高広伯彦(Ph.D. of Management Science)
最近の記事
マガジン
記事
ソーシャルメディアの使い方とかブランディングの考え方とかって、自分の考えるソレの範囲が全てなのだろうか?という話〜 THE MOLTSの企業公式アカウントの人格化の件
以下の件です。 これ、一部のインフルエンサーが否定的なコメント出したせいで、それに引きづられるような否定的な意見が多いけれども。 自分の頭で考えた上での同調はいいと思うんですが、果たしてそのとおりなんだろうか?って考えてみてもいいのでは。 さて。 むしろ、こういう実験的な試みに対して、自分たちの考えと違うからって否定的に捉えるほうが、ソーシャルメディアや企業ブランディングの考え方を「自分たちの考えるソレ」の中で縛ってるよね。 例えば、擬人化について、BtoCなら良く
対談記事が2本公開されております: FacebookJapan中村さんとの対談、及び、Microsoft Advertising有薗さんとの対談
さて、ここしばらく、対談やインタビュー記事が続いてます。対談は校正が大変で、話をしている間はスムーズに言ってても、文字に起こすと言葉足らずだなという部分がでてきたり、時間をかけて修正作業を行うようにしています。 今週、2つの対談(片方は後編が来週出ますが)が公開されましたので、以下にてリンクを張っておきますので、お時間あるときにお読みください。 2023/10/02 公開 Agenda Note こちらは Facebook Japan のマーケティング・サイエンス統括執
スタートアップ/ベンチャーはシニア人材をもっと使えばいい。そしてシニア人材は経験・知見をベンチャーやスタートアップに還元を。加えて博士号持ち実務家なら、ベンチャー/スタートアップに貢献するのにいい制度がある。。。という話。
ここしばらく、プレシード、シード、アーリーステージ、ミドルステージぐらいのステージにいるベンチャーやスタートアップの代表や事業開発、マーケティング従事者とミーティングを重ねることが多いのだが、その都度、日本のスタートアップは、「シニア人材の活用」という視点が今はまだ無いのだなと感じる。 米国スタートアップにおけるシニア人材米国のスタートアップ企業などを見ていると、シニア層がボードメンバーなどとして、ファウンダーやCEOら含む若いスタートアップの面々と一緒に働いていることがあ
MRRだけを追い求め、なかなか軌道にのらない事業、多くあるんじゃないか? という話。特にSaaS/サブスクリプション界隈。
今日とあるミーティングでの話になったんだが。 特にSaaS系で、MRRを追いかけることが多いと思うんだが、サブスクリプションなどのモデルでそれだけを追い求めた結果、コスト高になった部分を回収できるようなプライシングモデルになってしまってるところが多いよね、と。 SaaS/サブスクリプションは、テーラーメイドで顧客にサービスや商品を提供するわけではなく、ある程度パッケージやテンプレ化されたものを提供するので、一見「手離れ」が良く、1アカウントあたりのコストも低くなり、そして