HOTEL DIRECTOR

ホテルダィレクターとは!ホテル運営のあらゆる側面を監督しながらホテルの円滑で効率的な運…

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ホテルダィレクターとは!ホテル運営のあらゆる側面を監督しながらホテルの円滑で効率的な運営を確保し高いサービス基準とゲストの満足度を維持するホテルマン向け教育者でございます。jjtouch1er@gmail.com

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ホテルサービス その70 - 私のデザイン -

黒いテーブルクロス。 テーブルセンターにはミラー🪞 ガラス鉢に入れたオンシジウムと生檸檬🍋 金色のショープレート🍽 ナプキンリングも黄金リボン🎗 ここでは見えませんが… チェアカバーも漆黒に黄金のタッセル🎗 この粋な写真のテーブルコーディネート。 実は私が考案し世に出したデザインなんです。 最近のことホテルのパンフレットに掲載されていた写真を改めてスマホで撮ったものです。 信じられないでしょうが本当に私作です❣️ 〜〜〜〜ホテル時代⏳ 競争激化に伴い低迷する婚礼売

    • ホテルサービス その528 - 金庫 -

      都内の有名な財閥ビルに増設されたホテルと共有会議室ロビーに頑丈な金庫があります。 目の当たりにするとその重厚さと金庫の中身に興味津々✨ お手数ですが中を見せて頂くことは可能でしょうか」と厚かましくお願いをしました。 ご担当者様が大型レバーをくるくるくるくる回され解錠していただくまで待つこと1分。 ジワーッと音もなくドアが開き中の空気が頬にあたれば映画的な高揚感マックス。 残念ながら現在は資料倉庫に利用されていて期待のお宝はありませんでしたが💴 これだけ頑丈な金庫に

      • ホテルサービス その527 - Hangover -

        Hangoverとは二日酔いのこと🥵 でもなぜ二日酔いをするのか? いや二日酔いするまで飲んでしまうのか? それは紛い物を多く含んで味覚を騙した人工的な液体を飲んでいるからなんです🥃 日本製ウィスキーの歴史はバーテンダー時代に刷り込まれたもの。 当時の有名な影のフレーズ🫨 「品質の日果CMのさん鳥井」 これは今もなお耳から離れない名言。 戦後動乱時代の闇市。 エチルアルコールへ紅茶の出し殻を漬け込みウィスキーと販売していた過去を持つ。 これが日本のウィスキー歴史

        • ホテルサービス その526 -ホテルGMより -

          若人の早期退職理由はなんでしょうか? 個人の問題ですか?ホテルの問題ですか? と言うことを聞かれたので……… ホテルを辞めた若人が次の職を選ぶ際について紐解きました。 彼らが次に目指す手っ取り早い方法としてアパレルや販売業があります。 理由は様々ですがその根底にあるものとは!お店ブランドを着飾りある意味モデルとして輝きたい理由は明らか。 簡単そうに見える仕事で楽したい本音。 だがしかし!実はホテルよりハードな職場なのに現状逃避の一心が強いから仕方ない。 ホテル

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        ホテルサービス その70 - 私のデザイン -

          ホテルサービス その525 - 牧草牛 -

          ニュージーランド産牧草牛🐃 ほのかに草の香りが残る牛肉です。 NZとAUJ産は一頭丸ごと輸入しか認められてなくかなり安心。 牧草を食べさせた淡白な肉質に赤身肉本来の旨味を感じる。 日本人好みアメリカ産牛肉は部位で輸入出来るから産地トレサビリティー分からず怖い。 主にトウモロコシを食べさせた脂質溢れ赤身肉に程よい旨味を感じる。 餌の種類により肉質も味も変わるものです。 ちなみに牛肉1kgを育てるのに必要なトウモロコシは11kgも必要。 トウモロコシは穀物であり人間

          ホテルサービス その525 - 牧草牛 -

          ホテルサービス その524 - 連休取得 -

          年に一度自分の好きな時期に5日以上の連続休暇を全従業員が取得できるよう取り組んでいるホテルが増えてます。 在籍していた外資系ホテルでは年に一度のバケーション(休暇)は当たり前の権利でした。 私も多分に漏れずGMからも会議後には必ず言われる言葉は「いつ休むんだ」 ひと月くらい休みなさい(バケーション) 休まないのは管理能力が無いからだ!!! と急かされる日々。 当時そんなに長期休むなんて『私は不必要な存在なのか』と思うばかりでありました。 ロンバケを取る勇気も無く日

          ホテルサービス その524 - 連休取得 -

          ホテルサービス その523 - 侘び寂び -

          日本の文化と料理には「侘び寂び」引き算の法則が秘められていて! それは余計なものは外す削ぎ落とす事により素材をさらに輝かせる技術であります。 人は歳を重ねれば身体も老いて見た目でも青年期とは違う。 髪の色や皺に視力などなど個人差にもよるのだが他人の目からすれば似たり寄ったり。 私も40代前半は子供の希望により髪染め(加算)黒くしていたのですが。 薬品の影響で体調不良に陥り途中から自然に生きようと思い髪染めをやめました。 加算から引き算に変え(髪を染めない)る事で体

          ホテルサービス その523 - 侘び寂び -

          ホテルサービス その522 - 着飾る場所 -

          世界有名ブランド物も簡単に手に入る時代。 有名ブティック店内にかなりお洒落な服を展示されそれを購入する方もいらっしゃる。 しかし一体全体何処で誰が着用しているのか地方都市では皆目見当が付かない事が多い。 都内ホテルレストランではタキシード姿の紳士が鮮かな色ドレスで着飾った淑女と食事をする光景も割と日常的💃🕺 場所を移し地方の同じ名前のホテルでは「よそ行き服」で着飾った男女しか見られない。 *よそ行き服は普段着に毛が生えたレベル* なぜこれ程に違いがあるのか? 多

