鳴沢 湧

小説集『山のふところ』 どんな評価をいただけるか、けちょんけちょんかな? 私、1935…

鳴沢 湧

小説集『山のふところ』 どんな評価をいただけるか、けちょんけちょんかな? 私、1935年生まれ、85歳の文学青年です。趣味は謡曲、宝生流 教授嘱託 謡歴30年余り、後の10年は弟子を取っていましたが、辞めて数年経ちました。栃木県芸術祭創作部門準文芸賞、奨励賞 受賞

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  • ないと倶楽部マガジン

    • 6,164本

    ないと倶楽部メンバーによる記事をまとめています。note記事を書くネタやライティングに困ったらこのマガジンを読むことで解決できるかも知れません。

  • 俳句幼稚園 ~弐~

    • 2,246本

    ⚜️各自note内で俳句を詠み、俳句幼稚園タグ付け&マガジン格納。⚜️【コメント欄は宝物】互いの句をコメント欄で鑑賞し高め合いましょう。(無理せず、自分のペースで) 投句時『意見(甘口・ふつう・辛口)希望』の書込みは任意。⚜️ 超初心者は、🔰マークを俳句につけて下さると有り難いです。🔰マーク基準 : これまでの投句数0〜30句程度(個人判断)🚫誹謗中傷等の発言や、一方的な意見押しつけ、相手の気持ちを推し量れない方には、マガジン退出、コメント自重をお願いすることがあります。 ⚜️退園時は、ご自身のアカウントで「マガジンから脱退する」ボタンを押下願います。⚜️《運営》白・なごみ・橘鶫・中岡はじめ・よねとも ・卯月紫乃 ⚜️責任者&問い合わせ先:卯月紫乃 ⚜️ヘダー画アポロ ラブ&ピース '23.11.

  • 俳句幼稚園 ~壱~('22.11.6.まで)

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    '22.11.7.より、新マガジン「俳句幼稚園~弐~」へ移行いたしました。

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山のふところ

山のふところ 掌編小説  雨の女      1           虹を見に行った  5 短編小説  支え――それは妻の祈り  8       とびっきり素敵な復讐   26       こぶだらけの恋人     45       山のふところ 風の子証太    63                     泉あふれる    83              証太の受難    88              崩落       106 あとがき               124

    • 身の丈の縮む一寸春愁い

      みのたけの ちじむいっすん はるうれい 縮むの、(じ)を(ち)に濁点して、かなで書きたかったのですがどうしてもできません。 ズボンのすそを踏むようになって上げてもらいました。 半月ばかり前、突然の激痛で脚のつけ根から力が入らなくなりました。 整形外科で脊椎管狭窄症と言われ、薬をいただいています。 掛かり付けのトータルクリニックへ今日行ったら身長体重の他に腹囲を測られました。 何と身長が3センチも縮んでいました。 脊椎の間がそれだけ詰まったということです。 朝目覚めて最初の一

      • 幸せも不幸も八重の桜かな

        しあわせも ふこうもやえの さくらかな 88年と9カ月の人生、幸せもたくさん味わったが、不孝もたっぷり味わった。 「生まれて来なければ良かった」 そんな思いを抱え込んで沈み込んでいたこともあった。 自分だけが不幸から逃げたという思いがあった。 逃げたことを責められたこともあった。 生まれた家を出て、大学の夜間部を卒業した。 やがて結婚した。子が成長する間事業があまりはかばかしくなく、アルバイトもさせたようだ。子が独立して家庭を持った。そして孫もでき、中学生になった。 不幸を相

        • 葉桜も今散る花も潔し

          はざくらも いまちるはなも いさぎよし 11日に自分史の生き残り5人と付いて来た家族2人とで花見をしました。 99歳一人、89歳1人、88歳一人、84歳2人、80歳一人、もう一人は先に帰ってしまって、86歳くらいだったと思います。一番元気だったのは99歳の男性でした。その人は105歳と100歳、二人の姉様を何年か前、1か月のうちに亡くした、と言っていました。 皆それぞれ、脚が痛い腰が痛いと言いながら言葉とは裏腹にしゃっきりしていました。 今朝行った公園とは違いますが、11日

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        山のふところ

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        記事

          花海棠脚を引きずる医者帰り

          はなかいどう あしをひきずる いしゃがえり 3月25日ころだったか、朝起きたら左足に力が入らなくなり、つかまりながら歩くと股関節に激痛が走ります。 アパートの二階の住人(ネパール人3人)が3月30日で入れ替わると言います。 ガス、電気、水道の使用名義の変更、30日現在で支払いの手続き、新しい使用者(支払者)の使用開始の手続きなど、泣きたいほど痛む足で済ませました。 28日に朝からかかり付けの整形外科医院へ行きました。 先生は元自分史のメンバーだった人の息子さんです。と言っても

          花海棠脚を引きずる医者帰り

          想い出の桜

          グループ『おもい川』の生き残り6人で花見をしました。 11時ころから12時半ころまで持ち寄った菓子など食べて、ベットボトルのお茶を飲んで、たくさんおしゃべりしました。 懐かしい人達とのおしゃべりは楽しかったです。 来年の花見が出来るやら、何人か集まれても、自分が参加出来るかどうか、お互いが後期高齢者です。 「いつの世にまた会うべきぞ花の元」 「移ろいは我がことなりき桜花」               2022年の4月2日 多い時には15人くらいいたメンバーが平均年齢が8

