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家庭で出来る幼児教育2023.3まで

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ご家庭でも簡単に取組める幼児教育のアイディアをご紹介しています。 幼いお子さんと過ごす日常生活に取り入れ、親子で楽しんでいだけたら幸いです。
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記事一覧

遊びながら学ぼう~早口言葉編~

遊びながら学ぼう~早口言葉編~

幼児のお子さん達のお喋りを聞いていると、しゃべり方や速度、声のトーンなどに一人一人の個性が出ていることに気付きます。もちろん、幼いお子さん自身が「こう話してみよう。」と意図している訳ではないでしょう。だからこそ、その個性を大切にしてほしと常々思います。「うちの子、お喋りが上手でなくて・・・」「発音がはっきりしないので、聞き取り難くて・・・」といったお子さんのお喋り、発音に関するご相談は少なくありま

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『やっぱ、中受じゃ遅い感じ?』美容師さんと学習相談。

『やっぱ、中受じゃ遅い感じ?』美容師さんと学習相談。

先日、美容院に行った時のこと。担当さんと会話の流れから《お受験》の話題になりました。でも、この方、お父さん??微妙な感じだったので、思い切って尋ねてみると、何と!4人のお孫さんのお祖父様でしたーー。全然、見えない…。あと数年で60歳になると笑っておられましたが、いやいや、若い!そして、お孫さんのお話をしている時に出た質問がタイトルのものです。担当さん曰く、学区(校区)の学校が荒れている、評判が悪い

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子どもが先生!立場逆転、その効果。

子どもが先生!立場逆転、その効果。

写真はキャナルシティにある《ラーメンスタジアム》の元祖トマトラーメンです。初めて食べた時は、やや警戒していましたが…《イタリアンヌードル》とでも言いましょうか…あっさりしていて、癖になる味です。トマト好き(私と娘。珍しく好みが被った!)の方、是非、一度食してみて下さい♪

先日のレッスンでのこと。この日は、動物の絵を見ながら、《特徴や知っていることについて説明する》おけいこをしました。小学生のテス

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tomo先生に聞いてみよう《インタビューごっこ》

tomo先生に聞いてみよう《インタビューごっこ》

9月になり、新学期が始まりました。子ども達、大丈夫かなぁ?と心配していましたが、皆、元気に登園・登校しているようで何より一安心です。特に言語力、語彙力に関してはやはり《集団生活》の力は大きいと感じています。子ども達から出る言葉、ボキャブラリーが一気に増えた!そう実感する日々です。

さて、タイトルにある《インタビューごっこ》は毎年恒例というか、幼児のお子さんとの定番レッスンです。入会して、そろそろ

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読解力を身に付け文章題に強くなろう《国語編》

読解力を身に付け文章題に強くなろう《国語編》

以前、文章題を解く力を身に付けることは、全ての教科に通じる力になると記事の中でお話しました。私が繰り返し述べていることの一つに、《国語力》の重要性があります。理系科目がもてはやされる昨今・・・国語の存在は影を落とし、算数や理科の方が「出来るとかっこいい!」という風潮さえ感じます。しかし、国語が出来ることだってかっこいいし、素敵です!国語力、中でも《読解力》を養うことで、他の科目のとりわけ文章問題に

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音読+書写を1セットで楽しく文字練習

音読+書写を1セットで楽しく文字練習

『小学校に入るまでには、50音が全て書ける必要がありますか?』『カタカナがまだ書けませんが、大丈夫でしょうか?』など、お子さんの文字(あいうえお)に関する心配、不安を抱いている保護者の方は多いです。文字への興味を持つ時期はお子さんによって違います。周囲のお子さんが文字が書けるようになり、お手紙のようなものを交換し始めることで、『私も!!』『僕も!!』と文字を書くようになるお子さんもいます。一方、ど

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チャレンジ!!文章題作り

チャレンジ!!文章題作り

幼児のお子さん達とのはじめての数のおけいこは、おはじきを使ってスタートします。焦らず、しっかりとおはじきで《数の概念》を体感させることが大切です。おはじきでの数の扱いがスムーズになった頃から、ペーパー学習をスタートします。はじめは、りんごや動物など絵付きのものを用意し、出来る限り数をイメージし易いようにします。数を数える際は、出来るだけ指は使わずに、おはじきや絵、○を使って数えるようにした方が後々

