⁅力まずに読んでください】『スモーカー』One Minute Literature 第十二号

⁅力まずに読んでください】『スモーカー』One Minute Literature 第十二号

 お久しぶりです。いろいろあって、文芸活動できないでいました。  ちょっと、力が湧いたので、書いてみました。  大したことないので、そんなに期待しないでくださいね。  それではどうぞ。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  彼はプレゼンの前に煙でモクモクする喫煙所で、自分も煙草を黙々とさせながら、モクモクと吸っていた。どれくらいそこにいただろうか。周りの人はスパスパと吸っては部屋から出て行き、また仕事に戻っていく。この喫煙所は、なぜか暗か

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【究極野球技術:川相昌弘・打撃編】守備側が”守りにくい”と感じる超一流打者の共通項は”かかとの使い方”

【究極野球技術:川相昌弘・打撃編】守備側が”守りにくい”と感じる超一流打者の共通項は”かかとの使い方”

 球界を代表する名手として、定位置のショートから数多くの強打者と対峙してきた川相昌弘さん。打球方向の傾向を頭に入れながら、バッターの調子やピッチャーとの兼ね合いを考慮し、ポジショニングを微調整していた。そのなかで、どうしても守りにくいタイプのバッターがいたという。引っ張りもセンター返しも流し打ちもある。「守りにくい=打率が高い証」と表現することができる。 取材・文=大利実 落合博満の打撃技術「横向きの時間が長いバッターは、引っ張りもできれば、逆方向に押っ付けることもできる

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【究極野球技術:川相昌弘・守備編】守備は一日にしてならず。カギは「ヒザの角度」と「打球への入り方」

【究極野球技術:川相昌弘・守備編】守備は一日にしてならず。カギは「ヒザの角度」と「打球への入り方」

 堅実な守備を武器に、名手が集まるショートで実に6度のゴールデングラブ賞を獲得した川相昌弘さん。引退後は、中日の一軍内野守備・走塁コーチ、巨人の二軍監督、一軍ヘッドコーチなど、さまざまな立場で育成と強化に関わってきた。今年は阪神タイガースの一軍春季キャンプで臨時コーチを務め、失策数の多さが目立つ若手内野陣の指導にあたった。  守備上達の極意はどこにあるのか。自身の経験談を交えながら、そのポイントを明かしてくれた。 取材・文=大利実 名手・篠塚和典から学んだ「ヒザの角度」

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【究極野球技術:川相昌弘・バント編】優先順位は「コース>打球の勢い」。今こそ示したい、バントの“価値”
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【究極野球技術:川相昌弘・バント編】優先順位は「コース>打球の勢い」。今こそ示したい、バントの“価値”

 犠打の世界記録を持つバントの神様・川相昌弘さん。巨人、中日で1909試合に出場し、通算533個の犠打でチームの勝利に貢献してきた。  無死一塁や一、二塁などの場面で打席に入れば、100パーセント近い確率で送りバントのサインが出る。年齢を重ねてからは、「代打バント」で起用されるケースも増えた。「川相なら、決めて当たり前」の空気の中で、淡々と仕事をまっとうした。  現在は評論家を務めながら、母校・岡山南高校を中心に、高校生や大学生の指導にもあたっている。当然、バントのやり方

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テーマは『疑問文』で設定すべし

テーマは『疑問文』で設定すべし

※カクヨムに掲載していたものの転載です 大学時代の友人に出版社で小説の編集をしているひとがいます。 サイコトのシナリオ制作中、彼には個人的にいろいろと助言をもらいました。助言といっても仕事としてではなく、飲み屋で酒を飲みながら、友人としてフランクかつ忌憚ない意見を言ってもらうという感じです。そこで出たアイデアは正直本編に反映されることはなかったのですが、この物語は面白いのかつまらないのかなど、客観的な意見を聞けたことは大きかったです。シナリオに限らず、いわゆる壁役がいるか

小説とシナリオの違い

小説とシナリオの違い

※カクヨムに掲載していたものの転載です 『サイダーのように言葉が湧き上がる』の小説版が映画公開に先立って発売されました。 小説版はイシグロが執筆しています。子育てに追われながら正月返上で書き上げたので思い入れもひとしおです。普段は絵や映像に直結する仕事が主なので、文字の仕事はいつも新鮮な気持ちで携われて、とても楽しいです。 アニメの制作方法は監督によって違いますが、イシグロの場合、第一歩はシナリオ制作から。ひとによってはイメージボードを先行させる監督もいるようですが、イ

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個性と作家性

個性と作家性

※カクヨムに掲載していたものの転載です 自身初となるオリジナル作品『サイダーのように言葉が湧き上がる』が無事に完成しました。 が、新型コロナウィルスの影響もあって公開は延期に。まあこれはさすがに仕方ないことです。新たな公開日が決まるまでしばしお待ちを。 サイコトですが2月末には完成してまして、現在は次の作品に取りかかっている最中なのですが、幾分時間に余裕ができたので久しぶりにアニメ創作ノートを書こうと思います。 今回は『個性と作家性』。 サイコトはオリジナル作品なの

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偶然性の許容。そしてリアリティレベルのコントロール

偶然性の許容。そしてリアリティレベルのコントロール

※カクヨムに掲載していたものの転載です 日々アニメ作りに身を置く中で、アニメと実写の違いは何だろうか?と考えることがよくあります。 アニメと実写。両メディアの最大の違い。それは偶然性の許容にあります。このトピックは今年最大の話題作『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督との対談(キネマ旬報 2018年7月上旬号)でも語ったことなのですが、改めて、アニメ側の視点で掘り下げてみたいと思います。 アニメは基本的に人の手で描かれた絵が映像になっています。2D作品は筆記用具で、3D

発想の飛躍

発想の飛躍

※カクヨムに発表していたものの転載です イシグロの師匠は渡辺歩さんです。 2013年、『団地ともお』という作品で渡辺さんが監督、イシグロがディレクター(要は助監督)という立場で関わることになりました。渡辺さんはドラえもんで数多くの監督作品を残していますが、中でも『のび太の恐竜 2006』は出色の完成度で、劇場で観た時の衝撃は今も忘れません。ともおのオファーを頂いた時は原作の魅力もさることながら、「あの渡辺歩さんと仕事が出来る!」という巡り合わせに一番興奮したものです。

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Pさんの目がテン! Vol.83 傘とワクチン ピエール・デュピュイ『ありえないことが現実になるとき』3(Pさん)

Pさんの目がテン! Vol.83 傘とワクチン ピエール・デュピュイ『ありえないことが現実になるとき』3(Pさん)

(前記事)  ようやっと、この本を読み終えそうなところまできた。足掛け一年かかった。そんなに難儀するタイプの本でもない。いや、そうでもなかったかもしれない。とにかく、そこに何か踏みとどまらせる何ものかがあったようにも思わないのに、思いのほか時間がかかった。  途中から、期待していたような、科学的厳密性から離れて、観念的な話に滑っていくように思える場所もあって、少し残念に思えたところもあったが、基本的には、頷ける話だった。  まだ半分読めていない状態で、今日はちょっと遠出を