昨日は久々の能楽堂で雅楽に中村恩恵さんの現代のダンスを加えた公演へ。 初めてだった横浜能楽堂のお堂は昔は東京にあって戦火をくぐり抜けたお堂の4つのうちのひとつとのこと。 終盤はまるで夜の屋外で鑑賞しているかのような錯覚を覚えながら死者とのあわいの季節である日本の八月を感じた。
取材で訪れた名古屋能楽堂にて。総木曾檜づくりの舞台は清新な木の香りが立ち昇る。舞台正面鏡板に描かれているのは、通常の老松ではなく目に鮮やかな若松。地方自治体の能楽堂としては日本最大級の630席。すぐ横の"食楽堂"「蓬左<hosa>」のきしめんも美味。名古屋城正門前の格調高い建物。