そい|内藤千裕
こじらせているわたしが、少し変わっているかもしれない恋愛について探求しています
(わたしがどんなことをやっていきたいひとなのか、どんなことに関心があるのかなどは、proff の方に書いてありますので、そちらをご覧ください。) 経歴1997年生まれ、新潟県燕市出身。新卒で株式会社アスノオトに入社。(1年目はNPOグリーンズでも業務委託で働く。)アスノオトでは「さとのば大学」の企画・広報・デザイン・講義に携わる。その経験を活かし、デザインやオンラインイベントの企画やファシリテーション、執筆などをフリーランスとして時々やっている。 関心分野得意な分野として
誤解は、やっかいだ。 良かれと思って言った一言が、相手を傷つけてしまうことがある。けれど、相手がなんで傷ついているのかわからない。傷ついていることにすら、気づかないかもしれない。 「あぁ、誤解しがちなやつ、いるよなぁ」と思ったあなた。これは、僕やあなたの話です。だって、誤解してる本人は、そのことに気づけないのだから。 「双極性障害への“やさしい誤解”で、くるしんできたんです」 と、打ち明けてくれたのは、「そいちゃん」こと、内藤千裕さん。新卒から、会社に所属しつつフリーラ
わたしは毎日たくさんの長い夢を見る。そしてあまりに鮮明に覚えているので夢日記を書くことにして、毎日スマホのメモ欄に残している。 夢の中では、竹内涼真と付き合ったり、菅田将暉が教祖の宗教にハメられてしまったり、いろいろなことが起きて、夢によって朝の気分がかなり左右される。 そんな中で、前に付き合っていた人が時折夢に出てくる。基本的には、本当にしんどくなって別れた相手(別れたあとはしこりがとれたように幸せと自由を取り戻したような感覚になった)ので、夢に出てくると嫌な気持ちにな
「もういい加減24時間テレビを変えてくれ…」 これはわたしがもう何年も思っていること。今年も24時間テレビが終わった。少しでもなにか変わっていたらいいなと思って見てみたけれど、やっぱりアップデートされていなかったな、という印象。 わたし自身「双極性障害」という障害を持っている立場であり、大学時代から障害者の権利について学び、考えてきた立場から、24時間テレビについて思うところを書いていく。 がんばらなくても生きていける社会に 一番に思うのは、障害者にがんばらせるのでは
最近、初めて会った男性と話していた時に、「わたし料理が得意なんです」と言ったところ「いい奥さんになりますね」と言われた。 ちょっとモヤっとしつつも、普通のことかなと思って一旦保留にした。しかし、そのモヤモヤがずっと引っかかっていたので、そのモヤモヤの正体はなんなのか、考えてみた。 (※ちなみにその方はこのnoteの存在を知らないので、これを読んで自分のことが晒されている!と嫌な気持ちにさせてしまう心配はないかと思います。) まず、わたしはその人に結婚願望があるなんてひと
昨日、「秋葉原無差別殺人事件」の加藤元死刑囚への死刑が執行された。それにまつわるわたしの考えを、わたし以外の方の意見も引用しつつ書いていきたいと思う。 メディアで取り上げられていた、事件の被害者であるタクシー運転手の男性は、「事件への責任を果たしてほしい」と少し怒りの混ざった声色で言っていた。そして、同時に、「秋葉原無差別殺人事件のような事件が二度と起きないでほしい」とも言っていた。 しかし、当時25歳(今の私と同じ歳)だった加藤元死刑囚には、友人もおらずネットの掲示板に
こんにちは、そいです。わたしは今まで、わたしの恋愛観・パートナーシップ観や、その実践をnoteでも書いてきました。 特に「お試し交際」についての記事はたくさんの方に読んでいただき、最近では「これを読んで自分もお試し交際を始めようと思っている」とか「付き合うときのすり合わせの参考にした」という声も聞くようになりました。 そのなかで、記事に書いてあること以外にも、「お試し交際を始めるにあたっての相談を個別でしたい」とか「実体験を聞かせてほしい」とか、「いいパートナーシップを築
こんにちは。テレビドラマ研究家、もとい、恋愛ドラマ愛好家のそいです。今までも恋愛ドラマについてあーだこーだ言ってきましたが、今回は2022年1月クールのTBSドラマ「ファイトソング」について。(過去の記事はこちら) 「意外と」なんて言ったら、失礼かもしれませんがそれにも理由がありまして… TBS火曜10時=キュンキュン恋愛ドラマ枠に わたしはドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」を100回見た女としてテレビに出させていただいたこともあるのですが、 逃げ恥以降、TBSドラマに革
