や生き方を発信 |誰かの心に響く文章を書いていきます

記事一覧

固定された記事

魔法が解けた僕たちはどう生きるか

夢の世界 夢の世界と聞いてまず何を思い浮かべるだろうか 、ディズニーランド?確かにディズニーランドは現実で最も夢の世界に近い場所かもしれない。 しかし、それが作ら…

星川レモン
5か月前
77

絶対に折れない心の作り方

クソ人間どもとの精神の削りあい 僕が学生の頃、一足先に社会人になった友人に社会とは何かと問うた。 すると"クソ人間どもとの精神の削りあい"という回答がきた。 「…

19

終わりなき歌

Tomorrow never knows 僕の人生に必要不可欠なものの一つが音楽だ。音楽を聴く、歌を歌うとは人間だけに許された特権なのだろうか。 否、生き物の中にはまるで歌を歌うよ…

星川レモン
1か月前
32

お金を制するとは稼ぎ、守り、運用すること

お金を制する者が人生を制する お金を制するとはお金を稼ぎ、守り、運用することだ。 多くの人が稼ぐことに重点を置いてしまうが、守ること、運用することも同じくらい大…

星川レモン
2か月前
22

家庭の崩壊と再構

家庭と組織 組織とは共通の目標や役割を持った複数人の集団。このような認識で概ね正しいだろう。 ということは2人以上の家庭も組織と言える。 今まで地球上では無数の大…

星川レモン
3か月前
30

僕たちのヒーロー トップガン

男の浪漫の詰め合わせ  エンターテイメントとしての映画というのは視聴者をどれだけ惹きつけて、ワクワクさせ、憧れを抱かせるかがその価値の大小を決める。 トップガン…

星川レモン
4か月前
38

男児は如何にして採集から学ぶか

男児、昆虫を採集すべし 何かを収集するのが趣味という人は多い。人に限らず生き物全般に言えることかもしれないが、何かを収集することは生物の本能なのだろう。 アリと…

星川レモン
4か月前
10

日本橋馬喰町のすすめ

馬喰町という怪奇な名前の町に10年近く住んでいた。 この町には祖母が暮らしており、大学へ通うために上京するタイミングで埼玉の実家から引っ越してきた。 私の住まいは…

星川レモン
6か月前
12

風呂は心の選択

風呂は命の洗濯よ新世紀エヴァンゲリオンの葛城ミサトの台詞である。 「命の洗濯」とは日々の仕事や人間関係の重みや悩みを忘れ、のんびりとリラックスして過ごし滋養する…

19

さよならのかわりに

お別れの言葉小さな頃から「さよなら」という言葉が嫌いだった。 「さよなら」と言ってしまうともう二度と会えないのではないか、これが最後の会話になってしまうのではな…

9
魔法が解けた僕たちはどう生きるか

魔法が解けた僕たちはどう生きるか

夢の世界
夢の世界と聞いてまず何を思い浮かべるだろうか
、ディズニーランド?確かにディズニーランドは現実で最も夢の世界に近い場所かもしれない。
しかし、それが作られた夢の世界だという事実に気付いてしまう時が来る。ディズニーランドでも魔法は使えないし、ミッキーの中身は人間だという圧倒的な現実があるからだ。
小学生低学年くらいまではその圧倒的な現実に気付かず楽しく過ごすことができる。
だが、小学生高学

もっとみる
絶対に折れない心の作り方

絶対に折れない心の作り方


クソ人間どもとの精神の削りあい

僕が学生の頃、一足先に社会人になった友人に社会とは何かと問うた。

すると"クソ人間どもとの精神の削りあい"という回答がきた。

「大袈裟だな」
というのが僕の最初の感想だったのだが、社会人になり10年を超えた今となっても、これほど社会とは?に対する的を得た回答はないと思うのであった。

ではなぜ社会は学生と違うのか、そもそもクソ人間とはどのような人間なのか、な

もっとみる
終わりなき歌

終わりなき歌

Tomorrow never knows

僕の人生に必要不可欠なものの一つが音楽だ。音楽を聴く、歌を歌うとは人間だけに許された特権なのだろうか。

否、生き物の中にはまるで歌を歌うように鳴く生き物が多くいる。
求愛のメロディーを奏でメスを呼び寄せる生き物たちにとって、より美しいメロディーを奏でることが死活問題となる以上、多くの生き物にとっても音楽は必要不可欠なものと言ってもいい。

