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好きなnote

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私の好き!と感じたnoteをまとめています。素敵!わかる!枕元に置いておきたい!と感じたnoteばかりです。ぜひのぞいてみてください。
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#コラム

ラベルのないわたし。

ラベルのないわたし。

自分の職業になまえをつけたがる。
美容師です。とか、デザイナーです。とか。
あなたは何者なの?に答えるラベルのような。
私にはいま、それがない。
派遣OL?なんか違う。
いや、そうなんだけど。

元々が美容師だったせいか、なにしてるの?と聞かれた時に「○○です!」とひとことで説明できる何かがほしいのかもしれない。

では、そういう職種にいけばいいじゃないか!

私の中のわたしがそう言ってくる。

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きみも【卒業】してしまうのか

きみも【卒業】してしまうのか

通り沿いの雑多な居酒屋で、夜風に吹かれながら飲むハイボールは最高だ。

「きみがいつまでも若くて安心した」

ジョッキに入った氷を鳴らしながら、友人は言う。同い年の彼とは23歳の時に森美術館で出逢った。意気投合して小松(およそ六本木にあるとは思えない大衆的な居酒屋)で飲んだのを覚えている。

当時、彼はM1、私は社会人1年生だった。理系と文系、業界も立場も違う。それでも、お互いに好きなものは

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続・住んでるマンションを退去したら被告になった話

続・住んでるマンションを退去したら被告になった話

前編はこちら→ https://note.mu/sirisiri/n/n997a1beb317f

被告になってから、私の生活は一変した

例えば、満員電車で足を踏まれた時に謝られたり

お酒を飲んで記憶がなくなるほど酔っ払ったり

友達と美味しいローストビーフを食べたりするたびに

「被告なのにすいやせん…」

みたいな気持ちになった

(些細な変化)

一方、彼は休日を返上し「答

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25歳で社会人兼大学1年生。必死に人生を取り戻そうとしていた #社会人1年目の私へ

25歳で社会人兼大学1年生。必死に人生を取り戻そうとしていた #社会人1年目の私へ

はじめて就職したのは25歳。人より遅れての社会人スタートだった。
プライドが高く、劣等感も強い人間の社会人&大学デビュー戦。
それまでの夢ごっこが終わり、みっともなく無様になりながら、どうにか社会と向き合おうとする男の記録になる。
仕事に向き合っている方は、最後の1文だけでも読んで欲しい。

仕事が出来ないのに、プライドが高く人に聞けない困った奴学歴、職歴、コネ、スキルもない25歳。あるのは無駄な

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「女はどうせ顔でしょ」って本気で思ってないよ

同性である女の友達がたまに、「でもやっぱりなんだかんだ結局顔って大事になるじゃん」と言うことがある。一人ではなくて、何人かそう言っている友達がいたと思う。

「そんなことないよ?!」なんて噛み付いたりはしないけれど、納得したことはない。「やっぱり顔が大事なのか・・・」と思ったり、落ち込んだりしたことが、一度もないからだ。

わたしはちょいぽちゃな体型だし、顔も普通だし、肌は黄色で弱いし、決してわた

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日傘をさし、パジャマを着用する男

日傘をさし、パジャマを着用する男

今年から日傘を導入した。もう手放せない。

「日傘=女性のもの」というイメージがあり、7年くらい買うのを躊躇していた。購入の決め手は主に次の2点。

① 自分が満足するかが大事で、他人の目はどうでも良くなってきた
② やせ我慢が嫌い

日傘をさす側の人間になったら最高だった。僕のアイデンティティは何も揺らぎはしない。
ビバ日傘。I'm always with 日傘。ゆりかごから墓場まで ~日傘を添

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何かを「好き」と言うことすら、インターネットのせいで自粛するようになった

この間このツイートに言及して、人は同じ山を登っているのではなくて、一人ひとりが違う道を歩んでいるのだから、上とか下とかないはずなのだ、というブログを書いたのだけれど、また似たようなことを今日思った。

それはちょっとした趣味など、自分が好きだなと思うことに関しても「どのくらい好きか」がインターネットのせいで定義されがちだということだ。

例えば、カラオケが好きなら週にどのくらい行って何点くらい出せ

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ブレない自分というものは

ブレない自分というものは

心、穏やかに居たいものだ。

ウユニの波のない一面の薄い水の膜のように。広く。永遠を想像させるように。

少しでも長く、もう大丈夫だと、ただ思っていたいものだ。

私の軸は、その一面の薄い水の膜だ。太陽も月も、雨だって全部を吸収して美しく映わす。風に揺れる日があっても、歩く人にバシャバシャと水面をみだされることがあっても、そのままを、私の世界だからと全部を受け入れる。そんなマインドに帰ることができ

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街は、きっと自分を選んでくれる。

街は、きっと自分を選んでくれる。

「どんなところに住みたい?」そう聞かれたら、思い浮かべる特定の場所がある人は多いのだろうか。就職を機に上京したけど実は地元に住みたい。と感じている人もいれば、自分の地元は田舎だからもっと都会に住んでみたいと”憧れ”を胸に抱く人もいるはず。

私は、どうだろう。

生まれも育ちも大阪で、ほぼ23年間の全てを地元で生きる私は、あまり地元に愛着を持たないで生きてきた。何にもないわけではない中途半端な田舎

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【新社会人へ】どうしてみんな新社会人に「会社が合わなきゃ逃げろ」と言うの?

【新社会人へ】どうしてみんな新社会人に「会社が合わなきゃ逃げろ」と言うの?

こんにちは、矢御あやせです。

遂に新元号が発表され、いよいよ平成もクライマックスですね。

【画像】さすがいらすとや、仕事が早い

新元号・令和が発表され、いよいよ新年度。

テレビは元号の話題ばかりですが、Twitterは元号に負けじとある話題でもちきりです。

それは、新社会人へのメッセージ。

早速、新社会人が裸足で逃げ出すような恐ろしいメッセージの数々がTwitterランドを多数駆け巡っ

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書きたい気持ちの源は、「怒り」かもしれない

書きたい気持ちの源は、「怒り」かもしれない

「なんで毎日書いてるの?」と聞かれたとき、いつもうまく答えられなくて考え込んでしまう。

先日のnoteに書いた「営業が下手だから書き続ける」というのも本当だし、「noteという場所が好きだから」も真実だ。「一度書くのを辞めたら二度と書かなくなりそう」という不安もあるし、単純に「続けることだけが取り柄だから」も否定できない。

でも、なんだかそれだけだと少し足りない。

最近ぼんやり考えていて、一

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わがままはこだわりに、変なところは特徴に

社会人4年目だけれど、1年半以上勤められた会社が4社の中でひとつもない。

心ではなんとか地に足つけて頑張りたいと思っているにもかかわらず、半年〜1年半のどこかのタイミングで体と心に不調が表れしまって、早く解放されたいと願うようになってしまう。

ひとつのことに専念して技術を磨きたいと思っているのに、いざやっているとひとつのことじゃ息が詰まりそうになって落ち着かなくなる。

マルチ・ポテンシャライ

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家という、いちばん小さな社会のなかで

私はいま、同居人とふたり暮らしをしている。いっしょに暮らし始めて、そろそろ9か月くらいだろうか。

「同棲」という言葉を使うと、なんだかこう、情熱的?パッション?なイメージをもたれがちなのだけど、私たちの場合はわりと現実的な理由(=生活費を節約したい)があって一緒に住み始めた。

それもあってか、さいしょの頃からどこかしら、同棲というよりは「共同生活」に近い空気感のなかで暮らしている。

たとえば

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