駆里もぐ エッセイ&ハウツー

「読者に考えさせる」エッセイと、 「読者の生活の糧になる」ハウツーを書きます。 エッセ…

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「読者に考えさせる」エッセイと、 「読者の生活の糧になる」ハウツーを書きます。 エッセイとハウツーの雑記ZINE「Domanda」を制作しています。

マガジン

  • 勉強のやる気が出ない君へ

    学校の課題をやらなきゃいけないのに、やる気が出ない。 受験のために頑張らなきゃいけないのは分かっているのに、頑張れない。 早く勉強に取りかかったほうがいいのに、いつまでも先延ばしにする。 あなたは、こういった悩みがありませんか? あなたが勉強に取りかかれないのは、怠けているからではありません。 あなたがやる気が出ないのは、ちゃんと理由があります。 このマガジンでは、 ・なぜやる気が出なくなるのか ・やる気が出ない問題にどう対処すればよいのか ・やる気を出す方法 ・やる気が出ないわれわれが進学校で生きのびる心得 をお伝えします。

  • ひととぶつかる

    まわりのひとたちと衝突する。 ほかのひとが言ったことにもやもやする。 どうすればひととうまくやっていけるんだろう。 そういったことについて掘り下げるマガジンです。

最近の記事

  • 固定された記事

「面白いから生きてて」と言われ、書くことにした

挫折を経験したすべてのひとへ あなたの人生に誇りをもってほしい。 わたしは努力ができない。 そのことに気づいたのは10年以上前、高校受験のときだった。 受験生なのに、勉強をはじめられない。 わたしよりずっと成績が悪い子でも勉強を頑張っているのに。 おかしい。なにかがおかしい。 進学校に入学しても、わたしは勉強を頑張れなかった。 うちの生徒の平均勉強時間は平日3時間、休日5時間。 わたしの平均勉強時間は30分未満。 どうすればやる気が出るんだろう。 わたしは

    • 失敗しながら道を開け|賞応募作の裏話

      ほんとうにそれでいいのか? さきのフレーズは、わたしが書いたこちらの作品に出てくる。 この作品は、藤原華さん主催のコンテスト「なぜ、私は書くのか」に応募したものだ。 今回は、コンテストの応募作には書ききれなかったことを供養する。 わたしが勇気づけられている出版社がある。 「点滅社」という出版社で、屋良朝哉さんと小室ユウヤさんのふたりが経営している。 ふたりとも点滅社を立ち上げるまでは本の編集に携わったことはおろか、ちゃんとした就職経験もなかった。屋良さんは精神疾患

      • そのゼリーは、故郷の海の味がした

         バスがトンネルを抜けると、広くて青い海がわたしたちを迎えてくれる。この石浜は、わたしの故郷の象徴だ。海沿いの民宿や飲食店をバスが通りすぎていくと、故郷に帰ってきたのだと実感する。  バスが進んでいくと、そびえ立つ山と、もりもりと生い茂った草が見えてくる。  「一面のク*緑」という漫画のセリフがあるが、わたしはあのことばが嫌いだ。  緑いっぱいの故郷の風景を見ると、この穏やかな街に帰ってきたのだと実感する。コンクリートジャングルで蓄積された疲労が癒される。  この自然

        • 習慣は、ひとつだけ、超簡単なものを

          「習慣にすることは、ひとつにしぼるといいんだよね」  どうすれば生活の中でやらなければいけないことを回せるのか、と聞いたわたしに、友人はそう答えた。  ひとつにしぼる?  それでほんとうにいいのだろうか?  わたしたちにはやることがたくさんある。掃除、日記、散歩、ストレッチ、瞑想、家事、片づけ、読書、面倒なタスクへの着手、やることリストの管理、etc....   そのなかからひとつだけを選ぶ? 選ばれなかったほかのことはどうするんだろう。  わたしは久々に友人と電話

        • 固定された記事

        「面白いから生きてて」と言われ、書くことにした

        マガジン

        • 勉強のやる気が出ない君へ
          3本
        • ひととぶつかる
          2本

        記事

          勉強のやる気が出ない君は、自分を守っていい③

          学校の課題をやらなきゃいけないのに、やる気が出ない。 受験のために頑張らなきゃいけないのは分かっているのに、頑張れない。 早く勉強に取りかかったほうがいいのに、いつまでも先延ばしにする。 そんなあなたにとって、「勉強しなさい」というプレッシャーのかかる進学校は、つらい場所なのではないでしょうか。 つらいことを見聞きしても、あなたは自分を責める必要はありません。 わたしはあなたに、自分を守るこころのバリアをはる練習をしてほしいです。 この記事では、やる気が出ないわた

