渡辺拓真

俳優として活動後カメラマンに転身。俳優経験者だからこその視点で俳優のための宣材写真を撮…

渡辺拓真

俳優として活動後カメラマンに転身。俳優経験者だからこその視点で俳優のための宣材写真を撮らせて頂いています。 noteでは写真に関することやどうでもいいことを綴っていきます。

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一生撮り続けたいという願望があるよ

ひとりの人のことを一生撮り続けたいという願望がずっとある。 写真を初めてどれくらい経つだろうか。 おそらく13年くらい経つような気がする。 最初は映画が撮りたくて、当時動画も撮れるようになり始めた時期のミラーレス一眼を買ったのがはじまり。 そこから別に映画を撮るわけでもなく、たまに触ったりするくらいで「そういえば写真も撮れるんじゃん!」と至極当たり前のことを思い、写真も撮るようになった気がする。 12年くらい前、映画の撮影で静岡に泊まり込みで1週間程過ごすことになった

    • つまんない人間

      「つまんない人間と一緒にいると自分もつまんない人間になっちゃうよ?」 君はこっちを見もせずにそんなことを言った。 面白いとかつまんないとかこっちが勝手にジャッジするのは酷く傲慢な行いに思えるけれども、まあ自分の人生だから自分で判断したって別になんの問題もないんじゃない? 誰かが自分の人生に責任とってくれるわけでもないしね。 みたいなことも言ってた気がする。 もう5年も前の事だからあんまり覚えてない。 そっから数回会ったけどいつの間にかもう会わなくなっちゃったな。元気

      • オーディションに応募する時に考えてみたこと

        久しぶりに俳優として応募したいオーディションを発見したので応募してみました。 俳優としての活動を休止してから実に7年ほどの月日が経ち、その間で自主映画の監督やオーディション開催、宣材写真カメラマンとしての活動をしてきました。 そこで得た知識や感覚をプロフィールを作り直して応募するまでの一連の中でどのように生かすべきか考えたことを、せっかくなのでここに記しておこうと思います。 (と言っても7年間でオーディションに応募したことが全くなかったわけではないので2年半くらいぶりの

        ¥100
        • ぬいぐるみのキーチェーン

          新宿ですれ違ったキティちゃんの小さいぬいぐるみキーチェーンをつけて仏頂面で歩く人も家ではそれ見てかわいいーとか言ってんのかな?かわいいな 昔からなぜか新宿でだけ起こる現象なんだけど、向こうから歩いてくる人を見て「あの人背デカイな!!」って思ってすれ違うタイミングになると、 その人は別にそこまでデカくなくて、自分の背と同じくらいどころか、むしろ自分の方がデカくて「はい?」となることがある。 東京駅とか渋谷とかではならないのに新宿駅の地下道を歩いている時によくなる。(なんで

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        一生撮り続けたいという願望があるよ

          心のなみかぜ

          できることなら心になみかぜが立たないように生きていきたいと思い始めたのはいつ頃からだろうか? いつからかなぜかそう思うようになっていた。 湘南に住み始めたのはきっと、心の中になみかぜを立てる東京から少し離れて、海沿いの波風を実際に肌で感じた方が自分の人生にとって健全だと思うようになっていたからなんだと今にして思う。 実際にあのタイミングで住んでみてよかったとも思う。 でもどんなになみかぜを立てたくないと、特に浮き沈みもない退屈な生き方をしていると、前触れもなく急にやっ

          心のなみかぜ

          変な夢

          変な夢を見た。 目覚めて二度寝しようと思ったものの一応メモしようと思って書いたメモが以下のものである。 7月12日に見た夢から目覚めて思っていたこと。 お笑い芸人が閉じこめられる夢。 その夢の中では賞レース決勝で最初の3組しかネタをフルで出来なくて、そのあとの組はネタの途中で劇場内で殺戮が起こったりしてネタが中断させられてしまう。 その大会が終わって全員生き返った後に、おぎやはぎの小木さんが 「俺ネタとかあんま全部見てもしょーがねーと思ってるからこのシステム好きな

          応援したい欲

          よく聴いているポッドキャストで人々はなぜ東京マラソンの沿道に並んでまで応援するのかという議題になったことがあった。 その議題の中で人には「応援したいという欲」があるのではないかという結論になっていった。 確かにそうかもしれない。 マラソンの沿道に並んで一瞬だけ横切るランナーを応援する人、アイドルが歌って踊る姿を一生懸命応援する人、YouTuberやこれからそれぞれの活動を頑張っていきたい人をライブ配信で応援する人。 自分の人生だけでは達成できない清涼感のようなものを求

          応援したい欲

          被害者ぶるなよ、お前はいつだって加害者なんだから

          タイトルにしたこの言葉はある日、自分のスマホメモに殴り書きしていた言葉です。 この「お前」というのは自分自身のことです。 やたら強い文言ですが、これはある種の真実なんだと思います。 男性の有害性について最近はよく考えます。 っていうかもっと常に考えなければいけないことだったんだと気づかされました。 これまで日常や映画、ドラマ、小説などでそのことに触れて分かったような気になっていたけれど、その実態は男性自身が考えている以上にはるかにグロテスクであったことを知りました。

          被害者ぶるなよ、お前はいつだって加害者なんだから

          なんで宣材写真を撮り始めたんだっけ?

