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#建築
クライアントの世界の言語を理解するー理想と現実が明らかになった時代に設計者が生き抜くための教科書『建築と経営のあいだ』
創造系不動産の高橋寿太郎さんが執筆された『建築と経営のあいだ』拝読してるけど素晴らしい書籍だと思う。
僕が読んでいる感じでは、これは建築設計分野の人間に対し、ビジネスの世界の言語を分かりやすく伝える書籍のように思えた。
これは、ぼくも編集に関わっている書籍『“山"と“谷"を楽しむ建築家の人生』の中で、建築家の永山祐子さんとのやり取りの中でも語られているのだけど、自分の仕事を説明するときに、相手
モクチンメソッド|危機を好機に転換する現代版「計画的小集団開発」
木賃アパート。ハウジングの戦後史を辿るとき必ず出てくるこの言葉。たしかに老朽化して空室も目立った状態であちこちに見かけるよなぁ~。これは社会問題にもなっていくよな~。などなど他人事に思っていたのですが、ある本を読んで「あ、そうか!いま自分が住んでるアパートも木賃アパートだ!」って、にわかに自分事になってオドロキました。
そんなキッカケとなった「ある本」とは、『モクチンメソッド:都市を変える木賃ア
芸術と技術を融合するディテールに宿る情熱|関本竜太|【ブックレビュー】
北欧を代表する建築家アルヴァ・アールトの美しく機能的なディテールを集めた作品集『アルヴァ・アールトの建築 エレメント&ディテール』に寄せられた、建築家・関本竜太さんによるレビューです。
アールトの建築はディテールである。逆に言えば、ディテールにこそアールト建築の本質は宿っているといえる。
アールトの建築の魅力は、作品集などからはけっして推し量ることはできない。アールトの建築に触れてみたいと、私
青山ブックセンターでトークイベントを行いました。
皆さんいつもご覧くださりありがとうございます。
アーキテクチャーフォト後藤です。
昨日、弊書籍『建築家のためのウェブ発信講義』の出版記念イベントをおこなりましたので、その様子を書いておきたいと思います。
日曜日で、雨の中多くの皆様にご来場いただきました。誠にありがとうございました!
今回のイベントでは、本書にも登場いただいた建築家の連勇太朗さん、川辺直哉さんと3人で、これからの建築設計事務
再整備に欠かせない「世代を超えた生活設計」という視点|【イベントレポート】
密集市街地の防災性と住環境の向上に取り組んできたUR都市機構(以下、UR)の15の事業手法を総覧した書籍『密集市街地の防災と住環境整備』。
その出版を記念して2017年11月21日に行われた東京・密集市街地再生フォーラムに続き、「密集市街地の防災と住環境整備:関西編」と題した出版記念セミナーを2018年2月9日、大阪にて開催しました。
今回はこのイベントレポートを3回に分けてお送りします。
大野
リノベーションの次に起きたのは、建築の◯◯化だった|ナカムラケンタ|【ブックレビュー】
もはや建築家は必要ないんじゃないか。世の中には建築が溢れているし、人口も減っていく。
そんな予感がした建築学生時代に、一つの答えを提示したのが、この本の著者の1人である馬場さんだった。それが「リノベーション」という手法。新築せずに既存の建築を活かすという意味で画期的。まさに薄暗い建築の世界に射す、一筋の光だった。
ただ、そのリノベーションによって、建築家の役割が変わるきっかけにもなったように思
山崎亮さん、『コミュニティデザイン』を語る【後編】studio-Lと東日本大震災のこと
コミュニティデザイナーとして、新たな領域を開拓中の山崎亮さんが、初めての単著『コミュニティデザイン』を著されました。
大学卒業後、ランドスケープデザイナーとして公共空間のデザインに携わっていた時期から、独立を経て現在に至るまで、その仕事の全貌を書き下ろされています。
[聞き手:井口夏実(編集部)]
※初出:2011年4月13日 学芸出版社ホームページにて公開
※編集部注:内容はすべてインタビュー当
山崎亮さん、『コミュニティデザイン』を語る【前編】出版のきっかけ~忽那さんのこと
コミュニティデザイナーとして、新たな領域を開拓中の山崎亮さんが、初めての単著『コミュニティデザイン』を著されました。
大学卒業後、ランドスケープデザイナーとして公共空間のデザインに携わっていた時期から、独立を経て現在に至るまで、その仕事の全貌を書き下ろされています。
[聞き手:井口夏実(編集部)]
※初出:2011年4月13日 学芸出版社ホームページにて公開
※編集部注:内容はすべてインタビュー当
パブリックをどう動かすか|馬場正尊×藤村龍至|【イベントログ】
書籍『PUBLIC DESIGN』やウェブサイト「公共R不動産」で新しい公共空間の扉を開こうとする馬場正尊。埼玉県鶴ヶ島市、川越市、大宮地区で公共施設マネジメントに取り組む藤村龍至。まったく異なる方法論で「パブリック」に対峙する2人が語る、硬直したパブリックの動かし方、人口減少時代の建築家の役割とは。(2015. 4. 21 東京・co-lab西麻布にて)
馬場正尊(写真右)
Open A 代表