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#ふるさとの風景

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ウサギオイシ

先日、思わぬトコロで生まれ故郷の名を目にした。 早く出ていきたくて、大嫌いだった町の名を。 そう、「街」ではなく、「町」。 なんなら、「ムラ」。 閉鎖的で保守的で取り残されて隔離された、 大嫌いだったあの町の名を、 目にしただけでちょっと、目がうるんだ。 そらさんが、景色を褒めてくださるたびに、ちょっと泣いてしまった。 あんなに嫌いだったのに。 もう十数年訪れていない。 もう二度と帰りはしない、あの町。 どうしてこんなに涙が出るんだろう。 ☆ヘッダー写真、お借

塩の山

 幼い頃、海に面した雇用促進住宅に住んでいた。ケンジ君とトモ君という同じ年頃の子供がいて、よく一緒に遊んだのを覚えている。  促進住宅から海へ下りて行くとボートの繋留場があって、管理人のおじさんがいた。おじさんは子供が行っても追い払うでもなく、にこにこしながら「(海に)落ちんようにせぇよ」と言った。  ボートが二、三艘あるきりの小さな繋留場で、別段面白い物があるわけでもないから、いつも三人で少しうろついてすぐに上へ戻った。  少し離れた海上に白い山が見えていた。あれは何かと母

秋の紫陽花

2か月前、照り付ける太陽の元、遮るものがない炎天下で懸命に咲く紫陽花の姿を記事にした。 その紫陽花が咲く道を2か月ぶりに歩くと、あの時の紫陽花が、ヘッダー画像のようになっていた。 相変わらず暑いことに変わりはないが、紫陽花の時期は過ぎている。 花こそ咲いていないが、綺麗に手入れがされ、夕方にはいくらか秋風が感じられるようになり、紫陽花がホッとしているように見えた。 来年の夏には、直射日光から護ってくれる大きな木が傍にあったら良いのに…と思わず立ち止まる。 『また来年

今日は種子島でした。高速船で約90分。朝早い出港なので、錦江湾に桜島に向かう朝日の道が浮かびます。 船窓のガラス越しなのでちょっとくぐもっていますが、実際はまぶしすぎるほどのきらめきで、爽快な気持ちになる大好きな光景です。 桜島の頂上に竜のような雲が寝そべってました

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〜故郷の風景 燕橋から見る朝焼け🌅〜 その24 雲の美しさ

水戸市〜下市商店街と備前堀撮り歩き:Nikon Z 50

2024年10月15日。 先日の土浦市・旧水戸街道散策で思い出したので水戸市下市商店街(本町商店街)に。 水戸駅北口側を上市(うわいち)、本町商店街付近を下市(しもいち)と呼んでいた。日常的な買い物等は下市で、ちょっと贅沢な時が上市という認識だった。 もう40年近くも前の話。 縁のない年数だと思っていたが、当事者になるとは… 幼少期の記憶頼り。 昭和は暑く汚かった。 無駄に熱量があったように思う。 そんな時代の街を令和になってから訪れる。 あの頃、ジャスコ(今だとイ

夏の風情を感じたいな思って、大阪府能勢町にある長谷の棚田へ。大阪市内から約1時間ほどで行けます。 「日本の棚田百選」に選ばれている長谷の棚田。真っ青な空と緑の稲穂のコントラストがきれいで、汗だくになりながら何枚も写真を撮りました。 そのうちの1枚をシェアしたいと思います😊

変わらないもの

私の地元は田舎と都市のあいだくらいである。(と思っている) 地方都市のベッドタウンとして開発された団地である。 だから、都市というには緑が多いし、田舎というには住宅地すぎている。 20年ほど前に私は会社を辞めて地元に帰ってきた。 正しくは会社をクビになって地元に帰らざるをえなかった。 新卒として何とか会社に滑り込んだ社会人1年生は、あまりに仕事ができないので2年ほどで会社を辞めることになった。 それまで高校、大学、社会人と順調に進んできた私は何にもやることがなくな