今までいろんなシェアハウスに住んだり、ひととの同居を試す中で見えてきた、シェアの基準を分析してみました! シェアハウスや同棲をしようと思っているけれどどんな基準でなにを決めればいいのか、住むひとそれぞれの心地いい基準はなんなのか?を考える基準にしていただければと思います…! (※最後に、同居にあたって同居するひと同士で使えるチェックシートも載せているのでぜひ使ってみてください!) 今回は、わかりやすいように、わたしが前回福島で住んでいたシェアハウスと、いま葉山で住んでい
今までもいろいろと恋愛やパートナーシップについて考えてきたけれど、最近気づいたのは、わたしは人との愛の交換量が、普通の人よりも多いかもしれないということ。 自分の周りに「大好きだなぁ」と思う人がたくさんいて、わりと躊躇なく「大好きだよ!」って言ったりするし、自分で言うのはおこがましいけれど、わたしのことを好きだなと思ってくれたり、大切にしてくれているなっていう人は多いなと感じる。 そのことは、よい方向に行けば「みんなを愛し」「みんなから愛される」存在でいれるということかも
まずこの本がどんな本なのかというと、 これまでのダイバーシティ教育が、社会で差別の対象となっている集団や排除されているマインノリティ集団への理解を深めるかたちで進められてきたけれど(例えば、LGBTのひとたちについて知ろう、とか) そういうアプローチに決定的に欠けているのは、「マジョリティ側のひとたち自身の持つ特権を自覚し向き合うこと」というところから問題提起がはじまる。なので「特権に無自覚なマジョリティのための社会的公正教育」という副題にもなっている。 イメージが湧か
とある人を見ていて抱いた違和感が、今日すごく言語化された気がした。そのひとは、自分があまりいい環境で育っていなかったことを原動力に、貧困世帯の子どもを救いたい、社会をよくしたいとNPOの仕事に精を出していた。(たぶんそういう理由でNPOで働いてる人多いと思う) でも、自分自身が困窮していて、仕事に追われて時間もなくて、近い存在であるわたしのことには見向きもしない。 自分のことすら大事にできてないのに、周りのひとのことなんて大切にできるわけないし、社会のことなんて大切にでき
2022年に経って1か月が経とうとしています。Facebookやnoteで今年の抱負を投稿している方も多いのではないでしょうか。 わたしは根がひねくれているし、気づいたらいろんな状況に流れ着いているタイプの人間なので、やりたいことリスト今年の抱負とかも、「どう目標に向かって進むタイプの人間がやることでしょ」って思ってました。 でも何人かの友人が、目標ではなく「心に留めておきたいこと」「今年大事にしたい"あり方"」みたいなニュアンスで今年の抱負を書いているを知って、それなら
半年前のわたしへ 半年前のわたしは、パートナーとのことで毎日のように泣いていて、ほんとうに辛かったね。いま日記を見返してもつらかったことばかり書いてある。 がんばってコミュニケーションを工夫しても、思うようなコミュニケーションが返って来なかったり、相手にも事情があるかもしれないと思って自分の本当の気持ちをため込んだりしていたよね。 おそらくそれが原因で、ずっとネガティブな気持ちで、大好きな仕事すらやる気が起きなくて、それ以外のやりたいことも湧き出て来なくて、周りにのひと
「人生でやりたいこと100」とかって正直、「山を登るかのように目標を立ててそのために生きる」ような、例えば資格をとるとか事業目標をちゃんと立てられるとか、そういうひとのためのツールだと思ってました。 ちょっと前の自分ですら、今の自分の動きなんて誰が想像できたか(南相馬や葉山に住むなんて思ってなかった!)って感じなのに、1年間のことなんてわかんない。 だから、人生をかけてやりたいことみたいに思うと、そんなのわかんねーよ!って気持ちになってしまって、「やりたいことリスト」を避
わたしは普段、さとのば大学という学生向けプログラム、そのなかでも「さとまなプログラム」という、通常の4年制の大学のように通える新しいしくみの運営をしている。(サイトづくりも担当したよ!) 最近、同じように学生向けプログラムを運営している友人きょーちゃんと「やりたいことがわからない!」という大学生って多いよね!という話で盛り上がった。 その学生の言葉に対して、学生と普段関わっているわたしたちが考えていること、ふたりで話して生まれた話を、今日は書いてみようと思う! アイスを