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一国一城の梁山泊 ―世界にコミットする『起業』という生き方―

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すべての人は人生に問われている。自分の人生の責任を引き受けることによってしか、その問いかけに答えることはできない。  ――ヴィクトール・フランクル『夜と霧』 人にはいくつもの「… もっと読む
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#イノベーション

W杯から学ぶ経営学:世界中のどこからでもジャイアント・キリングが狙える

W杯から学ぶ経営学:世界中のどこからでもジャイアント・キリングが狙える

大番狂わせが多発した今大会

2022年を締めくくる世界的なスポーツイベントであるFIFAワールドカップでは数多くのドラマが生まれたが、一際目立ったのが強豪国が格下に負けるジャイアントキリングだ。その最たる例は何と言っても日本だろう。グループステージでは、ドイツを下し、スペインまで倒してグループ1位で勝ち抜けた。

日本だけではない。優勝国のアルゼンチンに唯一の黒星をつけたのはサウジアラビアだ。韓

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「一人起業」という選択肢

「一人起業」という選択肢

column vol.858

昨日はゆるやかに挑戦する「パートタイム起業」についてお話しさせていただきました。

本日は、その続きです。

最近、「一人起業」をテーマにした記事を多く見かけます。

例えば、自身のビジネスセミナーの参加者が延べ1万2000人超えしているというネクストサービス株式会社の松尾昭仁さんも幻冬舎ゴールドオンラインで一人起業を推奨されています。

〈幻冬舎 GOLD ONL

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渋谷はますます「起業の街」へ

渋谷はますます「起業の街」へ

column vol.789

昨日、渋谷に12月にオープンするサウナ施設「渋谷SAUNAS」について触れましたが

この街には、さまざまな新しいトピックスが溢れています。

当社代表の谷口正和は、この渋谷の時流の渦に身を置くため、創業以来40年間、オフィスを他の街に移転せずに歩んできました。

特に最近では「起業」におけるトピックスを多く目にします。

本日は「渋谷のスタートアップ」をテーマに、

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「パートタイム起業」のススメ

「パートタイム起業」のススメ

column vol.857

最近、「パートタイム起業」という言葉をよく耳にします。

起業と言えば、退路を断って挑戦するイメージですが、パートタイム起業は会社勤めしながら、ゆるやかに働くイメージ。

まずはパートタイム起業の定義から触れさせていただきます。

会社勤めしながらゆるやかに起業起業家とパートタイム起業家の違いは、事業に充てる時間の長さです。

日本政策金融公庫の基準では、週あたり事

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社員が“成長し続ける会社”を築きたい

社員が“成長し続ける会社”を築きたい

column vol.822

当社では昨日、今日と上期の評価会が行われました。

良かった悪かっただけではなく、社員一人一人の次の成長をどう考えるのか?

そこが一番の命題になっています。

マーケター、クリエイターは自分のアイデアや戦略、センスが売り物。だからこそ、さまざまな個性(特長)が集まった方が良い。

そんなわけで、当社は多様な顔ぶれが揃っている会社なのですが、さまざまなタイプの人が揃

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「起業大国」のつくり方

「起業大国」のつくり方

column vol.712

本日は朝いちで選挙に行って参りました。

今回は、特に経済政策(賃上げ・減税)、改憲(防衛)について、大きな争点となりました。

日本の新しい政治体制に期待しつつ、一方で政治だけでは国(社会)は変わらない。

民間の努力も同時に必要だと考えております。

賃上げ1つとっても、政治家の努力と同様に企業経営陣の努力も求められる。

経営を司る者としては、政治に期待するな

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「ドローン起業」がアツくなる??