故郷がないという寂しさ

このnoteをご覧の皆さんは私のコアなファンの方ばかりなので、私の生い立ちはよく知っているだろうと思います。 それゆえほとんどのことは省略しますが、私は生まれ育った環境的に地元に愛着もなければ、良い思い出もない男です。 帰る家も家族も親戚もないので、すでに20年近く行ってない(仕事で同県内に行ったことはある)場所でしかありません。 記憶もかなり薄れていて、どこに何があったかよく思い出せなくなっています。 私の兄弟たちは小学生くらいからほぼ他所の家庭の子として生きて来た感じ

立ち返る場所 #153 故郷

宮城県仙台市。 私の生まれ育った地です。 数分も歩くと、七北田川(ななきたがわ)が流れています。 冠川とも呼ばれ、神様の伝説のある神秘的な川です。 私にとっては、この川や近くの森なども含め遊び場です。 夏になると、友達とカブトムシやクワガタムシを捕りに行きました。 ザリガニ釣りもしました。 七北田川の河口には、渡り鳥の飛来地で有名な蒲生干潟があります。 私の通った中学校は、その干潟の近くです。 雨の日も雪の日も、自宅から自転車で20分ほどかけて通学しました。 そんな光

雪国の遅い春の写真集vol.2

GWはいかがお過ごしでしたか? わたしは久しぶりの両実家への帰省もできて大満足の連休でしたが… やっぱり疲れがでたのか、見事に熱をだして寝こみました。 熱は下がりましたが、鼻づまりのせいか終始ぼーっとしています。 そんなわけでなかなか文章を考えられないので、今日はGW中に夫が撮ってくれた思い出写真をシェアさせてください。 ↑前回は夫の実家編でしたが、今回は私の実家編です。

千秋公園のお堀の蓮が今まさに見頃。中学時代から目にしていた眺めですが、改めて見るとたいへん見事。空気の綺麗な早朝が特に良いです。 昨夜遅くに秋田から帰宅。楽しかったし発見もいろいろあったけど疲れた…。今日は一日休養です。

【短歌一首】 変はらなき物を求めて古里を行けば面影微かに光る

先日、離れて40年近く経つ、生まれ育った街をぶらついた。 もう建物も道路も、街全体の輪郭も大きく変化し、隔世の感あり。 同じ路地裏でも周りの建物の形や高さが変化し、こちらもより年齢を重ねているので、自分の記憶との合致が得られずに、全く知らないところを歩いているような錯覚に陥ることもしばしばあった。 駅から続く商店街のアーケードのお店もほとんど変わっている。アーケードの屋根も新調されたようで、昔の雑然とした感じは全く見当たらない。以前は色々と細分化された専門店がたくさんあっ

中島屋酒造場 日本酒造りの風景

日本酒造りには、気温の下がってくる冬から春頃まで仕込みをする寒造り(寒仕込み)という方法と、一年を通して仕込みをする四季醸造という仕込み方法があります。 周南市永源山の麓に蔵を構える中島屋酒造場は200年変わらず寒造りを行っている蔵です。この度、ご縁があって中島屋酒造場の日本酒造りに参加させていただくことができました。ここではなかなか見ることのできない日本酒造りの風景を紹介出来たらと思います。 中島屋酒造場は新南陽駅から北へ歩いて約15分、神代川と富田川の合流地点にあり、豊

ミラーレス片手に故郷を巡る

諸事情にて、実家のある静岡に帰省していました。 帰るにあたって何か撮影できたらと思い、FUJIFILM X-S10 と、ボーナスが入り物欲に負けて買った(後悔はしていない) SIGMA18-50mm F2.8 DC DN を装着し持って行くことにしました。 因みに SIGMA18-50mm F2.8 DC DN 、この帰省が初陣でした。 午前8時過ぎ、静岡駅に到着。 373系と211系が入線して来たので撮影しました。 211系ですが近い将来、JR東海から退役するので今のう

遺物 | ショートストーリー #15

仲間とはぐれた私は白い霧の中を一人で歩いている。霧は濃く、手を伸ばした先すら見えない。残念ながら方向感覚はすでにない。道は一本道ではあるが登り坂がしばらく続いている。道の至るところに石や岩がゴロゴロと転がっている。木の根が浮き出でいる。まるで痩せた老人のか細い腕に浮き上がる血管のように。それらに足を取られないよう慎重に歩みを進める。神経をすり減らしながらしばらく登っていくと一本道が終わり、急に拓けた平原が現れる。と言っても霧の中である。私は進む方向を見失って立ち尽くす。平原に

