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古民家シェアハウスへ移住し、フリーランスで動画編集をやっています。うわじま市民ライター…

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古民家シェアハウスへ移住し、フリーランスで動画編集をやっています。うわじま市民ライター2023、2024年3月30日から古民家シェアハウスへ移住。 古民家の暮らしでの気づきなどを発信しています。

最近の記事

冷蔵庫が古民家にやってきた【古民家移住8日目】

「不便を楽しむ」をコンセプトに古民家シェアハウスで生活している僕ら。 実は冷蔵庫もこれまで古民家にありませんでした。 そんな折、知り合いから使わなくなった冷蔵庫をいただけることに。 まだそこまで古くない冷蔵庫で、3人にはサイズも大きめ。 買い物難民の僕らにとって大きな冷蔵庫は、買いだめできるからありがたい。 これから冷蔵庫のある近代的な暮らしになる前に、冷蔵庫のない生活で気づいたことなどを書き留めたいと思います。 割と好きだった冷蔵庫のない生活 僕自身はミニマリストに

    • 講話者として呼ばれました【古民家移住6、7日目】

      突然のLINE 「倫理法人会のゲスト講話のリクエストが来ています。やってみませんか?」 と知り合いから突然のLINE。 自分なんかに学びある話ができるのか? 1分間スピーチですら好きじゃない自分にそもそもできるのか? そんな不安を抱えながらも、わざわざリクエストしていただいているわけだから自分にできることは必ずあるはず、と二つ返事で引き受けました。 「10日と24日のどちらの会がいい?」 という質問には、僕は好物は最後にとっておくタイプなので迷わず10日を選択しました

      • 買い物難民になりました【古民家移住5日目】

        食料品アクセス人口、いわゆる買い物難民という言葉が生まれたのは2010年頃だそう。 古民家シェアハウスに住む僕らの現状は、 最寄りのコンビニやドラッグストアまで自転車で15分弱(途中に急な坂がある) スーパーや市街地までは自転車で20分程度(市街地といっても田舎の小さな市です) 車は持っておらず、移動手段は徒歩か自転車。 バスは1時間に1本なのでほぼ使わない。 といった感じです。 シェアハウスに3人で住んでいるので買い出しは分担しているものの、疲れた平日の仕事終

        • 土を感じる。高校生たちと、じゃがいもの収穫体験【古民家移住4日目】

          4月2日、市内の高校生たちに来てもらい、遊子水荷浦の段畑にてじゃがいもの収穫体験をしました。 市内いくつかの学校の生徒会メンバーが集まって、「ワクジマ」という団体を立ち上げ、いろいろなイベントを企画しているそう。今回もその活動の一つ。 自分たちが高校生の頃は学校内での活動がほとんどで、外部の方と関われるような体験はありませんでしたし、そもそもそんな発想すらありませんでした。 しかし、昨日会った彼ら彼女らは自ら率先して外部の人たちと関わり、学校の中では学べないことを学ぼうと

        冷蔵庫が古民家にやってきた【古民家移住8日目】

        • 講話者として呼ばれました【古民家移住6、7日目】

        • 買い物難民になりました【古民家移住5日目】

        • 土を感じる。高校生たちと、じゃがいもの収穫体験【古民家移住4日目】

          海の見えるシゴトバ〜With Tokio〜【古民家移住3日目】

          徒歩30秒、海の目の前にある仕事場 古民家シェアハウスに住む僕たちの仕事場を紹介。 古民家から徒歩30秒ほどの距離にある廃校が僕らの仕事場。 元々職員室だった場所をリノベーションして、コワーキングスペースに。 そのコワーキングスペースの名は「With Tokio」 古民家の住民だけでなく、誰でも利用できます。 もちろんWifiも完備。モニターもあります。 職員室を使っている理由はシンプル。 コンセントの数が多いからです。 普通の教室だとコンセントの数が少なくて、多人数

          海の見えるシゴトバ〜With Tokio〜【古民家移住3日目】

          小学校の校庭にて。幻のパンとお花見と【古民家移住2日目】

          花見のため、幻のパン屋へ 石応小学校の校庭に6分咲きほどの桜。ピサの斜塔より遙かに傾いて、真下の鉄棒に寄り掛からんとしているけど立派に咲き誇っています。 まだ満開ではないけど、来週の土日には散っている可能性があるので、花見をすることを前日の夜に決定。 すぐにパンが売り切れて閉店してしまうためみんなが「いつ行っても空いてない」と話す、幻のパン屋で運よくパンを調達。 懐かしいイスと机を校庭に運び、花見を開始。 宇和島は市内の至るところに桜があります。学校の校庭にも当たり

