「よく聴けばお題にきこえる!J−POP大喜利」の企画書
お風呂に入る時には何らかの音楽を流しながら長湯をする…というのが日々のささやかな至福なのだが、昨日ふと、こんなフレーズが耳に飛び込んできた。
キリンジ「エイリアンズ」
「僕の短所を ジョークにしても 眉をひそめないで」
何百回も聴いてきた曲だが、改めて考えてしまった。
「眉をひそめるジョークって」「しかも僕の短所を」
ん?これって、まるっきり「大喜利」のお題じゃないか。
お題「僕の短所をジョークにしても眉をひそめないで。一体どんなジョーク?」
「短所」と「ジョーク」と「眉をひそめる」という「面白み」が3つも揃っている!
今まで散々大喜利のお題を考えてきたが、これは天才的なお題だと思う。
ちなみに回答例は…「口が臭くてごめん。でも足はもっと臭いで」(悪い例。放送作家界では良い例が思いつかない時「悪い例」と書いておくと許される笑)
それは置いといて。
気になって他の音楽をしばらく聴いてみると…他にもありました。
gloveの「FACE」
「鏡に映った あなたと2人 情けないよで たくましくもある」
これも「情けないよで」という「面白み」が含まれている良いお題。
しかも「鏡に映った」が「イラストで回答したら面白くなりそうな予感」をはらんでいる。
お題「鏡に映ったあなたと2人。情けないよで、たくましくもある姿とは?」
回答例「貧乏なんでカボチャで筋トレ」(ウケるかウケないかは絵次第)とか。
J−POPには大喜利のお題が隠されている。そう言う目線(耳線?)で音楽を聴く。
こうしてまた一つ、新しい音楽の楽しみ方が生まれた。
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