ふるさとの風景

わたしのふるさと広島市は、川が多く、水の都ともいわれている。 三角州を中心に市街地が形成され、拡大していった。 小学校の社会科で習った知識では、 広島市には川は6本。 太田川放水路、天満川、本川、元安川、京橋川、猿猴川。 広島市の統計プロフィールによると、川は720本となっている。 (広島県全体では5200余) 大小河川、支流を含めるとそんなにあるのか。 橋梁数は3003。 川が720本ならそんなものかもしれない。 帰省すると、自転車移動が多い。 いくつもの橋を

キャンプだホイ♪ 家族でびわ湖キャンプに行ってきました。 風景がふるさとの瀬戸内を想わせる〜浅瀬で 泳ぎが苦手な子どもらもずっと泳いでる。 わたしも一緒に。潮の香りもしないし、 身体もベトベトしないから、プールみたいと 毎回、思っちゃう! 風がひんやり〜気もち好い。

無き実家への帰省

この夏、三年ぶりに故郷に帰ってきた。 鹿児島空港からプロペラ機で奄美大島へ向かう途中、機内から見える青い空と海、久々に見る奄美の風景は「息を呑む美しさ」だった。 (画像)プロペラ機の機内から眺める奄美大島の青い景色と夏の雲。 親しい人へ送信した画像に思わず「加工なし」と添えてしまったほど。 空港に到着すると容赦ない日差しが一気に襲ってくる。 夏は大好きだが、奄美の夏の日差しは耐え難い。少し動いただけで滝汗が止まらなくなる。 我が故郷ながら住むにはちょっとしんどい。

会いたかった

僕はいつも待っていた 公園の片隅の大きな木の下で 冷たい雨が 暖かい雨になっても 僕は君を待っていた 小さな子が走り回る公園の片隅で 風に揺られながら 小さな子をみながら 君も元気な子で よく走り回っていたね よく転んで泣いていたね 大好きな怪獣をよく見せてくれたね 元気かい? 僕の身体は錆び付いて 動くたびにぎぃぎぃとなるんだ 君は幾つになったかな 寂しくて泣いたりしていないかい ある晴れた午後 小さな男の子が駆け寄ってきて 僕に触れた にっこり笑顔

1974年 多様性を教えてくれた先生 16文

YS先生へ 前文失礼いたします。失礼かとは存じましたが、突然ご連絡をさせていただきましたこと、教え子に免じてお許しください。  1975年、昭和55年の3月にA中学校を卒業いたしましたSと申します。先生は多くの教え子をみてこられたので、ご記憶にはないもしれません。  私は最近、先生のことを思い出すことがあり、今どのようにされておられるのか、お礼を申し上げたいという衝動にかられご連絡させていただいた次第です。  中学校を卒業してから半世紀が過ぎようとしています。萩原健一(ショー

万葉放浪記第3回「鹿島神宮の防人の歌碑」を発表した。

3月2日にオンライン開催した万葉ロマン塾で、万葉放浪記第3回「鹿島神宮の防人の歌碑」を発表しました。 この企画は歌そのものよりも、ふるさとづくりの視点で全国に二千以上存在する万葉歌碑を紹介することを目的としています。 今回は妻子と離れて常陸(茨城県)から九州の防衛に向かう兵士「防人」(さきもり)の歌がテーマです。現代ではあまり知られていない言葉「鹿島立ち」についても説明しています。ご興味のある方はぜひ動画をご覧ください。 ◆ アンケート結果 ・鹿島神宮の紹介はおもしろ

さとゆめ 嶋田俊平さんインタビュー 後編

旅行客だけではなく地元の人も集まりたくなる新しくて個性豊かな国内外のホテルの空間デザインやツールを紹介する書籍『泊まりたくなる、集まりたくなる!ライフスタイルホテルのデザイン』。本書に掲載されている沿線まるごとホテルを手がけた株式会社さとゆめ・CEOの嶋田俊平さんにアイデアが生まれたきっかけや工夫した点などについて伺いました。(2024年3月19日取材)【前編はこちら】 世界観やコンセプトを大切に ―Satologueの施設やパンフレットのブランディング、デザイン的なことで

