人間の数多ある能力の中でも「感性(sense)」ほど曖昧模糊としたものも他にはなかろう。
ワクワク系エバンジェリストの小阪裕司は、感性を「知識や体験の集積に基づく価値判断の尺度」…
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2019年6月の記事一覧
「概念を売る」際の文化説明は、どうあるのが良いのか?
日本文化を外国人にどう伝えるか?ということに頭を悩ませている人は多いはずです。ぼくも、その1人です。
最近、日本の人といろいろと話していて気になることがありました。特に、以下のようなセリフを聞くと。
「ヨーロッパの人に言われたのですよ。日本の人が自分の文化の説明にそんなに躍起になる必要はない。そのままミステリアスで十分、とね。ああ、そうかと思いました」
ぼくはこういう台詞をはく欧州人を山ほど
クリエイターの職業域は、異なるメディアの閾を飛び越える
クリエイターの職業域を考えれると、
従来であれば、
・平面は→グラフィック・デザイナー
・動画は→映像系クリエイター(ディレクター他)
という明確な業務体制があった。
しかし、コンピュータの処理能力の向上で、異なるメディアの閾を飛び越えるツールとしての役割を、コンピュータは担うようになった。そして、新たな職業が生まれた。
20世紀-21世紀の初めに於いては、科学や芸術(技術)の発展は、極度な専門化
演劇集団キャラメルボックスのベンチャーとしての凄さ
日本の小劇場界のトップリーダーとして走り続けてきた、「演劇集団キャラメルボックス」が活動を休止しました。
僕は1999年に初めて生のキャラメルボックスの舞台を見て、雷に打たれたような衝撃を覚え、一時期は役者を目指していました。20代前半で挫折をしてからは、Web業界で働くようになり舞台からすっかり遠ざかっていましたが、昨年ご縁があってキャラメルボックスの公式サイトの運営をすることになり10年ぶり