意味のイノベーション

ユーモア体験デザイナーって何なんw

ユーモア体験デザイナーという肩書に至るまでの経路。 まだ雑然としているが、整理して気づきを得るためにも世に問うてみる。 意味形成のためのデザイン まずは、「デザイナー」と名乗ってみたかったことがある。単純に、その肩書がカッコいいと思っている、という動機であるのだが。 ただし、ここで言う「デザイン」とは、意匠・設計の意味ではない。そのため、プロダクトだったりWebサイトだったりのデザインを目指すわけではない。(もちろん、手段として非常に有用だが、自分にその才がない。。)

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イノベーションの捉え方【意味のイノベーション】

こんばんわ。 企画業務に成就している私ですが、企画という仕事についているからには、facebookやiphoneのような業界や世界を変えてしまうようなイノベーションをいつかは起こしたいと思っています。最近では、イノベーションに関するフレームワークや研究も進んでおり、多くの著書や講演でイノベーションのフレームワークについて学べる機会が増えてきたと思います。 その中でイノベーションの捉え方として、目からウロコを落とされた書籍があります。それがロベルトベルガンティ著書の「突破す

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16世紀のマルセイユで市民資格を得るには「10年間に渡って居住し、不動産を所有し、土地の娘と結婚する」必要があった。

読書会ノート ブローデル『物質文明・経済・資本主義 15-18世紀 日常性の構造』第8章 都市 西ヨーロッパ諸都市の独自性 ヨーロッパのアイデンティティは、絶えず他の諸大陸との関わりあいのなかで説明されてきた。都市についていえば、比類のない自由で自律的な世界として発達した。領域国家の先をいくものだった。 そして農村は都市の植民地だった。 ローマ帝国の終焉で都市の枠組みが失われたが、11世紀以降に都市の再生が急速に進む。それは畑・果樹園などの多様な伸長と共に農村の活力が

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ねえ、みなさん、リラックスしましょうー世界経営者会議をみて、そう思ったのです。

アジャイル、すなわち「素早くあれ」と盛んに言われます。慎重であるために「かたまっている」のは、もう完全にアウト、と。 で、よく言われるのは「失敗しても何かやるのが大切」ですが、およそ失敗かどうかなんてのは瞬間的な状況判断に過ぎないので、「失敗に寛容」を強調し過ぎるのもそもそもどうか・・・と思うのですね。 また、「未完成でもバンバン市場に出せ」との積極風のセリフもよく聞きますが、これ、供給者の一方的ロジックなんですよ。そりゃあ、市場にいる人を実験台にするとあまりに大ぴっらに

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アート思考の典型:イタリアンファッションの創造プロセス

前のnoteで、ミラノを中心としてイタリアの既製服(モーダ・プロンタ)が80年代に世界を制したことを記しましたが(「イタリアンファッションが世界一になった理由」)、イタリアンファッション(既製服)の創造プロセスにおいて、アート思考が典型的に見られます。そこでは、美術を中心とするアートを参照して新たなファッションが創られました。以下でその具体例を見ていきましょう。ファッションであれ、クルマであれ、家具であれ、アート(美術/映画/写真/演劇等)の教養は深ければ深いほど、アート思考

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人間中心の意味を見つめ直した一年あまり

※本文章は、2021年10月末日にHCD-Net会員向けニュースレターに寄稿したHCDコラムの転載です。 前回、コラム執筆の機会をいただいてからあっという間に1年あまりが経っていました。その間、海外のデザインカンファレンスやコミュニティイベントにいくつか参加した中で感じたことは、以前にも増して「人間性への回帰」や「従前の価値観からの転換」、そして「多様な文化理解と倫理観」といったテーマが色濃く扱われるようになったということです。 感染症対策への備えもあって、現代を生きてい

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トランスフォーメーションを阻む3つの壁

巷ではさまざまな“トランスフォーメーション”が言われている。 DX(デジタル・トランスフォーメーション)から、CX(コーポレート・トランスフォーメーション)さらにはSX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)まで、ちょっと前まで「X」といえば“エクスペリエンス”だったはずなのに。 さておき、日本において、それらトランスフォーメーションの取り組みが遅れていると言われつつも、様々な企業や組織、団体のお手伝いをさせていただく機会は増えている。 デザインコンサルティングチ

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イタリアンファッションが世界一になった理由

このnoteでは、1980年代以降、ミラノが世界のファッションの中心になった理由、つまりイタリアのファッションが1980年代以降、世界一になった理由について説明しましょう(記述は拙稿「イタリアのファッションブランドーそのアート思考とデザインマネジメントについて―」『商品開発・管理研究』Vol.18(1),pp.39-68に基づきます[https://researchmap.jp/taro_koyama/published_papers])。 1980年代以降、パリではなくミ

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イタリアにおけるデザインマネジメントの原理

このnoteでは、拙著の結論部分からデザインマネジメントの原理を記してみます。「イタリアにおけるデザインマネジメントの原理」というタイトルですが、本場のデザイン経営のやり方がこれですから、本noteは、「デザインマネジメントの一般的な原理」を説明していることになります(イタリアに限った話ではありません)。まず、冒頭の図は、以下のように説明できます。 「イタリアのデザインマネジメントとは、デザインプロジェクトの出発点である探索的かつ自由なビジョナリー(ブルースカイ)リサーチを

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イタリアにおけるデザインの定義(詳細決定;永久保存版)

前のnoteでイタリア人が考えるデザインの定義について簡単に記しましたが、より詳細に説明してみましょう(拙著の第1章に基づく。なお、本noteは、群盲象を撫でる状態であったデザインとは何か?という問いに対する最終的な定義を与えるものです)。世界No.1デザイン先進国であるイタリアのデザイン理論の全体像がようやく日本に知られるようになりました。官能的かつ魅惑的、そしてかっこよい製品をデザインするための秘訣がここにあります。かっこよい製品をデザインし、上海や北京の国際見本市に出展

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