          小学校の校庭にて。幻のパンとお花見と【古民家移住2日目】

          ニワトリの声で始まる日曜日【古民家移住1日目】

          昨日から古民家シェアハウスへ移住。 東京から移住してきているメンバー2人との共同生活がスタート。 以前記事にした廃校モールが運営する古民家シェアハウスです。 着いたのがちょうど日没前だったので海に沈みゆく夕日の写真を一枚。 すぐ目の前に海があり、滅多に車も通らない、しんとした場所なので波が打ち寄せる音がダイレクトに耳に伝わります。 「古民家」とか、「シェアハウス」とかって聞くとおしゃれなイメージですが、ここはそんなことはなく、普通の古い家。 「不便を楽しむ」がコンセプトで

          ニワトリの声で始まる日曜日【古民家移住1日目】

          【本屋大賞本命】40年間のありふれた日常が心に沁み入る。〜水車小屋のネネ〜

          ボーカルのいないバラードのように、それは静かで澄んでいて、けれどどこか力強さもあって。心に沁み入ってくる美しい小説。 劇的な展開があるわけでもなく、ありふれた日常がずっと続いていく。それだけなのに、心が動かされました。 それは多分、登場人物それぞれの感情や言動がひとつひとつ丁寧に描かれていて、自分もその場にいるかのように強く感情移入させられているからだと思います。 ページが終わりに向かえば向かうほど登場人物たちのセリフがより沁み入ってくる。 500ページの長編ですが、ま

          【本屋大賞本命】40年間のありふれた日常が心に沁み入る。〜水車小屋のネネ〜

          創造の拠点へ。宇和島の廃校が生まれ変わる。【廃校モールプロジェクト】

          誰にも使われていなかった廃校を、シェアハウスやオフィス、観光資源などとしてよみがえらせ、新たな雇用の創出や移住促進に繋げていく。そんなプロジェクトが宇和島市で始動。 プロジェクトの名は「廃校モールプロジェクト」。 リアス式海岸の遠心力を感じながら 平成25年に廃校となってしまった石応小学校は、今まさにリノベーションされている最中。 校舎内にシェアハウスやオフィスも作るそうで、自分自身とても興味があったので実際に行ってみました。 場所は、宇和島市街地から車で15分ほど。身

          創造の拠点へ。宇和島の廃校が生まれ変わる。【廃校モールプロジェクト】

          闘牛を愛する16歳に聞く!魅力と見どころ【正月場所2024年1月2日】

          うわじま市民ライターのかずです。 宇和島市民ならお祭りなどで誰もが聞いたことのある「ガイヤ」の歌詞。 では、「もみ込み 寄り込み チャツリ 横掛け」って何のことか知ってますか? 僕は知りませんでした。 実はこれ、宇和島闘牛の技名から取られているんです。 闘牛は宇和島の伝統ですが、逆に身近すぎて、自分含め宇和島市民は闘牛の魅力にあまり気づいていないように思います。 僕自身、生で闘牛を見たことは一度もありません。 そんな自分が最近、「闘牛を見に行きたい!」と強く揺さぶ

          闘牛を愛する16歳に聞く!魅力と見どころ【正月場所2024年1月2日】

          移住後の人付き合いが不安!?【うわじま移住のススメ】

          うわじま市民ライターのかずです。 今回の記事では、宇和島に移住してきた方や移住を検討されている方に向け、宇和島移住後にどうやって新たな人間関係を築いていけばいいのか、自身の体験から思うことを書いてみます。 宇和島に限らず移住を考えている人全員の参考になれば、と考えています。 移住を考えている方にとって「移住後にどうやってその土地で新しい人間関係を築いていくか」って大きな心配事のひとつですよね。 僕自身、数年前に神奈川県から宇和島にUターンしてきたばかりの頃は、宇和島で繋

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          じゃがいもだけじゃない!?段畑でさつまいも収穫【宇和島市 遊子水荷浦】

          うわじま市民ライターのカズです。 「段畑といえばじゃがいも」といったイメージを持たれている方が多いのではないでしょうか? 実はさつまいもも収穫できるんです! 今回は、今年10月に行われたQuestFarmという団体(後ほど詳しく解説)によるさつまいも収穫の様子をご紹介します。 場所は宇和島市街から南西に車で1時間弱。遊子水荷浦にある段畑は国の重要文化的景観にも選定されていて、県外からも観光客が来る人気スポットです。 「そもそも段畑って何?」という方には以下の記事が分かり

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          マグロの解体をする謎の女子高生集団「フィッシュガール」とは?

          うわじま市民ライターのカズです。 突然ですが、あなたはマグロの解体ショーをする女子高生たちを見たことがありますか? 80キロ近い大きなマグロを女子高生が解体する。そんなアニメみたいな話が愛媛県宇和島市にあるらしい。 今回は、マグロの解体ショーを行う女子高生集団「フィッシュガール」をご紹介いたします。 フィッシュガールとは フィッシュガールは、愛媛県立宇和島水産高校の女子生徒で構成されています。平成24年に設立され、愛媛県で養殖された魚をPRするために活動。今では日本全国の

          マグロの解体をする謎の女子高生集団「フィッシュガール」とは?