          ホテルサービス その522 - 着飾る場所 -

          ホテルサービス その521 - マジック灰皿 -

          レストランが喫煙可能だった時代の物語。 振り返れば煙い空間の食事は想像に難い。 そんな混沌とした真夏に起きた出来事! 事実は小説より奇なり私の記録📖 ランチタイム8名のゲスト入店🚶‍♂️ テーブルはフラット(セット無し) メニューを差し出しオーダーテイク。 G1 俺はこれとビールそんで灰皿頂戴🚬 H かしこまりました!と言いながらタキシードパンツ後右ポケットより灰皿を出し提供する。 G1 おー気がきくなぁ」 🤵‍♂️ はい!一応黒服ですから G2 ほんな

          ホテルサービス その521 - マジック灰皿 -

          ホテルサービス その520 - キャリアウーマン -

          良い意味のキャリアウーマンに出会いました。 彼女はホテルコンシェルジュ。 研修会場に最初に入ってきた彼女は見るからに職業人のオーラを持ち颯爽と席に着く姿に惹かれました✨ 講話中の態度も素晴らしく彼女へ目線を向け見るたび話すのが楽しくなるくらいでした。 6時間の指導が終わり退室の際にその彼女の口より私の指導べた褒め評価を頂き返す言葉は! 「ありがとう」に続く言葉は。 「貴女はキャリアウーマンみたいだ」 と言った途端!今までの笑顔が曇り怪訝な顔に変わってしまったのです。

          ホテルサービス その520 - キャリアウーマン -

          ホテルサービス その519 - ホテル採用枠 -

          社会の階段は上も下も先が見えない。 採用も階段の様な段階があります。 日本系企業(ホテル含め)は総合職と専門職に分かれて採用するところは多いものです。 22歳の大学卒は総合職の採用。 20歳の専門卒は専門職の採用。 2年間の学び時間に納めた学費も多いから給料に差が出るのは理解できますが!! 個人の想いスキルは全く関係なく半ばオートマチックに決められた制度は変わらない。 どこがどう違うのか! 総合職は現場経験3年前後で幹部候補へ。 専門職は希望が無い限り現場管理で終

          ホテルサービス その519 - ホテル採用枠 -

          ホテルサービス その518 - MENU -

          MENUとはコース料理を表す📖 近年はQR読み取りオーダーも見受けますがホテル通は立派な紙メニューを好むものです。 各国の原語で書かれたメニュー見るのは📖 ホテルマンとしてワクワクする瞬間である。 これが世間一般にしてみれば原語で書かれたメニューは全く読めず価値も意味も不明。 近年のメニューは写真や分かりやすい日本語表記も氾濫していて見やすい?のかも。 だがメニュー本来の目的とはズレています。 サービスが良いレストランであればあるほどあえて原語で書かれたメニューを

          ホテルサービス その518 - MENU -

          ホテルサービス その517 - 俺はフレンチ -

          巷にある俺のフレンチ🍽️ではありません。 「俺はフレンチ」が好きです(^^) 「料理は化学変化の賜物/マネジメント考」 私は調理師ではありませんが!! ゲストの前でカービングやフランベを披露するのは十八番でございます。 今回はバナナのフランベ🍌 食材は生と火入れ後は明らかに違い甘味が出て美味くなります。 他にも パイナップル🍍林檎🍎桃 🍑ダークチェリー🍒オレンジ🍊 全て正確なタイミングでボワっと🔥すれば酸味が甘味へ美味しく化学変化いたします。 燃やすアルコールの適

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          ホテルサービス その516 - キャリア開発室 -

          1986年に降りた辞令には📖 「キャリア開発室」と書いてありました。 新卒入社2年目しかも全社員で私1人だけ。 上司曰く📣 これからのホテルはゼネラリストじゃないといけないから毎日職場が変わる。 全く意味不明な説明があったのみ?? 基本は宴会部に属していた私。 翌日はフレンチレストラン。 その翌日は日本料理レストラン。 さらにその翌日はコーヒーハウス。 たまに中国料理レストラン。 遅番はバーテンダーとラウンジ。 宿泊部ではベルマンにドアマンとハウスマン。 フロント

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          ホテルサービス その515 - 印象に残る人 -

          全国のホテルを巡る私の仕事ではその土地のホテルマンと触れ合い発見は絶えない。 人が人を通し人を判断するから相性の善し悪しも関係は高いと思います。 中でも印象に残るホテルマンは各地に居てフット会いたくなる時は少なくありません。 そんなホテルマンとは! その土地で唯一無二の有名人ではなく。 またハイタイトルがある人でもなく。 至って何処にでも居る人の中にその才能を見出してしまうのです。 その方々の共通点は会社のタイトルに固執していない部分ではなかろうか? 世間的には

          ホテルサービス その515 - 印象に残る人 -

          ホテルサービス その514 - 自分軸 -

          私の思想とポリシー「自分がやられて嫌な事は他の人には絶対にしない」という言動。 そこには自分軸の力が強く関わっています。 他人軸 相手の価値観に軸を置く(終始ブレる) 自分軸 自分はどうありたいか?どうしたいか(信念) 自分の価値観に軸を置く生き方でもあり! 自分が幸せかどうかで幸せは決まる。 自分を愛する事ができてこそ人を許し他人も愛する事ができる人になるという事。 社会人スタート安月給のホテルだった為その待遇改善や認知度アップを高めるためにも↗️ ホテルマンの

          ホテルサービス その514 - 自分軸 -