イケシタゴウシ

福岡出身。関東で活動する脱真面目系大学生。

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最近の記事

このタイパ主義者にツッコミを!

 この時期はとてもせわしない。2月も終盤。社会が新年度を迎える準備を淡々としているように感じます。社会人の方々は「確定申告やべーっ」「インボイスは〇〇だっ」と、様々な決算の時期も重なっていて、何やら大変そうです。また、受験シーズンでもあります。夕方、受験生とその親が、駅周辺で隣り合って歩いている姿や、学習塾前まで迎えに来ている親の姿なんかをよく目にします。また、私の世代は就活真っ只中の大学生がほとんどです。予定と感情の変動が激しいらしく、友人と予定が全く合わない……。私として

    • サマリーに対する違和感を考える

      言語を介して、つまりは書いたり、対話したりして頭の中に散らかっているものたちを写像してあげることで、自分の世界を構築していきたいと思っている今日この頃です。書くことにおいてはXやBlueskyに代表されるようなツールにメモのようなものを残し、自分と他者に共有しつつ、noteやブログで長めに書く、をしてみるのが一つの方法として有用でしょう。ここで、他者に共有する必要があるのかという問いに対しては、あると言いたい。わたしたちには自己表現が必要だと思っています。言葉という形に残し、

      • 本とコーヒーなど

        生まれてから、あるいはまだお腹の中にいる時から、たくさんの「本」に出会ってきた人は多いのではないでしょうか。幼少期、絵本や日本昔ばなし、グリム童話などを大人に読み聴かせてもらいました。「どんぶらこ、どんぶらこ」というオノマトペは多くの人が桃太郎の一節だと瞬時に思い浮かべることができますよね。また「ぐりとぐら」の表紙って、簡単に思い浮かびませんか。赤と青の帽子をかぶったネズミの兄弟です。小学校に上がると国語の教科書がたくさんの思い出を残してくれました。「くじらぐも」「大造じい

        • リンク

          小学生の時に、最も影響を受けた作品はリック・ライアダン先生の「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」シリーズだ。ギリシャ神話に出てくる神々はまだ生きていて、現代を生きる神々の血を引く英雄が、冒険や激闘を繰り広げ、世界を救うファンタジーだ。初めてといっていいくらい小説に没頭した。図書館にはなく、母親にねだって天神のジュンク堂で全巻買ってもらった。何回も読んだ。 小学5年生だったか6年生だったか。とある授業で、小説を書いてみようという授業があった。お馴染みの作文用紙が配られ、

        このタイパ主義者にツッコミを!

          シン・ネンド

          2023.9.18 21歳初日、東京駅日本橋口から徒歩5分、「アナザー・キュウシュウ」に訪れた。木を基調とした店内に、カフェも併設されており、落ち着く空間の中にも何かワクワクする雰囲気が漂っている。ここは地域産品を取り扱ったセレクトショップ。今は九州特集が展開されているようだ。飫肥杉や、小浜の染め物、天草更紗、うなぎの寝床など、九州出身の私にとって聞き馴染みのある名称やものが、多く取り扱われていた。せっかく横浜から足を運んだのだからと、小浜の「アイアカネ工房」のてぬぐいと、

          大学生が宮崎で1ヶ月間自分と向き合ったら、5キロ太っていた話

          私は沈黙した。確かに何かに対して、恐怖心を抱いている気がしたからだ。 ヤッチャの学校大学生の私は、長い春休みのうちの1ヶ月間を使い「ヤッチャの学校」という宮崎県日南市を舞台とした地域留学プログラムに参加した。簡単に説明すると、 「地域を通して、人と自分と向き合う1ヶ月」 というコンセプトのもと、パートナー企業との活動をベースに大学生6人が1ヶ月間、共同生活を送るというものである。 なぜ参加したのか友人の紹介でこのプログラムを知ったわけだが、横浜在住の私がなぜ、遠く

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