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じゃがいもだけじゃない!?段畑でさつまいも収穫【宇和島市 遊子水荷浦】

うわじま市民ライターのカズです。
「段畑といえばじゃがいも」といったイメージを持たれている方が多いのではないでしょうか?
実はさつまいもも収穫できるんです!

今回は、今年10月に行われたQuestFarmという団体(後ほど詳しく解説)によるさつまいも収穫の様子をご紹介します。

場所は宇和島市街から南西に車で1時間弱。遊子水荷浦にある段畑は国の重要文化的景観にも選定されていて、県外からも観光客が来る人気スポットです。

「そもそも段畑って何?」という方には以下の記事が分かりやすくまとめられていておすすめです。

けっこう繊細な作業。さつまいもの収穫。

収穫は14時スタート。
太陽をさえぎるもののない段畑には直接陽が差し込む。特に夏はうだるような厳しい暑さ。
しかしこの日は10月でそこまで気温が高くなく、眼前の海からは涼しい風も。秋の訪れを感じるまさに収穫日和でした。

参加者はQuestFarmのメンバーとその家族で約10人ほど。小さなお子さまの姿も。

さつまいもの収穫は思った以上に繊細かつ力のいる作業でした。
地中深くに埋まっているさつまいもを掘り起こすためにスコップを入れるのですが、土がとにかく固い。晴れの日が長く続いていたこともあり、より固くなっているとのこと。
かといって無心に思いっきりスコップを入れて肝心のさつまいもを傷つけてしまうと元も子もありません。

さつまいもに当たらないよう、当たらないよう、周りの土にスコップを入れる。それを手で払う。この地道な作業を繰り返していると少しずつさつまいもの頭が見えてくる。
さらに繰り返して6〜7割くらい出てきたところを、ゆっくりと引き抜く。

楽ではないけど、それが楽しい。面白い。
綺麗に引っこ抜けたときの爽快感や達成感をみんな楽しんでいました。

ちなみに収穫の様子はQuestFarmの公式YouTubeチャンネルにアップされているので、よければご覧ください。


次回は来年春にじゃがいも収穫祭を開催予定です(一般参加歓迎!)

「そもそもQuestFarmって何?」という方に簡単に説明すると、
高齢化や後継者不足で存続が難しい畑の一部をお借りしてじゃがいもなどを作り、段畑を未来へ繋げる活動をしている団体です。

メンバーは宇和島市民が中心ですが市外のメンバーもいて、幅広い年代・職業の人が集っています。
私も昨年の結成当初からメンバーに加わっています。

今年5月に開催したじゃがいも収穫祭は盛況で、一般の方も30人ほど参加され、みんなでじゃがいもを収穫。
段畑から絶景を見ながら食べた、とれたて・できたてのフライドポテトは絶品でした。

今は来年の収穫祭に向けてじゃがいもの種を植えているところです。
収穫までの軌跡や活動内容(キッチンカーもやってます)はInstagram(@quest_farm)に載せていきますので、よければチェックしてみてください!
来年の収穫祭の告知もInstagramで行う予定です。



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