音を楽しむと

もっとみる
お金を制するとは稼ぎ、守り、運用すること

お金を制するとは稼ぎ、守り、運用すること

お金を制する者が人生を制する

お金を制するとはお金を稼ぎ、守り、運用することだ。

多くの人が稼ぐことに重点を置いてしまうが、守ること、運用することも同じくらい大切である。

守ること、運用することの正しい知識や考え方を身に付けていないと、いくら多くのお金を稼いだところで真のお金持ちにはなれないだろう。

働き始めたすべての若者がまず最初に学ばなければならないのはお金についての正しい知識と考え方

もっとみる
家庭の崩壊と再構

家庭の崩壊と再構

家庭と組織

組織とは共通の目標や役割を持った複数人の集団。このような認識で概ね正しいだろう。
ということは2人以上の家庭も組織と言える。

今まで地球上では無数の大小様々な組織が誕生と崩壊を繰り返してきた。大きなことを達成するためにはより大きな組織を作ることが求められる。多くの人間に共通の目標を抱かせ動かすことの難しさは自明の理だが、ある一定の大きさを超えた組織ができればコントロールは容易い。

もっとみる
僕たちのヒーロー トップガン

僕たちのヒーロー トップガン

男の浪漫の詰め合わせ 

エンターテイメントとしての映画というのは視聴者をどれだけ惹きつけて、ワクワクさせ、憧れを抱かせるかがその価値の大小を決める。
トップガンは戦闘機という男なら誰もが憧れる乗り物を巧みに大胆に乗りこなす1人の天才イケメンによる青春群像だ。

戦闘、友情、恋愛、死、別れと青春の酸いも甘いもが全て詰まった不朽の名作でトムクルーズの出世作だ。
満を持して2022年に続編が公開され話

もっとみる
男児は如何にして採集から学ぶか

男児は如何にして採集から学ぶか

男児、昆虫を採集すべし

何かを収集するのが趣味という人は多い。人に限らず生き物全般に言えることかもしれないが、何かを収集することは生物の本能なのだろう。
アリとキリギリスの物語のように、食べ物が豊富にある時こそ必死に働いて備蓄し、来たる冬を飢餓することなく生き抜く、リスクヘッジの教訓を最初に教えてくれる物語だ。
生き抜くために必要なもの、今はあるが未来になくなってしまうかもしれないものを巧みに収

もっとみる
日本橋馬喰町のすすめ

日本橋馬喰町のすすめ

馬喰町という怪奇な名前の町に10年近く住んでいた。

この町には祖母が暮らしており、大学へ通うために上京するタイミングで埼玉の実家から引っ越してきた。

私の住まいは昔お店だった建物を、住めるように改築した一軒家だった。建物は古かったが日本橋に一軒家で住めるという贅沢を当時はあまり有難いとも感じていなかったが、いざ離れてみた時に馬喰町に住むということの有り難みをひしひしと感じ、この町にまた住みたい

もっとみる
風呂は心の選択

風呂は心の選択

風呂は命の洗濯よ新世紀エヴァンゲリオンの葛城ミサトの台詞である。

「命の洗濯」とは日々の仕事や人間関係の重みや悩みを忘れ、のんびりとリラックスして過ごし滋養することで、古くからある日本の諺のようだ。風呂も命の洗濯の一つであり、風呂に入ることで体の汚れを落とすだけではなく、日々の精神的疲労も癒すことで生きるためのエネルギーを養うということだろう。

たしかに一生懸命運動したり勉強したり仕事した後に

もっとみる
さよならのかわりに

さよならのかわりに

お別れの言葉小さな頃から「さよなら」という言葉が嫌いだった。

「さよなら」と言ってしまうともう二度と会えないのではないか、これが最後の会話になってしまうのではないかとなぜか恐くなった。

だから僕はなるべく「さよなら」という言葉を使わないようにしている。家族には「行ってきます」友人には「またね」会社では「お疲れ様でした」と言うようにしているし、別れ際の僅かな時間を大切にしようと決めている。次いつ

もっとみる