          最近宣材写真の撮影会を始めてみました。 今後も定期的に開催していくかどうかは現段階では未定ですが、より多くの方に僕の宣材写真撮影サービスを利用してもらえる機会になればと思っています。 https://lit.link/takumawatanabe 撮影会を始めた理由は1日に複数人撮ることでコストを抑えて気軽に参加しやすい価格帯(現状は6000円)にすることでより多くの人に撮影サービスを利用してもらいたいからです。 なぜ価格を下げてまで多くの人に利用してもらいたいのかと

          なんで宣材写真を撮り始めたんだっけ?

          いつか撮りたい映画のための

          久しぶりに描きたいことが現れたのでいつか撮りたい映画のために会話を殴り書いてみた。面白いかどうかはしらん。 ブラッシュアップしていこう。

          いつか撮りたい映画のための

          革命を起こすんだ

          ちょっと前にtiktokでandymoriの楽曲「すごい速さ」が流行っているらしいという記事かなにかを読んだ。 普段僕はtiktokは全然見ないのでその現象は知らなかったし、おそらく今は流行ってないんだろうと思う。 現代の流行り廃りの速さはそれこそ「すごい速さ」なのである。 僕は別に活動期間中にandymoriを聴いていたわけではないし、andymoriについて知っていることはほぼなにもないのだけれど、数日前なぜか不意に聴いてみようと思って「革命」を聴いた。 なぜこの

          革命を起こすんだ

          特別な時間の終わり

          映画や小説などには「僕たちは特別な時間を過ごしました。だけどもうここから二度と会うことはなかったのです…」みたいな物語が時代や国を越えて結構な数存在する。 それはとても美しい物語だと思う一方で「いや、ずっと会い続けることができる関係の方が素敵に決まってんだろ!」とも思うのです。 切なさを描きたいからなのか知らんけど、終わってしまう儚さより、続いていく、続けていくことを選んだ関係の方が現実ではずっと尊いはずなのである。 毎週のように会っていた関係が月一になり、年一になり、

          特別な時間の終わり

          親子丼の味

          親子丼を久しぶりにお店で食べた。 優しい味がして、とても心が満たされたような気分になりました。 あれは確か小学6年生の頃。 家庭科の調理実習で親子丼を作らされました。 僕は当時家で料理をすることもほとんどなかったので、(今もですが) 見よう見まねでなんか適当に教科書に書いてあるままに作ったように記憶しています。 教科書に載っている材料を、載っているままに作って乗せて食べたんです。 言われた通りにやったもんだから、何も考えずに食材たちを口に運ぶことになり、僕はその時生ま

          親子丼の味

          リンダリンダリンダ

          久しぶりに『リンダリンダリンダ』という映画を見た。 確か初めてこの映画を見たのは高2ぐらいのときで、当時地元に新しくできたレンタルビデオ屋で喜び勇んで借りた映画の中の1本だったような気がする。 僕が通っていた高校は文化祭と体育祭が隔年で開催される残念な仕様で、僕らの代の文化祭は高2の時だったし、別になんの催しにも参加していなかったので高校の文化祭という文化に1ミリの感慨も思い出もない。 でも『リンダリンダリンダ』を久しぶりに見て、 「そうだよね!こんな青春あったよね!」

          リンダリンダリンダ

          1番好きがいなくなりつつある

          先日写真撮影の仕事中に星野源を流していたら 「星野源好きなんですか?」 と聞かれた。 僕は確かに好きだけれども星野源についてなんでも語れるほど好きなわけではないし、楽曲も出演作もすべて網羅できているわけでもないので 「そこそこ好きです」と答えた。 「なんか最近はそこそこ好きがたくさんいる状態ですねー」とかへらへらしてた。 例えば1番好きと言えるアーティストなり芸人なりがいたとして、現代ではその人たちにまつわるコンテンツの供給量が尋常じゃないため、それをすべて追うこ

          1番好きがいなくなりつつある

          THE FIRST SLAM DUNK

          Netflixで配信が始まった『THE FIRST SLAM DUNK』を見てたら2時になっていた。 僕はバスケ少年だったので劇場公開時に3回見たけど、何回見ても終盤の緊張感が失われることはない。すごい。 さっき改めて見ながら、2回目の鑑賞時に父親とふたりでこの映画を観に行ったことをずっと思い出してた。 父とふたりで映画を観に行くなんて人生でこの時だけで、おそらく今後もないだろう。 この映画を見返す度に絶対に思い出すし、そのことは一生忘れないんだと思った。 ちなみに

          THE FIRST SLAM DUNK