「ドローン起業」がアツくなる??

column vol.666

ドローンがアツいのは皆さんもご存知かと思います。

実際、国土交通省のデータによると、ドローンの飛行申請件数は2016年度は1万3535件だったのですが、年々増え、2021年度は7万5049件と急激に拡大。

最近では、専業主婦がドローンの仕事を始めて稼いでいるなんてことがニュースにもなっています。

しかし、今年はさらにアツくなりそうのです。

その理由は、12月

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本当は、中小企業の方がイノベーションが起こしやすい

本当は、中小企業の方がイノベーションが起こしやすい

今日のおすすめの一冊は、成毛眞氏の『2025年日本経済再生戦略』(成毛眞&冨山和彦/SB新書)です。その中から「問題は、自分がどう生きるのか」という題でブログを書きました。

本書の中に「本当は、中小企業の方がイノベーションが起こしやすい」という心に響く一節がありました。

「お金がない。人がいない。中小企業はどうすればいいのだ」イノベーションを進めよと言うと、決まって聞こえてくる声の1つだ。だが

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「イーロン・マスク」に成る方法

「イーロン・マスク」に成る方法

column vol.614

写真:CNN

本日は休日ですが、某商業施設でトークショーイベントを行いまして、無事イベント自体は終了したのですが、施設が閉店するまで撤収作業ができず、その間でnoteを書いています。

こうして毎日小さな努力を積み重ねているので、人生が少しずつでも好転して欲しいのですが(笑)、イーロン・マスクさんの「成功習慣」の記事を読んでいると、若干慎重な見方が必要な気持ちにな

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「消費者」に対する大切な着眼点

「消費者」に対する大切な着眼点

column vol.577

モノではなくコト、「体験」が重要な時代と言われて久しいですが、これは小売業のみならず、全ての企業に当てはまると思います。

例えば、「よなよなエール」で有名な酒造メーカー「ヤッホーブルーイング」がコミュニティマーケティングを実践して、コトを通じて、商品価値の体験を提供しますね。

そんな中、体験時代における重要な着眼点として、『小売の未来 新しい時代を生き残る10の

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「事業承継」に光を当てるエトセトラ

「事業承継」に光を当てるエトセトラ

column vol.530

落語家、桂文枝さんが、テレビ朝日系トーク番組「新婚さんいらっしゃい!」から勇退されるそうです。

〈サンスポ / 2022年1月8日〉

1971年1月にスタートし、3月27日の放送回までで何と…51年2ヵ月…。私の人生よりも長く同番組で司会を務めてこられました。

しかし、78歳の年齢に鑑みて、残念ながらの卒業となりました。

この記事を読んで、日本の「事業承継」

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「神の経営」を学ぶ

「神の経営」を学ぶ

column vol.526

当社は1月6日からスタートということで明日までが冬休みなのですが、やはり三が日過ぎるとお付き合いの企業さんからメールが届き始めており、気持ちの上では営業モードに切り替わっていきます。

ということで、今日明日はアイドリングも含めて仕事について語りたいと思います。

副社長になって丸3年が経とうとしているのですが、これまでは何となく初心者マークで許されていた部分もあり

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「成功企業」の為になる習慣

「成功企業」の為になる習慣

column vol.406

倒産寸前の会社を父から譲り受け、その後業績を回復させ、100億円で売却することに成功した平鍛造の前社長、平美都江さんをご存知でしょうか?

書籍化もされた伝説の経営者なのですが、社長時代、とても大切にしていたことがあるそうです。

それは業績不振でも「高額な寄附」をしてきたこと。

11年の東日本大震災をきっかけに東北へ10年間で1億2000万円の寄付をしています。

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「45歳定年」論の衝撃…!

「45歳定年」論の衝撃…!

column vol.416

昨夜、衝撃のニュースが舞い込んで来ました…。

サントリーの新浪剛史社長が、経済同友会の夏季セミナーにオンラインで出席し、ウィズコロナの時代に必要な経済社会変革について「45歳定年制を敷いて会社に頼らない姿勢が必要だ」と言及。

〈JIJI.COM / 2021年9月9日〉

新浪社長は社会経済を活性化し新たな成長に繋げるには、従来型の雇用モデルから脱却した活発な人

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