紙魚チョコ

リチャード・ブローティガンのような詩に 憧れる(*´ー`*) note開始日4月10日…

紙魚チョコ

リチャード・ブローティガンのような詩に 憧れる(*´ー`*) note開始日4月10日〜 5月15日にて365日達成!! 毎日朝に更新していきます✨ 初期作品の更新はじめました! エブリスタも更新してます!! https://estar.jp/users/1028400311

マガジン

  • 蒲郡の思い出

    蒲郡の思い出を残すために綴りました! 良かったら見てください!

  • 紙魚チョコ初期作品集第四弾

    過去作から見てもらいやすい様に100本ほどにまとめて載せていきます! 良かったら見てもらえたら嬉しいです♪

  • 雨に詩えば

    雨が降るたびに綴ってきた雨の詩を まとめて行こうと思います☔️(*´∇`*)

  • 紙魚チョコ初期作品第三弾(*゚∀゚*)

    紙魚チョコ初期作品第三弾になります( ͡° ͜ʖ ͡°) 忘れていたあの頃の感覚を自分も 思い出す為に読み返します✨

  • 紙魚チョコ初期作品集②

    紙魚チョコ初期作品集第二弾になります! 良かったら覗いてみてください! 初期の雰囲気もなかなか味がありますよ🤣

最近の記事

本を手に取りまず思う事

この本を書いてる人は 今何をしてるのだろうか どんな人なのだろうか 本を手に取るとまず思う事 読めば気になるし気になると考えてしまう 考えたらそれが刺激となって風船の様に膨らみ 気づいたら球体状にパンパンに頭の中で 考えてしまっていたりする 想像力と好奇心が絡み合って 脳みそが勝手に作り上げていく理想的な人物像 人の数だけ作り出されていく言葉の断片 会った事がなくても本屋に行けば 触れられる言葉の世界 育まれていく欲望願望 手に取りめくればたちまち

    • 眠れない夜の隅っこ

      眠れない夜の隅っこ 瞼を閉じても訪れない夢の尻尾 探しに出るには夜が騒がしい 闇を切り裂く様にどこかで喧嘩してる 野良猫たちの唸り声 真夜中に何が楽しくて 睨み合ってるのか分からないが 野良猫たちは真夜中になると 決まって唸り出す 夜が騒がしい 夜の闇を切り裂く様に突然鳴り響く パトカーのサイレンの音が 僕の意識を揺すり起こす サイレンの音に混じって拡声器で何事かを 喚き散らしているがよくは聞き取れない ゆっくりと離れていくがサイレンの音が耳に

      • 蛇の足を好む僕の言葉

        重ねるほどに本当の気持ちは 見えなくなってしまう 純粋に単純にただ一つの言葉で 言い表したら簡単なのに 僕の頭の中のあれこれが繋ぎたがる蛇の足 無駄な装飾を施したがる 僕の脳みそと指先には困ったものだ 君に伝えたい言葉は二文字だけで それ以上を考えたって 結局は後付けの言い訳で 勇気が無くてそれを恥ずかしいというだけで 誤魔化すその姿で果たして僕の気持ちは 君に伝わるのだろうか 、、、伝わりはしないだろうね 僕自身が、そう思うんだから 心の中で昂

        • 思い出を忘れない為に

          思い出を重ねたら下の方の思い出から 消えていっちゃいそうで怖くて不安で悲しくて 明日に行くのがなんだか嫌になっちゃった日 今日がずっと輝いていて欲しいから 眠らずに過ごそうとした夜の片隅 雲の隙間から顔を覗かす月を一人見上げながら 静かな月明かりの中にも確かに時間は 流れている事に気づいた 目を逸らしたって避けては通れない現実 地球は僕の思いとは裏腹に 着実に明日に向かって回っているんだ 僕の胸をときめかせていたドキドキも またゆっくりと思い出に変わっ

