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梅若会定式能9月公演『竹生島』『松風』

梅若能楽学院会館の能舞台で特徴的なことは他の能楽堂ではみられない自然光が舞台に直接入ること。昼公演では自然の光がかもし出す陰影を楽しめるそうです。能面の表情の陰影の魅力も堪能できそうです。そんな能楽堂での演能のご案内を皆さまに。

9月17日の日曜日、午後1時から、『竹生島』と『松風』の二演目が上演されます。場所は東京・中野区です。


竹生島は琵琶湖に浮かぶ小さな島で、古代から神域とされ、弁天様と竜神様が祀られています。『竹生島』は天女や竜神の舞が見所の神秘的で清々しい演目です。

『松風』は、かつて在原行平の寵愛を受けた松風・村雨姉妹の亡霊が現れ、
行平への恋慕の情を狂おしく表現した夢幻能です。

『竹生島』では竜神の面「黒髭」を、『松風』では松風・村雨姉妹の村雨役で「相生増」を使っていただけることとなりました。黒髭はこの夏の間掛かりきりで打ち、先日は竹生島に参拝してまいりました。相生増は、今年4月に池袋芸術劇場の能面展に出展したものです。

梅若会のHPにて詳細ご覧いただけます。どちらも華やかさのある演目です。どうぞお楽しみください。


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