声を上げろ #未来のためにできること
山口県周南市鹿野。中国山地の中、標高360メートルの盆地地帯に広がる町並みは、まさに衰退の一途をたどっています。地域住民の高齢化や、若者の地区外移住により人口は減り続け、いまや人口は30年前の半分、約2,500人。人口減少は止めようのない大きな流れとして、まちを包み込んでいるのです。
どうしようもないことだ、と、目を伏せることもできるでしょう。山間部に限らず、日本全体が高齢化・人口減少という問題を抱えている以上、それに抗うことが困難であるのは、誰が見ても明らかなことです。