        本を手に取りまず思う事

        マガジン

        • 蒲郡の思い出
          44本
        • 紙魚チョコ初期作品集第四弾
          90本
        • 雨に詩えば
          49本
        • 紙魚チョコ初期作品第三弾(*゚∀゚*)
          100本
        • 紙魚チョコ初期作品集②
          100本
        • 紙魚チョコ初期作品集①
          100本

        記事

          頭の片隅の大切な存在

          何かを考えようとすると 頭の片隅にいつも痛みを感じる その痛みはいつも僕が何かを 考えようとすると現れる 痛みと二人で何かを作り出すのは 辛くもあり楽しくもある 時には上手くいかず喧嘩もする 時には言葉が上手い具合に絡み合い 想像以上の物語が出来上がる時だってある 紡げた時僕は痛みと手をとり 抱きしめあって喜びを分かち合うんだ 痛みは僕にとって大切な友だちなんだ

          頭の片隅の大切な存在

          僕は僕の為に生きていく

          勝手に膨らんでいく 心の中の黒い球体に思い切って 針を突き刺して破裂させられたら どれだけ気持ちが軽くなるだろうか どんより垂れ込めた灰色の雲がその音に びっくりしてどっかに 逃げていってしまうかもしれない 青く晴れ渡った空を見上げる僕を訝しがる もう一人の僕なんかにはさよならばいばいと 手を振って僕は扉を開け放ち走りだすんだ じっとなんかしていられない 人の目なんか気にしていたら いつまでたってもどこにもいけない 僕は僕らしくありたいと思うから

          僕は僕の為に生きていく

          風邪とクジラと真っ暗闇の底

          寒気とだるさで体調が芳しくない 喉の痛みと敏感になってるのか服が身体に 擦れると痛いと思えてしまう 葛根湯を飲んで横たわり微睡む頭の中には 煩わしい事柄が今日だけは鳴りを潜めて くれているご様子で助かった 喉が熱を持っていて咳き込むと痛みを感じる ゆっくりと呼吸を整えながら瞼の裏側の闇の中に 精神を沈めていく 深い海の底へて潜っていくクジラの姿を 想像していくと僕の心は落ち着いていく すぅぅうっと眠りに落ちていける やがて暗闇の向こうから淡く発光する

          風邪とクジラと真っ暗闇の底

          モビプレップの悪夢を乗り越えて

          、、ふむ、不味いなあと言うのが最初に思った事 モビプレップと言う名前の経口腸管洗浄液を 15分に一回ずつ200ml飲むという事が どれほど大変なのか実際に体験するまでは 知らなかった 9時30分に初めの一杯目 その15分後、9時45分に二杯目 10時に水を飲んでから 再びモビプレップ一杯目、、二杯目、、 モビプレップモビプレップモビプレップ、、 悪夢そのものだった モビプレップの悪夢は  はじめの一口目から始まった ノンアルコールのビールを2日3日外

          モビプレップの悪夢を乗り越えて

          どうにか言葉にして伝えたい

          言葉では伝えられない気持ちを どうにか言葉にして伝えたい だけど、どうしたって伝えたい気持ちの半分も 言葉に出来なくて結局いつも最後は 有耶無耶になって終わる心の形 言葉を重ねていく程に本筋からは外れていき 内容はごちゃごちゃしていき 結局は何が言いたいのか聞いてる相手に 首を傾げられて終わっていく僕の心の形 ありきたりになって陳腐になって やがては本当に伝えたかったものとは 程遠いものになっていく僕の言葉の締めくくり 胸の中にいた頃は定まっていた形も

          どうにか言葉にして伝えたい

          待つと言う修行

          名前を呼ばれないと言うのは時間を持て余す 病院の待合室と言う場所には 名前を呼ばれるまでの間 何をしていたらいいのかと 悩んでしまう場所だ 本を読もうにも 周りの音が気になって集中できない 例えば壁にかけられているテレビの音 ワイドショー番組のやたらに甲高い声で話す アナウンサーとか 後ろで小声でずっと何かしらを 話してる夫婦の存在とか 自分とは関係ない人の番号が呼ばれたりすると 気になって物語が頭の中に入ってこない 諦めて仕方なくテレビに視線を向

