20.3.18noteスタート。20.7.21俳人デビュー。俳号藤白月。20.10.20 如水珈琲店オープン。22.5房州オンライン句会参加。22.5.31俳並連参加。コメントくださる方には、ちゃん呼びでぐいぐい詰めます。

20.3.18noteスタート。20.7.21俳人デビュー。俳号藤白月。20.10.20 如水珈琲店オープン。22.5房州オンライン句会参加。22.5.31俳並連参加。コメントくださる方には、ちゃん呼びでぐいぐい詰めます。

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■なにをするサークルか  ヒト・モノ・コトをつなぐサークルです。店主は漫画と絵本をはじめ本のこと、俳句のこと、音楽のことになると少し饒舌になります。 ■活動方針や頻度 年中無休。店主は、朝6時〜と夜21時〜、それぞれ1・2時間程度、珈琲店に来ますがそれ以外の時間帯でも常時オープンしています。 ■どんな人に来てほしいか 尊重と共感と多様性のある空間を一緒に作ることができる人に来てほしいです。 ■どのように参加してほしいか 珈琲店には カウンター…店主と語りたい人向けの場所 個人席…自分の興味のある分野を語る場所 相席…お客様同士で談笑する場所。もちろん店主も伺います。 展示スペース…さまざまな表現物を展示。店主は写真と俳句が主です。絵、音楽、小説、詩など何でもOK。紹介葉書や名刺も置いてリンクしてください。

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冬めくや白のチョークの堅き音

半袖もやっとおしまいと感じるこの数日。 いつのまにか立冬も過ぎて、暦上は冬だね。 あまりの暑さに気づかず、秋の句を読み続けていた。 職業柄、チョークを握ることが多いのだが、あれは季節によって書き味が変わる。多分湿気の有無なのだろうが、暖かい時期は、比較的書きやすい。 一方寒くなると、チョークがかちこちになって、線が細くなり、チョークののり?も悪くなるのだ。 板書しづらい日々の到来である。

    • ひめゆりの散りたるガマよ色鳥来

      実は、先週末沖縄へ出張した。 これまでも何度か沖縄に行くことはあったのだが、平和の礎としての沖縄には訪れたことがなかった。 今回、航空機の接続の関係で、出張の次の日、夕方までぽっかりと時間がとれたので、南部まで足を伸ばすことにしたのである。 まるで呼ばれたように、沖縄平和会館とひめゆりの塔へ向かった。 訪れて、なんとも言えぬ気持ちになった。 これまでも、広島や長崎の原爆資料館、知覧の特攻記念館など訪れたが、それらともまた違う複雑な気持ち。 まだ、それを言語化する術を

      • 再販の手帳の知らせ鶴来る

        季語 鶴来る(つるきたる)晩秋 今年も手帳を新調する時期が来た。 この仕事、メモが必要なことも多いので、手帳は必須である。そのため、本県の多くの学校では教員用の手帳を年度当初に買って、配布するところも多い。これまで五校ほど異動で経験しているが、どこも同じ手帳を採用していたから、これは本当。 この手帳、先生用に特化しているので、カレンダーに授業の記録、県内各学校の情報、名簿欄などなど、全ての使途を網羅している。そのため、A4サイズ、厚さ1センチ超と非常に重厚なつくりをして

        • ロケットの打ち上がる空秋日和

          捻りのない一句 今日が晴れて良かった。 ロケット雲がよく見える。

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          九月尽けふ暗誦の声揃ふ

          季語 九月尽(晩秋) 神無月ももうすぐ終わろうとしている…と書いていて、ふと、本来の陰暦ではいつになるのだろうと調べてみた。 神無月は10月の異名なのだが、今の新暦になる前の陰暦10月をさしていたので、今の暦とずれるのである。 で、その結果2024年は11/1〜30が神無月にあたるらしい。 むしろ、今からかい!と、脳内で突っ込んだのは言うまでもない。 と、すると今は長月が終わろうとしているのね。 子どもたちには10月が神無月と教えているが、本来的には違うんだな。と

          九月尽けふ暗誦の声揃ふ

          金色の気配よ秋の中華街

           霜降のこの時期、実は二泊三日の修学旅行に行っていた。  日中は半袖でOKだけれど、日が落ちると長袖でも寒いこの時期だが、まだ冬ほど服はいらないから、荷物はそれほど多くならず助かった。    自主研修のコースのうち、新地中華街が俺の担当エリア。  ひたすら往復をしまくった笑  昼どきをすぎると、食事処は閉まるので、少し人は減るのだが、この日は中国からの豪華客船が長崎に寄港していた関係か、中国の方のツアーが引っ切りなしであった。  活気ある中華街はやはり赤と金のイメージだっ

          金色の気配よ秋の中華街

          冬隣まぶしさ満ちる通勤路

          10月も下旬。今年の霜降は明後日くらいだっけ。 今日も半袖なのだが、去年の今頃もこんなもんだったっけ。 そろそろ長袖も準備しないとなあ。 最近通勤をするときに太陽の光が車内に差し込んでくる。 太陽の高さが冬のそれに近づいているんだろうなあ。 そんな月曜の朝です。

          冬隣まぶしさ満ちる通勤路

          白帝や地平線まで月明かり

          やあ、こんばんは。 らべあろ企画で、探し出された月王こと白でございます。先日はありがたいことにインタビューしてもらったよ。 んで、そのコメント欄で、めろちゃんとアロちゃんの会話の中で、俺に白帝で一句というお題が出たので詠んでみた。 ええ、季重なりですけれども何か?