『冬の夕暮れ』ミニ風景画制作(no.1)

制作背景 雪がふり積もった田園風景の夕暮れ時を描きました。 白い地面に青い影が落ち、空のグラデーションが綺麗な景色でした。 東北の生まれなので、一面の雪景色を見ると懐かしい気持ちになります。 冬に外に出ると、雪が音を吸収するのかとても静かなんですよね。 その時間が好きで、こどもの頃はただぼーっと雪の中に立ったり、横になったりしていました笑 他の季節では味わえない時間だと思います。 そんな空気感を思い出しながらの制作となりました。 小さく切り取った風景を、いくつ

南伊豆リターンズ

またしてもちょっと時間が経ってしまったが、今年の2月の3連休、南伊豆に奥さんと一泊二日で旅行してきた。昨年2023年1月に2週間ほどワーケーションした以来の大好きな南伊豆。1年前はまだ河津桜の開花前だったので、来年は桜を観にこようということで今回2回目の来訪。 前回の記事でも書いたけど、人生で2週間も過ごす場所ってそんなに多くない。自分の場合は南伊豆以外に実家のある東京都大田区、小学校の時3年住んでたパリ郊外、留学してたセブ、あとは一人暮らしとかで住んだところくらいと十箇所

ふるさとの朝

若いころには意識しませんが歳を重ねるにしたがい思い出すのが 「ふるさと」です。 今は開かれた大地ですが、ここに開拓者が足を踏み入れた時は原 始林でした。117年前に入植した時には森林が聳える上に狭い空が 見えたのでしょう。 上士別町は明治35年に開拓者の入植がはじまりでした。 明治37年には奈良の十津川村から吉野団体が2年にわたって大移動 してきました。 当時の夕陽は森林の上に沈んだのでしょう。 同じ場所で夕陽を描いた作品もあります。 この場所から4点描いています。 入植

秋の景色と生き物

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かの地

そのゼリーは、故郷の海の味がした

 バスがトンネルを抜けると、広くて青い海がわたしたちを迎えてくれる。この石浜は、わたしの故郷の象徴だ。海沿いの民宿や飲食店をバスが通りすぎていくと、故郷に帰ってきたのだと実感する。  バスが進んでいくと、そびえ立つ山と、もりもりと生い茂った草が見えてくる。  「一面のク*緑」という漫画のセリフがあるが、わたしはあのことばが嫌いだ。  緑いっぱいの故郷の風景を見ると、この穏やかな街に帰ってきたのだと実感する。コンクリートジャングルで蓄積された疲労が癒される。  この自然

【雑記】ゆすってゆすってゆすらんめ

こんばんは。最近、毎日投稿をがんばりだした、よう子です。 今日も今日とて、あぶくたった(横浜のわらべうた会)(今期定員いっぱいです。ありがとうございます!) の準備……。 今年は勉強用にまとまった曲目を出したくて、今は冊子づくりをしています。📚💦 急げ急げ! やりたい歌と内容は決まってるんだけど、元歌探しや出典確認に時間がかかるんだよね……。でも伝える側の責任として、最低限、やるべきことだし。 そして結局、この調べる作業が楽しい!✨ 掘り出し物みたいな歌に出会えてワク

【日本全国写真紀行】 59 愛媛県西予市明浜町狩浜

愛媛県西予市明浜町狩浜 段畑散策3キロのコース、歩く価値はあります。 西予市の南西部に位置する明浜町は、宇和海に面し、入り組んだリアス式海岸が東西約14キロにもわたって続いている。中でもこの狩浜は、地区全体が宇和海に面していて、集落の後ろにはすぐ近くまで山々が迫り、平地は極端に少ない。民家は海に沿った細く狭い平地に密集して建ち並び、耕地は背後の山の斜面に階段状に広がっている。これらは段畑と呼ばれ、山のてっぺんまで続く畑と石垣の連続は、文字通り「耕して天に至る」絶景を成してい

vol.4 「出会うと元気がもらえる」まるで天然温泉のような存在の人を天龍峡で見つけました。

こんにちは。信州ふるさとアンバサダーのきよです。 地域を愛し活動する【人】を通して、つながりたい地域に出会う「信州心のふるさとMAP」 今回は天龍峡のキーパーソン、折山尚美さんからお話を伺いました。 現在、折山さんは地域資源や空き家・文化財の活用など、関係人口と地域を繋げる役割を担われています。 地域の課題解消のために、地域住民や移住者、学生団体と自治体、企業と一緒に取り組めるように、仲間の輪を広げ、その中から生まれる様々なアイデアで100年先まで描ける事業を展開されて

