私が瓶で水を運ぶのではなく 私は 風と水とともに流れていくのだ この世界を
心に波風が立ったなら 現実が見えていない証拠。 ありのままを受け入れれば 心はいつも凪いでいる。 そんな穏やかな状態を いつも心に留め置いて 波風が立ったその瞬間に 気づいて凪に戻す。 その繰り返しがやがて 心をしなやかでしたたかにする。 柔よく剛を制す、そんな心に。
心という小舟はいつも波風に晒されている。 波風が穏やかになってくれれば 小舟も静かに進んでいくだろう。 波風を鎮める方法、それはちょっとした気づき。 今ここで波風を立てているものは何か。 気づいてしまえばあとは鎮まるのを待つだけ。 諸行は無常、波風も気づけばおさまる。