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ポケモンと学ぶ、ポケモンで学ぶ《ポケモン図鑑》は優れた学習教材

ポケモンと学ぶ、ポケモンで学ぶ《ポケモン図鑑》は優れた学習教材

さて、今日の絵のモデルさんになってくれたポケモン!何というポケモンか分かりますか??分かった方は是非、コメント欄で教えて下さいね♪ヒントは・・・分類はフルーツポケモンです。

以前、noteの記事で「tomoとポケモンしりとりをしてくれる生徒さんをお待ちしています」と書いたことがあります。そして、なんと、その後、ポケモン好きなお子さんが入会して下さったのです。どんな願いでも言葉にしてみるものですね

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それ全部「きのこ!」ではありません。種類と特徴を覚えよう

それ全部「きのこ!」ではありません。種類と特徴を覚えよう

絵カードやワークをしていると例えば《しいたけ》を見たお子さんが『きのこ!』と答えることがあります。もちろん、しいたけはきのこの仲間ですから間違いではありません。しかし、絵柄が明らかに《しいたけ》を表している場合や絵しりとりなどの際は《しいたけ》と答えてほしいところです。絵しりとりの場合、ここで《きのこ》を選んでしまうと後が上手く繋がりません。これは《きのこ》に限らず、《魚》《肉》《花》などでも同様

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手紙のあて先はサンタさん!クリスマスへの準備開始

手紙のあて先はサンタさん!クリスマスへの準備開始

12月も近くなりレッスンでは《冬》について学習しています。冬はクリスマスやお正月など子ども達が楽しみにしているイベントが盛り沢山の季節です。特にクリスマスの一番の楽しみはやはり、プレゼントではないでしょうか。お子さんの年齢にもよりますが、クリスマスへの準備としておすすめしたいことは・・・

○サンタさんへお手紙を書く・・・文字が書けないお子さんは絵手紙でもいいですね

○大切な人へクリスマスカード

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手作りカルタ~冬の遊び支度をしよう~

手作りカルタ~冬の遊び支度をしよう~

段々と肌寒い日が増えてきました。幼児学習の観点から言うと11月の時期は《秋》です。『こんなに寒くなってきたのに??』と不思議に思うお子さんが居るのは当然です。入試においても季節を問う問題を出題する学校は年々減ってきました。しかし、せっかく春夏秋冬の移り変わりを楽しめる日本に生まれたのですから、四季を感じ、楽しんでほしいと思います。教室では今週から《冬》の学習に入っています。冬を様々な角度から子ども

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絵を見て素敵なタイトル付けに挑戦

絵を見て素敵なタイトル付けに挑戦

【タイトルを意識させる読み聞かせ】

絵本の読み聞かせをする際は必ず「本の題名(タイトル)」を読み上げてから本文を読むようにして下さい。出来れば次のような流れがいいと思います。

1:絵本のタイトルを読み上げる

2:「はじまりはじまり~」など定番の掛け声を入れます→これは「今から絵本を読みますよ」という集中スイッチを入れる合図です

3:本文を読みます

4:「(今日は)おしまい」絵本の読み終わ

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インタビューごっこ番外編「どっち?どれ?選択肢のある聞き方」

インタビューごっこ番外編「どっち?どれ?選択肢のある聞き方」

以前ご紹介した【インタビューごっこ】お家で取組んでいただけたでしょうか?インタビューごっこに限らず、お子さんに質問をする時にはまず「いくつかの選択肢を与える」このことは言葉を引き出す重要なポイントとなります。例えば『何の果物が好き?』『食べたい?』と尋ねた際、子ども達の頭の中には『果物』というキーワードと『好き』や『食べたい』という言葉が一気に押し寄せる感覚になります。すると、スムーズに好きな果物

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簡単10分!「お家でおけいこ」⑨「インタビューごっこ応用編」

簡単10分!「お家でおけいこ」⑨「インタビューごっこ応用編」

お家でおけいこシリーズ9回目の今日は「インタビューごっこ」です。インタビューごっこについては以前、私の記事でも触れたことがありますが、親子で楽しめる遊びであり、お子さんの言葉を引き出し、相手の話をしっかり聞くためのおけいこの一つです。是非、お家でチャレンジしてみて下さい。

「インタビューごっこ応用編」学習目安時間:10分:用意するもの:絵カード、おもちゃのマイク(より盛り上がります)

「応用編

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