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読み物としての企画書

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企画書を読み物として愉しんでいただく連載です。最終的には「企画書」にメロディをつけて歌うのが目標。笑
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「名前を育てる〜『名育(ないく)』の時代」の企画書

「名前を育てる〜『名育(ないく)』の時代」の企画書

今回は「新書」っぽいタイトルから始めてみましたが…それはさておき

宮迫さんのニュース、驚きましたね。この宮迫さんの「絶望からの大逆転劇」を見ながら、自分の名前ー。これこそ人間の持つ「最大の価値の一つ」なのかと再確認させられました。

(ちなみに「最大の○○の一つ」と言う表現はナレーションにした時「ほんとにそれが最大なんですか」という苦情を避けるためにマスコミが編み出した「マスコミ文法」です)

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「1000円カットの感覚で1発1000円のレーザーシミ取りビジネス」の企画書

「1000円カットの感覚で1発1000円のレーザーシミ取りビジネス」の企画書

モニターの解像度も上がった昨今。

テレビや動画を見ていて気になるのは、同年代の芸能人の肌。

若く見えていても、よく見るとシミが…

やっぱり、シミがあると一気に老けるんだよなぁ。(自分も最近増えてきて…)

とは言え「シミ取りレーザー」は「美容整形」と言うイメージ。

これを「理容」感覚にまでカジュアル化できないか…。例えば「1000円カット」が理容界に革命を起こしたように「レーザー1発100

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新常識「お年寄りには風上を譲りましょう」の企画書

新常識「お年寄りには風上を譲りましょう」の企画書

緊急事態宣言がどうやら1ヶ月ほど延長されそうだ。

延長期間中にだんだんとコロナ陽性の人数が減っていき…その暁にようやく解除、となるのだろう。(たぶん)

解除後の世界には様々な「新常識」が生まれると思う。

テレビ界も、大人数がひな壇で…などの番組は、形を変えざえるを得ないし、収録現場も「密」にならないよう、必要最上限のスタッフ編成になるだろう。

そして、街の中では。

これまでは電車やバスで

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「フレッシャーズエラー 御一緒に」の企画書

「フレッシャーズエラー 御一緒に」の企画書

コロナという異常下ではあるが、4月になり、今年も様々な業種に新入社員が迎え入れられた。

と同時に、この時期多くなるのが、その新入社員たちによる、ありとあらゆる「失敗」

これを僕は「フレッシャーズエラー」と呼んでいる。テレビ業界のADさんは準備物や連絡をミスしがち…(某局ではその昔、借りてきたタランチュラを局内に逃がしちゃって大捕物とか…笑)

タクシードライバーは道を間違えがち…

営業マンは

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「よく聴けばお題にきこえる!J−POP大喜利」の企画書

「よく聴けばお題にきこえる!J−POP大喜利」の企画書

お風呂に入る時には何らかの音楽を流しながら長湯をする…というのが日々のささやかな至福なのだが、昨日ふと、こんなフレーズが耳に飛び込んできた。

キリンジ「エイリアンズ」「僕の短所を ジョークにしても 眉をひそめないで」

何百回も聴いてきた曲だが、改めて考えてしまった。

「眉をひそめるジョークって」「しかも僕の短所を」

ん?これって、まるっきり「大喜利」のお題じゃないか。

お題「僕の短所をジ

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「リモート時代だからこそ『襟活』を!」の企画書

「リモート時代だからこそ『襟活』を!」の企画書

リモート会議。リモート飲み。などなどが一般化していく中、「カメラに写らない下半身はジャージで良いよね」的な「リモート時代のズボラ」はもはや「あるあるネタ」になっている。

こういうハプニングも…。

そんな中、ファンション界でもトップスだけが売れ行き好調。

でも、このまま行くと「トップスすら買うのが面倒」「シャツ同じでも襟を変えるだけで良いんじゃないか?」という発想に行きつくのは時間の問題である

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「#も、やります」の企画書

「#も、やります」の企画書

なんだかんだありまして、コロナ対策の「特別定額給付金」が「所得制限無しの国民一人当たり一律10万円」に決まりました。

これで、ひとまずは溜飲を下げた&胸をなで下ろした方も多いと思いんじゃないでしょうか。(もちろんまだまだこれからですが)

