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講話者として呼ばれました【古民家移住6、7日目】

突然のLINE

「倫理法人会のゲスト講話のリクエストが来ています。やってみませんか?」
と知り合いから突然のLINE。

自分なんかに学びある話ができるのか?
1分間スピーチですら好きじゃない自分にそもそもできるのか?

そんな不安を抱えながらも、わざわざリクエストしていただいているわけだから自分にできることは必ずあるはず、と二つ返事で引き受けました。

「10日と24日のどちらの会がいい?」
という質問には、僕は好物は最後にとっておくタイプなので迷わず10日を選択しました。

しかしその直後、想定外のことが、、
(10分くらい話せばいいのかな?20分だと少し長いなぁ)くらいに考えていたのですが、講話時間は40分、という衝撃のひと言。

これは、運動不足の人に来週フルマラソンを走れというようなもの。
ただ、自分からは絶対やらないことだからこそ、これはやるべきことだと思いました。やらないという選択肢は自分にはなかったです。

別に全力疾走でゴールを目指す必要はなくて、自分のペースでいいからちゃんと最後まで走り切ろうという思いでした。どんなにショボいタイムでも、走り切った人にしか見られない景色がそこにはあるはず。

自分という人間を伝えていく

講話のタイトルは「動画で宇和島を盛り上げる」
動画を仕事にしており、参加者の方々に役に立つ話をするにはやはりそこは外せない。

ただ、別にみんな動画を学ぶために会に参加しているわけではないので、「動画編集者育成セミナー」的な内容にはならないように気を付けました。動画編集なんてネットでいつでも学べるわけだし、自分が求められているのはそこではない。

むしろ「なぜ20代で宇和島にUターンして動画編集をしているのか」など、動画などに対する想いを通して今自分が何を考えて生きているのかを伝えていくことが大切だと考えていました。

そのため、「自分は過去にどんな経験をし、そこから何を学び、どういって価値観を持つようになったのか」という話をメインに。

ただの一人の人間の戯言と思われるかもしれないけど、そこには実体験としての熱があり、想いがあり、感情がある。
AIにはできない、自分という人間だからできる話。

初めてだけどホームな会場

初対面の方が多い上に、慣れないスピーチ、対話形式ではないので聞き手の反応もあまり分からない。
そんな不安を抱えながら始まったスピーチ。

自分はスピーチの最初に必ず「笑い」を入れるようにしています。
アドリブで考えるわけではないですし、これは話の上手い下手に関わらずできること。
YouTubeなどでスピーチ動画を研究しているときに見つけた、良いスピーチの共通項です。

今回も笑いを入れるつもりだったのですが、フリの時点ですでに会場に笑いが。
「あっ、ここは自分にとってホームで温かい空間だ」と始まってすぐに感じました。

その後も、参加者の方々が事あるごとに反応を返してくれ、とても話しやすく温かい会場でした。

40分話すことも大変だけど、40分聞くことも同じように大変なはず。
あの時は話すことに一生懸命で気づきませんでしたが、話し手にとってこれ以上にありがたいことはないですね。

また今までの自分がいかにダメな聞き手だったか痛感しました(反応が薄かった)
しかし、練習では40分持ったのに本番はところどころ飛ばしてしまったところもあって10分ほど余るという状況に。

そんな時にも参加者の方々がいくつも質問して助けてくれ、なんとか40分を乗り越えました。

自分自身への理解も深まった、学びある経験

やはり自分にとって40分というのは大きな壁で、完璧な40分間を走り切ることはできませんでした。

しかし、これまで自分が生きてきた中で得たことを伝えられましたし、普段自分が表には出さない奥深くにある想いなども結構出せました。

参加者の方々からもポジティブな感想をいくつもいただけたり、僕自身に対して興味を持っていただいたりもしたようで、今後もお仕事などで関わらせいていただくこともありそうです。

自分にとっても、この講話を通して自分への理解が深まり、とても意味のある学びのある経験になりました。

noteでの日々の発信もそうですが、言葉や文字にしてアウトプットすることの重要性を日々感じています。

今日はいつもの倍の文章量になっていますので、タイトルも2日分としております笑

これからも習慣としてnoteを続けていきますので、お気軽にフォロー&いいねお願いいたします^ ^

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