ふるさとの話

次の次のプレバトの俳句のお題は「ふるさと」。故郷の思い出や想いは色々あるけれど、たった17音に抑えるのは難しい。 ということで、このnoteで色々整理する。 ふるさとの思い出生まれた時から10年間、ふるさとで幼少期を過ごした。楽しい思い出ばかりじゃなかった。しんどいこともあった。 ようやくしんどいことが落ち着いて、仲良しの友達もいて、学校に行くのが楽しくなってきた。そんな時に引っ越すことになった。10歳の夏休み前。 両親が引っ越しを決めた理由が転勤ではなく、「広い家に住

返礼品事業者さんを紹介します-第一弾-

こんにちは!ふるさと納税担当です。 この記事では返礼品を提供してくださっている事業者さんを紹介したいと思います。今回は第一弾でぶどう農家さん4事業者さんをご紹介したいと思います。 それぞれの事業者さんの熱い想いがぎゅっと詰まったインタビューになっていますのでぜひ個別記事をご覧ください! 最後にはキャンペーンのお知らせもありますので最後までお読みいただけたら嬉しいです♪ インタビューVol1 佐藤果樹園さんインタビューVol2 田子農園さんインタビューVol3EGAO FAR

福島で田植えをした! 端っこに挿し植えさせてもらった。 足をひきぬく時、もわ…と滑らかに水が土を起こし、溶けていった。もったりぺっちょり。これが「いぬさんがしばかり(朝鮮の伝承)」の泥の感触か、と実感した。 :: やまは? 雪こんこ ゆきは? 水になった みずは? どろこねた…

運河の街 小樽/海辺の水彩画

絵・文 岡本幸雄 小樽は北海道開拓時代の玄関口として発展してきました。当初は沖泊めした本船からハシケ(台船)を使って荷揚げ作業が行われていましたが、次第に取り扱う荷量が増え、搬送作業の効率化のためにハシケが接岸できる長い水路が必要となりました。そこで大正12年に完成したのが小樽運河です。 小樽運河は内陸部を掘り込んだ一般的な運河ではなく、日本で唯一、海岸の「沖合埋め立て方式」で築かれました。そのため、元の海岸線に沿って緩やかに湾曲しているのが特徴です。当初の全長は1,14

さとゆめ 嶋田俊平さんインタビュー 前編

旅行客だけではなく地元の人も集まりたくなる新しくて個性豊かな国内外のホテルの空間デザインやツールを紹介する書籍『泊まりたくなる、集まりたくなる!ライフスタイルホテルのデザイン』。本書に掲載されている沿線まるごとホテルを手がけた株式会社さとゆめ・CEOの嶋田俊平さんにアイデアが生まれたきっかけや工夫した点などについて伺いました。(2024年3月19日取材) 課題をビジネスチャンスに裏返す ―まずは沿線まるごとホテルプロジェクトについて教えてください。 2020年頃に構想がス

おとべ ~わたしのふるさと~

乙部町について私のふるさとは、北海道爾志郡乙部町です。 【郡】とは言っても、爾志郡にはもう乙部町しか所属していません。 一つの町しかないのに郡だなんて、変わっていますよね。 田舎ならではの町同士の合併により、そうなってしまったのです。 なんだか寂しいですよね。 元和台海浜公園 ちなみに乙部町は小さな港町なのですが、観光地でもあります。 トップ画像に使用したのは、私の地元の海浜公園です。 家から徒歩5分、坂道を下ると見えてくる海。とてもきれいな海なんです。隣には漁港と浜

【日本全国写真紀行】 57 愛媛県今治市小島

愛媛県今治市小島 日露戦争に備えた「芸予要塞」が当時のままに残る島小島は、今治市の来島海峡に浮かぶ、周囲4キロほどの文字通り小さな島である。今治の波止浜港から船で10分、船旅を楽しむほどの時間はなく、あっという間に到着する。1日10便運行しているそうだが、この日の乗客は我々4人と郵便局の職員2人のみ。帰りも同じ人数だった。  ここ小島には、日本が日露戦争に備えて、ロシア海軍の進攻を防ぐために築いた要塞が当時のまま残っている。「芸予要塞」と呼ばれるこの施設は、明治22年から2