が、一つ決まると「あれはやってないよね」「あれはどーなるの?」など、心配になるのが人の常。当然です。

しかし、冷静になってちょっと調べたりすると

「…も、

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「リモート会議にシュプレヒコールを」の企画書

「リモート会議にシュプレヒコールを」の企画書

なんとなくタイトルが「村上龍」っぽいが。それは置いといて。

以前、とある深夜帯のバラテエィ番組の会議でのこと。

余りにも作家から「下ネタ」企画が提案され過ぎるので、業を煮やした総合演出(テレビにおける絶対的企画決定者)がこう叫んだ。

「エロに未来はない!!」確かに。刹那的な視聴率は獲れてもその企画がゴールデン枠に上がることは今のテレビ界では決して無い。

それになにより、全てのテレビマンが憧

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「今だからこそ、あのマスクに広告を〜マスクサイネージ〜」の企画書

「今だからこそ、あのマスクに広告を〜マスクサイネージ〜」の企画書

一時期「デジタルサイネージのコンテンツを考える」という仕事を受けた。

デジタルサイネージとは…

駅構内の柱など人々の目にする場所にモニターを設置。そこに広告動画を流すというもの。

要するに「空いているスペースを利用したデジタル広告」だ。

この案件を受けて以来、街の中の「空白」を見つけると

「うわ〜!この空白もったいない!」「うわ!ここも!」「ここにも!」と空白全てが「広告に使えるスペース

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「視聴率1%ごとに寄付するテレビマン」の企画書

「視聴率1%ごとに寄付するテレビマン」の企画書

こういうご時世なので、困っている人を助けたい。

そんな気持ちを持っている方が増えています。

志村けんさんの人気番組「だいじょうぶだぁ」も配信開始。再生回数に応じて入る収益を日本赤十字社に寄付するとのこと。

スポーツ界を見ても、プロ野球選手なら「ヒットを打った本数ぶん寄付」など「誰かのために」を「自分たちのモチベーション」にして戦う選手も。

では、テレビマンならどうでしょうか?視聴者の方には

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「浜辺美波のある暮らし」の企画書

「浜辺美波のある暮らし」の企画書

浜辺美波は正義だ。(異論は認めない)今まで「美しさ」と「存在感」を兼ね備え「演技がもっと見たい」と思わせる女優さんは数多いた。

しかし、浜辺美波なら今からでも遅くはない。「全作品」を追っかける事が出来る、そう「コンプリートできる女優」なのだ。

今回は企画と言うより、そんな「浜辺美波の『今まで』と『これから』をコンプリートしてみないか?」という「新しいライフスタイル」の提案なのかも知れない。

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「考え過ぎな貴方に贈る『正しく恐れる』不安解消番組」の企画書

「考え過ぎな貴方に贈る『正しく恐れる』不安解消番組」の企画書

首都東京に「閉鎖令」が出るかも知れないー。

そんな万人が不安を感じる時代に送る「根拠ある気休め」番組。春秋時代 杞 (き)の国ー。

「天が落ち、地が崩れて身の置き所がなくなるかもしれない。」心配して夜も眠ることができなかった者がいたことから、無用の心配を杞人の憂い、すなわち杞憂と言った…。

世の中を見るに…毎日のように、天変地異!犯罪!奇病!戦争!それをいたずらに煽る報道、番組、記事のオン

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「新しいコンビ名で芸人の解散を阻止する」企画書

「新しいコンビ名で芸人の解散を阻止する」企画書

春は出会いと別れの季節。

とりわけ3月は、芸人にとって特に重い月…そう「解散」が急増する季節だ。(12月も)

だが、解散する前に待って欲しい。君たちには最後の手段がある。

それが「改名」願わくば、改名してこのピンチを乗り越え、笑って2020を過ごそうじゃないか。

ということで!

オススメのコンビ名をココに記す。お好きな物をご自由にお取り下さい。

①ギクシャク→「コンビ仲の悪さ」が原因で

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その80 新連載「読み物としての企画書〜序文」

その80 新連載「読み物としての企画書〜序文」

今回でnoteを毎日更新し続け、80回を迎えました。

そこで次回より気持ちも新たに、新連載を開始します。

タイトルは…

「読み物としての企画書」ミュージシャンが歌を発表するように、

詩人が詩を詠むように、

小説家が作品を書き下ろすように、

企画書も「鑑賞」「読み物」として存在しても良いのではないか?

という新たな試みです。

それでは、こうご期待!

(と、ハードルを上げるのがテレビ

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