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小林一三のマーケティングとB2B業界のマーケティングの話
小林一三翁は、明治時代に大阪の池田市に室町住宅という郊外型住宅地を開発した。
まだその頃の池田市は農村地帯であり、住む土地としてはイメージされにくかった場所だった。
一三翁がその土地を買収したのは鉄道敷設の前、1909年に「如何なる土地を選ぶべきか 如何なる家屋に住むべきか」というパンフレットを発行したり、その土地がその時期の生活者にとって如何に相応しい場所なのかという映像を作ったりと、今でい
某所で話をした、コミュニティを活性化させるポイントについて(短文まとめ)
忘備録的的な意味も込めて、簡単に以下にまとめておきます。
コミュニティを活性化させるポイントコミュニティは3種類
企業がとりあえず(とにかく)作ったコミュニティの場
すでに企業やブランドにエンゲージしているお客さんたちがいて、その人たちが集まる場として企業が作ったコミュニティ (例・よなよななど)
お客さんたちが自発的に作ったコミュニティ。 Uger-generated Community
生活者はマーケティングにおいてAIをどのくらい受け入れるか?についての米国でのレポートより〜シミュラークル化する社会における広告とマーケティングの話ってこと?
先日、東京ビックサイトで開催されたマーケティングWeek及び併催イベントにおいても、生成AI流行りだった。
SEOやコンテンツマーケティング向けのテキストコンテンツを生成AIで作成する、広告コピーを生成AIで多数生み出す、動画を生成AIで作成する、ヴァーチャルタレントを生成AIで生み出すなどなど、主にクリエイティブの領域での生成AI活用が目立つが、営業系、マーケティングオートメーション系、人材系
それって「民主化」なの?
どうでもいい話ではあるんだけどね。
最近、ITやマーケティング業界などで自社のサービスを説明するときに、なんでもかんでも「民主化」って言葉使うようになってるの、モヤッとすることあるんだよね。
民主化ってのは、もともと権力者と民衆といったような逆転し難い力関係やヘゲモニーが存在していたものが、民衆サイドが力を持つようになっていくことですよ。
あるいは民意が反映されるという仕組みになっていくこと
対談記事が2本公開されております: FacebookJapan中村さんとの対談、及び、Microsoft Advertising有薗さんとの対談
さて、ここしばらく、対談やインタビュー記事が続いてます。対談は校正が大変で、話をしている間はスムーズに言ってても、文字に起こすと言葉足らずだなという部分がでてきたり、時間をかけて修正作業を行うようにしています。
今週、2つの対談(片方は後編が来週出ますが)が公開されましたので、以下にてリンクを張っておきますので、お時間あるときにお読みください。
2023/10/02 公開 Agenda Not
記事広告が検索連動型広告よりも獲得目的のマーケティング効果を出すとき・・・と、その理由。
私が日経BP主催の『B2Bデジタルマーケター養成講座』を企画して以来、10年超の友人である佐藤岳氏。その佐藤氏が独立して立ち上げた G-AX のサービス紹介記事より。
また、佐藤氏は私が主宰している『デジタル時代のB2Bマーケティング講座』の修了生でもあり、現在でも時たまチューターとして、同講座の助っ人をしてくれている仲である。
彼が他のB2Bマーケターと違うところは、リード獲得のいわゆるセー
スタートアップ/ベンチャーはシニア人材をもっと使えばいい。そしてシニア人材は経験・知見をベンチャーやスタートアップに還元を。加えて博士号持ち実務家なら、ベンチャー/スタートアップに貢献するのにいい制度がある。。。という話。
ここしばらく、プレシード、シード、アーリーステージ、ミドルステージぐらいのステージにいるベンチャーやスタートアップの代表や事業開発、マーケティング従事者とミーティングを重ねることが多いのだが、その都度、日本のスタートアップは、「シニア人材の活用」という視点が今はまだ無いのだなと感じる。
米国スタートアップにおけるシニア人材米国のスタートアップ企業などを見ていると、シニア層がボードメンバーなどとし
「B2Bマーケティング」と「営業企画」
ここしばらく、マーケティングがうまく行ってないB2B企業の人々と話をしてきていて、今、思考が一つ行き着いたところ。
日本のB2Bマーケティング界隈って、「マーケティング」って言葉のせいで、なんとなくカッコいい、流行りの仕事となってしまっていて、B2B取引というものをに理解しないまま、デジタル広告やデジタルマーケティング人材がスライドしてきてて、結果として、マーケティング人材が潤沢には育ってないの
マーケティングの施策を考えるときに必要な準備(と心構え)
以下の内容をTwitterやFacebookに投稿したら、結構反響があったので、noteにも保存用として転載しておこうと思う。またnoteはboldが使えるので、特に注目してほしい箇所は太字にしておきます。
【マーケティングの施策を考えるときに必要な準備】
1/まず考えること
・誰に
・どうなってほしいのか or どうしてほしいのか
2/次に想定すること
"誰に"の”誰”は現在どのような
B2Bマーケティングにおいて、「コンテンツ」が必要な本質的な理由 〜 B2Bコンテンツ・マーケティングを深いところで考える。
現在、第8期を開催中の『デジタル時代のB2Bマーケティング講座』やコンサル・顧問先で、「B2B企業にとってなぜコンテンツが有効・必要なのか」という話をすることがある。
“コンテンツ・マーケティング”というと、えてしてSEO対策だの、サイト集客だの、リードナーチャリングだの、そういうデジタル領域のプロモーショナルな視点でTIPSめいたものが説かれるものだ。その理由は、コンテンツマーケティングという
タクシー内広告はなぜ“うざい”のか?
「タクシー内広告はうざい」
という話をよく聞く。
それに対しての私の考察は、
・知り合いとか知ってる会社ばかりが出てくるから。
・B2B系の広告が多いので、プライベート空間で”営業”されてる気分になるから(そもそもクリエイティブも楽しくない)
・B2C商材の広告が出ると状況が変わる気もする。
という感じ。
このように考えると、
「広告とそこで提示されてる商品は、関係ない人にとっては
「トライブ Tribe」というキーワードに関する過去の記事やインタビューをまとめてみた。
とあるイベントで、とある有名な広告代理店の人が、「トライブ戦略」ということについて話をしていた。
その中身がソーシャルメディアなどを通じて得られたデータに基づき、広告配信のセグメンテーションデータとして使えます、みたいな話で、全くもって「トライブ tribe」という概念を深く理解できてないのが残念。
というか、例えば「広告を当てる」みたいな言葉を使って説明している時点で、ユーザーによって生成さ
B2Bマーケティング > セールス・マーケティング なんですけどね。(別題:B2B取引におけるマーケティング対象者についてちゃんと考えようよ)
今朝方、某有名メディアにて6月くらいからB2Bマーケティングの特集?連載?がスタートするということで、インタビューを受けていた。
90分ぐらいかな、そのくらい話をした中で、「日本の今のB2Bマーケティング界隈は、B2Bマーケティング=セールス・マーケティングになってしまってる」って話になった。
「プロダクト・マーケティング」の話が出てこない、と。
最近では、「プロダクト・マーケット・フィット
ドラッカーって「営業(マン)を不要にする」って言ったの?
ドラッカーの名言と言われる、
という一文ですが、これを、
という訳文として、「マーケティングがあったら営業はいらん」ととらえてるようなケースをも見受けられます。
当のドラッカーは、その著書、Management: Tasks, Responsibilities, Plactices の中でどのように書いているかと言うと、
なんですね。上記の日本語訳は以下の書籍の一部分が訳されたものです。