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俳句幼稚園 ~弐~

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⚜️各自note内で俳句を詠み、俳句幼稚園タグ付け&マガジン格納。⚜️【コメント欄は宝物】互いの句をコメント欄で鑑賞し高め合いましょう。(無理せず、自分のペースで) 投句時『意見(甘…
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「ひよこ句会」第三回目以降について。

「第二回 ひよこ句会」の結果が開きましたので、第三回目以降、今後の予定についてをお伝えいたします。 参加は毎回自由、投句数も一句から三句まで自由です。 皆さま、それぞれ無理のないペースでご参加ください😊 半年すぎたあたりで、「進め方」「兼題」「題詠」などについてのご意見を一回伺い、その後に繋げていけたらと思っています。 よろしくお願いいたします。 投句方法など詳しいことについては以下をご参照ください。

羊田のあおあおとして入彼岸 #茫洋流浪 #極短詩逍遥 #関ヶ原あたり

かの姫の袖も濡れたる雨月かな

こんばんは。 今宵の満月は雲に隠れて見えません。 かぐや姫も悲しんでいるかしら‥ (ん?月に住んでると月は見えないか。) 昨夜の仲秋の名月は、雲の隙間から 眺めることができました。 直に月光を浴びることができてうれしい☺️ 秋といえば月。 久しぶりに俳句幼稚園に登園します。 子犬吠ゆまだ水色の空に月 本を閉づ話し相手は昼の月 食いしんぼ玉兎のかじるクロワッサン 一句目 夕空にうっすら透けてかかる三日月が可愛らしかったので、子犬の散歩とあわせてみました。 二句目

名月の大きく見えて山の傍

んー、これは見たまま俳句になっちゃうか。 もっと言葉の吟味が必要ね。 満月は今日なんだけど、中秋の名月は昨日って面白い。 俺は、裸眼で運転ギリギリ、ちょっと乱視も入ってるせいか、正直なところ昨日の名月も今日の満月も、なんなら明日の十六夜も、多分見分けがつかない。 昔の人は見分けてたんかな。 新月から新月までを数えて、30回夜が来たら新月から新月になるじゃん!って発見して、んじゃその半分で十五夜ね、そこが満月!ってしたんじゃないかな。 って思いつつ、出始めの大きな名月を眺め

✈︎ 推敲三句(秋灯、こほろぎ、千日紅)

元句:リメイクの祖母の形見や秋灯 → リメイクの形見の紬秋灯 元句: こほろぎや時差ぼけの夜のなほ閑か → こほろぎや時差ぼけの夜のストレッチ 元句:朝練へ友を待つ道千日紅 → 朝練へ友待つリズム千日紅 ◆◆◆ 一つ前の俳句幼稚園記事のコメント欄でアドバイスをいただき、推敲してみました。吉と出るか否か。 よかったら、アドバイスやご感想をよろしくお願いします! いつも本当にありがとうございます。

その中の若手と言はれ敬老日 敬老の日やいつまでも余所のこと 碧萃生 今日は敬老の日でしたね。 集まりによってはまだまだ若手と呼ばれます。

しりとり俳句《121》

しりとり俳句のトップ画像がかわりました。 詳しくは、のちほど。 今週は、草シリーズがあります。 こちらの続きから 👇 第121回は、9/9~9/15(2530~2550)全21句 2530. 咲き誇る木犀の香に満たす空 木犀(仲秋)ち 2531. 空よみの君の恋ぶみ草の花*    草の花(三秋)し 2532. 離れゆく駅や狗尾草揺れて* 狗尾草(三秋)さ 2533. 丁字路のミラーにわが家猫じやらし*

半月や満腹知らぬ中華街 ⇒ 金風や満腹知らぬ中華街   秋の蚊よ満腹知らぬ中華街    (紫乃さん、ありがとうございます!)   夕月夜まんぷく知らぬ中華街    (橘さん推敲句 ありがとうございます✨) 横浜中華街行ってきましたー。 調子に乗って食べすぎました🤣

遠巻のひとりとなりて秋祭 碧萃生 今日はこれから花火大会を見に行きます。 会場ではなくて、近くのマンションに上がらせてもらいます。 もちろん、許可はとってますよ。 花火は夏の季語なので、秋祭で一句。

✈︎ 秋の雑詠六句(冬瓜、秋の雷、秋灯、台風、秋日、こほろぎ)と、晩夏一句(千日紅)

冬瓜や胸板厚き末の孫 冬瓜:初秋/植物 結末の修正依頼秋の雷 秋の雷:初秋/天文 リメイクの祖母の形見や秋灯 秋灯:三秋/生活 台風の迷ひに惑ふ旅路かな 台風:仲秋/天文 美容師の指先の圧秋日濃し 秋日:三秋/天文 こほろぎや時差ぼけの夜のなほ閑か こほろぎ:三秋/動物 朝練へ友を待つ道千日紅 千日紅:晩夏/植物 ◆◆◆ 8月下旬から最近にかけて詠んでいたものを、一気に七句失礼致します。 一句目 この夏、日本で三週間ほど過ごした次男と、私の母の

#俳句幼稚園 待宵の夕餉に添えし白磁碗 居待ち月言葉足らずの一筆箋 名月や風に交じりて篠の笛 一陣の涼やかな風を感じながらの名月かと思いきや 夏の名残りの生ぬるい風 痛めつけらた体を癒す風と月を待ちわびる。

雲影にひとときの秋開会式

体育大会の予行が終わった。 以前は1日開催をしていたが、熱中症対策で、午前開催になっているので、予行もまた午前の4時間で行う。 行進をとりやめ、開閉会式を座って行ったり、テントの中で行ったりと、いろいろと様変わりはしているものの、やはり暑い! 雲のほとんどない空の下、ジリジリと身を灼かれながら立っているのは、なかなかの苦行である。 ふと、少しだけ影がさした。 見ると、キャベツのような雲が日を遮ってくれていた。 その、影になったわずかな時間のみ、確かに秋だった。日が直

句会ライブ 行橋 

行橋市制70周年記念事業の一つ8月31日土曜日に夏井いつき先生の句会ライブに行ってきました。 行橋市は、新幹線で本州から関門海峡を渡って北九州から小倉駅に進んだとしたら、次の博多に行かず、乗り換えて大分方面へ進んでしばらくしたところにあります。  短夜や乳ぜり泣く児の須可捨焉乎   で有名な俳人 竹下しづの女 の出身地でもあります。 本来は、毎年恒例の市民の夏祭りも行われる予定でしたが、大型のろのろ台風10号が九州を直撃したため、直前に夏祭りは中止。 句会ライブも中止

抜く草のひやりと湿る白露かな

ちょうど白露のころに毎年自治会の道路愛護作業がある。 暑気を避けて7時からスタートし、頃合いを見て終わる。 俺の所属する班は公園の美化作業。 これから高くなる日を避けつつ、草むしりを1時間余り。 草をむしると時折稲科の草の根を抜いた後から蟻がわらわらと出てくる。根に沿って、巣を作っているのかもしれない。 俳句になるかもなーと、草を抜きながら五七五をひねっていた。 でも、草むしりも蟻も、夏の季語なんだよなー。 ということで、白露の句になったけれど、抜く草はセーフかな?まあ