海の見えるシゴトバ〜With Tokio〜【古民家移住3日目】

徒歩30秒、海の目の前にある仕事場 古民家シェアハウスに住む僕たちの仕事場を紹介。 古民家から徒歩30秒ほどの距離にある廃校が僕らの仕事場。 元々職員室だった場所をリノベーションして、コワーキングスペースに。 そのコワーキングスペースの名は「With Tokio」 古民家の住民だけでなく、誰でも利用できます。 もちろんWifiも完備。モニターもあります。 職員室を使っている理由はシンプル。 コンセントの数が多いからです。 普通の教室だとコンセントの数が少なくて、多人数

十四夜月

しまなみ海道の大島から 小島と松、向こうには四国山脈、そして十四夜月 瀬戸内海の海面に映る月光が好きです。

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小正月の「まゆ玉」飾り、初チャレンジ

風景写真工房「丸」         Photo No.00131-00135

象の鼻展望台へ向かう途中に 緑に囲まれた回廊の様な場所がある 散策路を歩いて来てやっと日陰になる場所 陽が出ると緑のビタミンが降り注ぐ回廊である   起床したのは朝の4時前 5時近くになりやっと御嶽山にも朝陽が当たりはじめた もう6月なんですが御嶽には雪が沢山 王滝村のMTB 100kmレースのスタート地点 松原スポーツ公園から 木曽義仲の愛妾として 彼の生涯を守り続けた巴御前 ここで水浴し 武技を練ったとの伝承が・・・ 静かな雰囲気の場所 雨

それは、地蔵盆だ~夏の謎風習~

いつもお世話になっております。 するめでございます。 ときどき、小さい頃に体験した謎の風習を思い出すことがあるのです。大抵は、大人になると「あ~これだったのね」と分かるのですが、最近まで???と思っていた風習がありまして。 するめの地元は、大阪でして。 以前住んでた家の町内で行われていた行事の話で、今の実家と同じ市内ですが、町内にお地蔵さんがあり、地蔵盆なるものをやっていました。その家に住んでいたのは、3歳~5歳までなので、そもそも記憶も朧げで夢か現実か分からないぐらい

ただいま、おかえり

夏の海 あの人は 「おかえり」 って言ってくれてるかな? 「ただいま」 と、つぶやいてみる。 ◆◆◆ ここまで読んでくださってありがとうございます(*´▽`*) 夏の三兄妹の絵を描いていたら 「おかえり」という言葉が浮かんできたので 夏の三姉妹の絵で 「ただいま」も描いてみました( *´艸`) 帰ることができなかったこの夏。 これで帰ることができた気がしました。

コラム②あなたのまちの「ふるさとの木」は何ですか?

明治神宮と同じ森があなたのまちにもあります明治神宮の森は人工的に作られた森だと知っていますか? 明治神宮の森が「人によってつくられた森」という真実は、近年様 々なメディアに取り上げられています。約百年前に先人達によって計 画され、全国から十万本以上の献木によってつくられました。今では 自然に勝るとも劣らない立派な森になっており、初めて明治神宮の森 を見た人は人工の森とは信じられないほどです。  造成当初はマツやヒノキなどの常緑針葉樹が多く植栽されましたが 、今の明治神宮の

冬枯の「桜通り」が懐かしく

ふるさとが最上の町戻り鷸

うどん屋さんの朝

ずっと描きたかった

北陸のオススメ(富山編)

こちらの企画に共感したので 参加させていただこうと思います。 東日本大震災の時も自分に出来たのは、 被災した土地のものを意識して買うことでした。 少しでもお力になれればと思います。 富山県は私の父の故郷です。 子供の頃はゴールデンウィークにお盆冬休みと 年3回も帰っていました。 その割には富山のこと全然知らないんだと 今回の企画で思い知りました。 私の中での富山といえば ますの寿司、チューリップ、蜃気楼 この3点です。 ますの寿司 これが富山で一番