          白帝や地平線まで月明かり

          秋暮れて懐かしき名と文字の文

          季語 秋暮れて(「暮の秋」の傍題) ちなみにこの暮とは、秋の終わりの頃のこと。夕暮とは違うよ。 最後の文はふみ、手紙のことね 初任の時の子たちから連絡がきた。 俺は、初任校で一年目に担任した学年を、1.2.3と持ち上がって担任し、4年目は、そのまま3年に残って担任をした4年間だった。 つまり、2年間続けて卒業生を送り出したことになる。 その子たちが、節目の年齢ごとに同窓会を開くのでそれへの参加の誘いだった。 もちろん行く…が、なぜか今年は同時に開催なのだ。 なぜ一年違うの

          秋暮れて懐かしき名と文字の文

          二つ星背中合わせに愛の唄

          The Challenge に間に合って、投票までできたから満足してボーとしていたら、決勝進出ありがとうございます 自分に入れた一票が効いたのかもしれません😏 いつものペースでnoteを開くとラベちゃんロハちゃんに心配かけてました ごめんね 決勝に残った試しがないので油断してました さて、二つ星か 先人の句でも読んでみるかと、「二つ星 俳句」で検索をかけてみたら、昔の俺の記事がでてきた わあ 懐かしい…じゃなくて、それだけ先人も詠んでない季語なのね 二つ星ってのは、織姫

          二つ星背中合わせに愛の唄

          星月夜前行く人の背に羽根

          季語 星月夜(三秋) 背は「せな」と読んでもらえるとありがたい。 The Challenge 参戦!今回は滑り込めたか?笑 ハロウィンまで1ヶ月。 すっかり仮装の日として定着した感があり、コスプレとも親和性が高いから、興味ある人には一歩踏み出すのに良い日だろうな。 といっても、俺の周りではまだまだそういった姿が見られることは珍しい。やはり、ある程度「みんなここでは仮装していいんだよ」空間を生み出さないと、自分一人で非日常を維持するのは難しいんだろうな。 そうそう、俺の

          星月夜前行く人の背に羽根

          小鳥来る縁まで蒼き手水鉢

          季語:小鳥来る(小鳥傍題)仲秋 最近はいかにも水道から水が流れ出している手水(ちょうず)もあるが、出所は同じ水道だったとしても、ちょっと手水鉢が苔むしているような風情ある造りになっている方が、何となくありがたい気がするから現金なものだ。 トップ画の燿さんの写真などは、まさに命の連環を感じさせる美しさである。 この写真に添えるには拙いが、一句詠ませていただいた。 らべあろ企画滑りこみ!

          小鳥来る縁まで蒼き手水鉢

          秋分や犬と烏と珈琲と

          ここ2日くらい、めっきり朝夕が涼しくなった。 特に朝は寒いくらいである。 ゴミ出しをした早朝の帰り道、遠くで吠える犬と電線で呼応するように鳴く烏。そして玄関から珈琲の香。 そういえば22日は秋分だったか、と2日遅れに実感したのだった。

          秋分や犬と烏と珈琲と

          名月の大きく見えて山の傍

          んー、これは見たまま俳句になっちゃうか。 もっと言葉の吟味が必要ね。 満月は今日なんだけど、中秋の名月は昨日って面白い。 俺は、裸眼で運転ギリギリ、ちょっと乱視も入ってるせいか、正直なところ昨日の名月も今日の満月も、なんなら明日の十六夜も、多分見分けがつかない。 昔の人は見分けてたんかな。 新月から新月までを数えて、30回夜が来たら新月から新月になるじゃん!って発見して、んじゃその半分で十五夜ね、そこが満月!ってしたんじゃないかな。 って思いつつ、出始めの大きな名月を眺め

          名月の大きく見えて山の傍

          雲影にひとときの秋開会式

          体育大会の予行が終わった。 以前は1日開催をしていたが、熱中症対策で、午前開催になっているので、予行もまた午前の4時間で行う。 行進をとりやめ、開閉会式を座って行ったり、テントの中で行ったりと、いろいろと様変わりはしているものの、やはり暑い! 雲のほとんどない空の下、ジリジリと身を灼かれながら立っているのは、なかなかの苦行である。 ふと、少しだけ影がさした。 見ると、キャベツのような雲が日を遮ってくれていた。 その、影になったわずかな時間のみ、確かに秋だった。日が直

          雲影にひとときの秋開会式

          抜く草のひやりと湿る白露かな

          ちょうど白露のころに毎年自治会の道路愛護作業がある。 暑気を避けて7時からスタートし、頃合いを見て終わる。 俺の所属する班は公園の美化作業。 これから高くなる日を避けつつ、草むしりを1時間余り。 草をむしると時折稲科の草の根を抜いた後から蟻がわらわらと出てくる。根に沿って、巣を作っているのかもしれない。 俳句になるかもなーと、草を抜きながら五七五をひねっていた。 でも、草むしりも蟻も、夏の季語なんだよなー。 ということで、白露の句になったけれど、抜く草はセーフかな?まあ

          抜く草のひやりと湿る白露かな