          待つと言う修行

          人生初の胃カメラ大腸検査

          気づいたら検査が終わっていた 麻酔が効く前の記憶は 人生で初めて履いたオムツパンツと お尻のあたりに穴の空いてズボンを履いた事 診察着に着替えた後に乗せられたベッドの上 クリーム色の天井と眩しいくらいのライトの灯り 14時の記憶 オルゴール調の曲が静かに流れていた 胃の検査と大腸検査 診察室に運ばれて 何やら器具を口に入れられて 鼻で呼吸をしてくださいと 言われたところまでは覚えているが そこからはポロっと記憶が抜け落ちている 記憶が抜け落ちる前の

          人生初の胃カメラ大腸検査

          待つって楽じゃない〜病院の待合室にて〜

          待つって楽じゃない 時間をつぶすのは一苦労だ じっとしてるのは苦痛だ でもその痛みは病院では診てもらえない 処方もしてもらえないから自分で耐えるしかない 携帯を見てもテレビを見ていても平穏は訪れない 心がざわつく病院の待合室で いつ呼ばれるか分からない 自分の名前を聞き逃さない様に 聞き耳だけは立てている 健康診断にて貧血の診断を 下された我が身体の内面事情を 診てもらおうと訪れた病院 朝一飛び込みで訪れたけれど 月曜日の朝から既に順番待ちをしてる

          待つって楽じゃない〜病院の待合室にて〜

          鮎を待つ昼下がり

          滞る人の流れ 炎天下の昼時 目の前を流れる矢作川 広瀬やなの屋根の下 鮎を求めて並ぶ人の姿 数えきれない程の人だかり 僕もそんな不特定多数の人だかりに 名前を記載した物好き鮎好き 夏の暑さがじりじりと肌に堪える 背中を伝い流れる球体的な感覚 汗の玉のくすぐったさが唯一の涼やかさ 並び始めてから30分が過ぎたが まだまだ席は開かない テーブル席はがやがやと盛り上がり 家族連れの賑やかな笑い声が聞こえてくる まだ配膳すらされてない様子も見受けられ

          鮎を待つ昼下がり

          足りないのはヘモグロビン

          足りないのはヘモグロビン 酸素を運ぶ球体状の細胞が あぁなんて事だ、我が体には 不足しているのだと言われた 小さな針が指先に当てられた瞬間痛みが走った じわりと膨らみ現れた血の滴 検査をするために少量を染み込ませた 小さなプラスチックの破片を 機械に置いて読み込ませたら 判明した我が体の内面事情 ヘモグロビン量が10.2g/dLほどしかなくて それは見事なまでの貧血、、と言う現実 女性が献血する際に必要な最低基準の ヘモグロビン量を0.8g/dLも下

          足りないのはヘモグロビン

          テレビを見続けていたら

          見つめ続けるだけで瞬く間に二時間が 過ぎ去っていくテレビマジック 齧り付いて見つめては うさぎの様に眼球を赤くさせて 下がる視力止まる思考力 ダラダラと見つめているだけで 世界はカラフルに点滅を繰り返すものだから 見惚れてのめり込みすり減らす自分の時間 その世界の中に僕も存在しているかの様な 不思議な感覚だがふと気づけば 僕の背中には翼なんて生えてないし 特殊能力に目覚めた訳でも 世界を救うヒーローになれた訳でもなく 何もないただの僕が口を開けてポカ

          テレビを見続けていたら

          摩訶不思議なG判定

          体内循環隅々まで巡る血液B型 赤や白の球体の働きが数値化されて視覚的に 教えてくれる只今の僕の健康指標はG 最寄りのかかりつけ医にて 再検査を受けなさいと言う旨が記載された 紙を見ても信じられない頭の中 常日頃から健康第一で 病気とは無縁の我が人生に おいて見た事がなかったアルファベット 貧血と言われたって信じられる訳もなく 腹が減れば食べて働いては汗をかいて タバコも吸わない酒も飲まない 不摂生な生活を送ってきた様な記憶もないのに 不可思議な診断に

          摩訶不思議なG判定