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【京大】バイオディーゼル作った時の「廃棄物」から生分解性プラスチックを作れた!
脱炭素社会に実現に向けて、ヨーロッパを中心に世界各地で植物油などから「バイオディーゼル(BDF)」が製造されている。日本国内でも京都市などでは、廃食用油を回収してバイオディーゼルを生産しており、市バスやゴミ収集車の燃料として用いられている。例えば京都市の方式では、廃食用油とメタノールをアルカリ触媒によるエステル交換反応により脂肪酸メチルエステルとグリセロールに変換する手法でBDFが生産されている。
もっとみる「光のまま考える」ニューラルネットで1秒間に20億枚を画像処理
人工知能(AI)は、予測テキストや医療診断など、多くのシステムで重要な役割を果たしている。そしてこれらの人工知能の多くは、神経細胞(ニューロン)を電気的に同等な電子回路で代替することで人間の脳の神経回路を模した「ニューラルネットワーク」が利用されている。ニューラルネットワークでは、画像などの既知のデータセットをもとに学習を行い、その結果に基づいて新しいデータポイントを認識・分類するために使用されて
もっとみる【東大】ロボット指を培養液に漬けて「生きた皮膚」で覆ってみた
デデンデンデデン、デデンデンデデン。子供の頃、初めて「ターミネーター」を観て、傷ついた肌の下から機械の体が現れた時、その不気味さにゾワゾワが全身を駆け抜けたのを覚えている。この映画は多くの人に「ロボットが人に近づき超えていくこと」に対する恐怖心を植え付けたと思う。
しかしご存知の通り、ターミネーター以降もヒューマノイドに代表される「ロボットを人に近づける」取り組みは盛んに行われている。昨今のアク