          想い出の桜

          待ちかねて明日は咲くべし桜かな

          昨日見たときは咲いているのは一輪だけでした。 夜が明けたので行って見たいのですが、先週から股関節痛で思うように歩けません。 おまけに、昨日からWi-Fiが繋がらなくなって、ガックリしています。

          待ちかねて明日は咲くべし桜かな

          トラブルメーカーが悪人なら

          パキスタン人をアパートの住人として入居させたのは初めてです。 この人はスラーと背の高いひとで、白い薄地のワンピースのようなものを着ていました。入居して間もなく部屋からドラムを主とした音楽がかなりのボリュウームで聞こえてきました。 木造アパートの二階でこんな高いボリュームとは困ったものと思っていましたら、隣室のネパール人からクレームがついて揉めているようでした。 その後でいつもよりさらに高いボリュームで音楽が聞こえ、激しく言い合う声が聞こえます。 私は仲裁する自信もないし、以前

          トラブルメーカーが悪人なら

          春の雪シニヤカートが急かされる

          10時ころから雨の予報だったので、9時過ぎに急いで買い物に行きました。 WERUSIA に寄って買い物、足りなかった物をセブンイレブンで買って道路に出ると雪が舞い始めました。 帰り道200~300mくらいですから慌てることはないと思いながら次第に本降りになってくるので、急ぎ足になります。 「落ち着け、落ち着け」と自分に言い聞かせながら帰り着きました。 さほど濡れもせず、無事でした。

          春の雪シニヤカートが急かされる

          一枝二枝初花が笑む一・二輪

          例年ですともうかなり咲いている桜が遅れています。 ゴミ出しの時には、出すゴミ持っていましたし、帰るときには誰かが出した不適切なゴミを持っていましたので、気が付きませんでした。 改めてよく見ると咲き始めていました。 この樹は根元を傷つけられたのが原因で幹ばかりか枝の太い部分までも洞になって数年前に下の部分だけセメントを詰められています。 それでも枯れもせず毎年咲き続けています。 2024年3月21日

          一枝二枝初花が笑む一・二輪

          蕗の姑

          食べるには伸び過ぎました蕗の薹 これじゃ俳句にならないかな? ちょっと歩いてセブンでコーヒーを買って公園で一休み。 そこで俳句を考えるのが、ボケ防止の脳トレです。 コーヒーはGEORGIAのブラックが一番です。 家に帰って、 「大きくなり過ぎた蕗の薹を見たよ」 というと妻が、 「蕗の姑という言い方もあるのよ」 と言います。 周りに蕗の小姑もたくさんありました。 生け垣の内側に馬酔木(あせび)が咲いていました。 昔作った句、 できぬことできぬと告げる花馬酔木 という句を想い出

          春疾風巨木は屹と揺るがざる

          はるはやて きょぼくはきつと ゆるがざる 雨や雪では歩けませんが、風は少しくらい強くても歩こうと思って、散歩兼買い物に行きました。 この頃、足よりも腰がかったるくて少し歩いては休みます。 welciaには元々休めるところはありませんでしたが、セブンイレブンにはコーヒーを買って飲める椅子とテーブルのあるコーナーがあるのですが座らせてくれません。 すぐ隣の公園で吹きさらしのベンチの座って休みます。 気に入りのケヤキの大木を写真に撮って、句作にかかりました。 初め、「春疾風公園巨

          春疾風巨木は屹と揺るがざる

          春寒し枝詰められし巨木達

          公園の巨木が枝を詰められています。 枝を剪るとか切る、伐るなどの語句を使うのが当たり前なのですがまがまがしさを感じて「指を詰める」という時に使う「詰」を意識して使いました。 防犯のために低い枝を払い小さな灌木を切って時期がありました。 寒々とした公園が見通しが良く明るい公園になり、草花が植えられたりしていました。 もう20年も経ったのでしょうか、巨木の高いところの枝が茂って根元の木陰にベンチがあってとてもいい感じになっていたのに残念です。 スーパーマーケットやコンビニに買い物

          春寒し枝詰められし巨木達

          春寒や招かぬ客が言い募る

          空地だった所に基礎工事が始まりあっという間に工事が進んでいます。 夕方風が冷たいのでちょっとだけ様子を見たいと道路に出たところに基礎工事の人足のような身なりの男が、声をかけてきました。 補聴器を着けていなかったので半分も分からない会話が始まりました。 初めはこのアパートの誰かを訪ねてきたのかと思って相手をしていたのでしたが、 「このアパートの屋根がめくれあがっている。俺は工事屋だから見てやる。早く治しておく方がいい」と言っているらしい。 「工事したってすぐにまとまった金は払え

          春寒や招かぬ客が言い募る

          地鎮祭が行われました。

          草が伸びて二度も苅ってもらいましたが、ようやく今朝地鎮祭が行われました。 昨日地境と建築予定地に糸を張ってありました。ようやく今朝の地鎮祭という段取りです。 小さな男の子と若い夫婦、神主が地鎮祭を終えて立ち上がっ時に気がついて「こんにちは」と窓を開けて声をかけました。 仲良く出来るようにお祈りしています。

          地鎮祭が行われました。

          冬うらら

          冬うらら買い物カート山盛りに 土曜日、買い物に行った時に歩道のない道路で3センチもない段差に躓いて転んでしまいました。 どこも痛めませんでしたが、ちょっとの油断も怪我の元と思い知らされました。 今日も暖かで風もなかったので買い物に行きました。 ちょうど家賃も入ったばかりですので、普段よりもたくさん買い込んできました。