          勉強のやる気が出ない君は、自分を守っていい③

          勉強のやる気が出ない君が頑張る簡単なコツ②

          学校の課題をやらなきゃいけないのに、やる気が出ない。 受験のために頑張らなきゃいけないのは分かっているのに、頑張れない。 早く勉強に取りかかったほうがいいのに、いつまでも先延ばしにする。 あなたは、こういった悩みがありませんか? 前回の記事はこちら 次の記事はこちら 頑張れないと課題が出せなくて困る。 自分はもっと勉強を頑張りたい。 「どうしたら頑張れるのか知りたい」 これが、あなたの一番の願望ではないでしょうか。 この記事では、わたしが学んできた 「自

          勉強のやる気が出ない君が頑張る簡単なコツ②

          勉強のやる気が出ない君は、怠けているわけじゃない①

          学校の課題をやらなきゃいけないのに、やる気が出ない。 受験のために頑張らなきゃいけないのは分かっているのに、頑張れない。 早く勉強に取りかかったほうがいいのに、いつまでも先延ばしにする。 あなたは、こういった悩みがありませんか? あなたが勉強に取りかかれないのは、怠けているからではありません。 あなたがやる気が出ないのは、ちゃんと理由があります。 この記事では、 なぜやる気が出なくなるのか やる気が出ない問題にどう対処すればよいのか をお伝えします。 また、

          勉強のやる気が出ない君は、怠けているわけじゃない①

          自己主張(アサーション)ってうまくいかなくない?

           自分のおねがいを相手に伝えたのに、相手が応じてくれなくてイライラする。  自分がこまっているのに、相手はわかってくれない。  あなたには、そんな経験があるのではないだろうか。  心理学やコミュニケーションの勉強をするとき、「アサーション」が円滑な人間関係を築く方法として推奨される。  アサーションとは、相手の意見に耳を傾けながら自分の意見も伝えるコミュニケーションの手法である。  ほかのひとに配慮せず自分の意見をつよく主張するコミュニケーションや、自己主張を控え相

          自己主張(アサーション)ってうまくいかなくない?

          月35万使いこんだ浪費家でズボラな私でもできた金銭管理【全文無料】

          「貯金したいのにお金を使いすぎる」 「支出が収入を上回る」 「未記録のレシートを溜めてげんなりする」 「家計簿が続かない」 「予算を決めても守れない」 あなたにはこんな悩みがありませんか? 私も浪費家でした。 学生時代にはクレジットカードを使いすぎて、親から不正利用を心配されました。 仕送りの口座の残高をマイナスにしました。 月の支出が35万になったこともあります。 (大きな買い物はしてません。旅行も東京に行っただけです) しかし、今は予算を守り、翌月にお

          有料
          300

          月35万使いこんだ浪費家でズボラな私でもできた金銭管理【…

          機嫌をとって

          ”相手の機嫌をとる必要はない” 「その人が不機嫌になるのは本人の課題である。よって、私たちは他者の機嫌をとる必要はない。」  アドラー心理学の流行によって、こんな言説が広まっている。  この言説は、他者の機嫌に振り回されてきた人、特にこちらに過干渉したり、言うことを聞かせようとしたり、不機嫌をぶつけてきたりする親やパートナーがいる人にとっては、自分を解放し、人生を救ってくれる福音だった。  しかし、幼少期より常に周囲からからかいの対象にされ、親からこちらの気持ちを

          ZINE初心者でもできるZINEの売り方

          ZINE,作っていますか。 あるいはこれから作ろうとしていますか。 ZINEは自分の表現が一冊の形になって,楽しいですよね。 とはいえ, 「ZINEを作ってみたはいいものの,知人に配ったり自家通販で売ったりするだけで,ほとんど手に取ってもらう機会がない」 という方もいらっしゃるのではないでしょうか。 本記事では,そんな方に向けてZINEの売り方をお話しします。 (この記事は2022年11月24日にはてなブログで投稿した記事を加筆修正したものです。) アート系か

          ZINE初心者でもできるZINEの売り方

          いるだけでいいと自分に言えない

          「あなたは生きているだけでいい」  人にはそう思える。 「私は生きているだけでいい」  自分にはそう思えない。  石田月美さんのこちらの記事が素晴らしかったです。  非常に感銘を受けました。  この記事に触発されて私の実体験を書こうと思いました。 (この記事は2023年2月2日にはてなブログに投稿した記事を一部修正し再掲したものです。)  私は現在無職である。  うつ病を発症し、大学を2年留年した。  大学卒業後は院試浪人をしたが、うつが悪化して受験ができな

          いるだけでいいと自分に言えない

          エッセイ・ハウツーライター駆里もぐのプロフィール

          初めまして! 私は駆里もぐ(かけりもぐ)といいます。 双極性障害とADHDを抱える傍ら、2021年11月より執筆活動をしています。 以下に私のパーソナリティや経歴、執筆ジャンル、実績等を記載いたします。 私のことを知っていただければ幸いです。 大事にしている価値観 私が最も大切にしている価値観は「自助」です。 私は「自助」を、 「その人が自分の正しさを信じることができ,生きづらさを改善し,自分の人生を肯定的にとらえられるようになるための努力を自立して行うこと」

          エッセイ・ハウツーライター駆里もぐのプロフィール