- 運営しているクリエイター
#愛
『宗像恒次から教わった「愛」の話』目次とキーワード
2021年も、そろそろ梅雨が明ける。『宗像恒次から教わった「愛」の話』全二十四話を書き終えてから7ヵ月が過ぎた。
しかし、この日本は、いまだにコ〇ナ狂想曲を踊り続けている。1年半、先の見通しがつかない世の中で、いかにありのままの自分を生きるかが問われ続けているように、私は感じる。
そんな中で、この4月から、もっと直接的に市民のみなさんのお役に立ちたいと思い、公的機関でパート職員として働いている。ま
エピローグ~1億総カウンセラーを目指した宗像の愛
ヘルスカウンセリング学会のFAQページの中に、以下のようなクエッションがある。
Q.セミナーを受けたら、すぐカウンセラーになれるのですか?
そのアンサー。
A.宗像先生の言葉をお借りしますと、「カウンセラーやセラピストは、まず自分自身と向き合う必要がある。相手の表情や言葉に対して自らが反応してしまうことを防ぐとともに、自己を開示し率直になり、相手が気付かないこと、気付けないこと、気付かなくて
第十九話:ゲノムの守護神p53
第十八話で、がん抑制遺伝子の話を少ししたが、その時私は、
宗像は、クライアントの血液を採り、セラピー前後の、これらがん抑制遺伝子の活性度を調べている。
その成果は「SAT療法」「遺伝子を味方にする生き方」「健康遺伝子が目覚めるがんのSAT療法」などの本にまとめられている。
と書いた。
「健康遺伝子が目覚めるがんのSAT療法」P.61に、宗像が4年間にわたってSAT療法を行ったがん患者のがん抑
第十一話:愛のホルモン・オキシトシン
最近フェイスブックでよく見かける名古屋の高橋徳先生。この先生が、「日本における愛情ホルモン・オキシトシン研究の第一人者」だったというのは、下のページを見て初めて知ったのだが、その、統合医療クリニック徳・高橋徳院長の話が載っているので、一部抜粋して引用する。
ストレスとオキシトシンストレス抑制に関わるノルアドレナリンは、分泌されると覚醒作用を示し、心拍数や呼吸数、血圧を上げて体を緊張・興奮状態にす
第九話:祖先と共に癒える
ここでもう一度、この物語の最初にお伝えした宗像の言葉を引用する。
人生には必ず病気、人間関係問題、争い、事故、失敗など、私たち自身ではどうにもならない、いろいろな問題が起こるが、避けることができない。
しかし、それは「自分のあるがまま」を生きるためなのだ、ということを第一話でお話しした。
霊性サインここで、次のリストをチェックしてみてほしい。
▢ 自分は幸せでない方が安心だ。
▢ 哀れな人
第八話:愛を得るために採る間違った行動
「第三話:親の愛」で愛着についてお話しした。
愛着理論では、幼児の愛着行動は、ストレスのある状況で、対象への親密さを求めるために行っていると考えられている。
この「ストレスのある状況」というところに注目してほしい。
そして、
養育者への愛着障害(甘えられなかったこと)が「慢性ストレス性格→慢性ストレス→慢性炎症→慢性病」の原因となります。
ということだった。
人は心の本質的欲求を満たすた
第六話:母体を癒す赤ちゃんの愛
第二話から第五話まで「キメラ細胞」の話に触れてきた。これまであまり聞いたことがなかったであろうみなさまは奇異に感じ、引いた方もみえるかもしれない。けれども、このキメラは「マイクロキメリズム(microchimerism)」という現象として、すでに多くの研究が行なわれているということを知ってほしい。
母体組織を修復する胎児のキメラ細胞赤ちゃんの細胞は幹細胞であり、お母さんの身体を自分の細胞を使って
第五話:自分の中のとっておききょうだい
今回は「第四話:自分の中に潜むきょうだいの愛」の続きのお話をする。
第四話では、自分の中に自分とは異なるDNAを持った細胞があることをお話しした。人は神の領域を侵してしまうのか、なんて議論はとうの昔。いまでは再生医療の研究が進み、世界の至る所で「キメラ」が造られている。
京都大学iPS細胞研究所のページには、このような記述がある。
動物とヒトの細胞が混ざった動物、いわゆるキメラ動物を使った